- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274068850
作品紹介・あらすじ
丁寧な解説とポップな例題で本物のHaskellプログラミングを習得できる入門書。
原書の"Learn You a Haskell for Great Good!"は、型、遅延評価、モナドといった難しい概念にも自然に慣れていけるよう工夫された構成、他の言語経験者への配慮に加え、原著者による楽しいイラストによって、もっとも分かりやすいHaskell本として、高く評価されています。
感想・レビュー・書評
-
すごいH本の略称で世間賑わせてる本書です。意外と厚くて400ページ近くあります。見た目と裏腹に重い。
Haskellの入門書にあたります。目的地としてはモナドの効果、仕組み、扱い方がメインになると思います。もちろんhaskellに入門できます。読み物な感覚で読みました。
6章7章あたりでテンション上がってきて、10章あたりで本気だしてきて、14章までの流れ、面白いし、すごいし、楽しいです。
Writerモナドなんかは怖いぐらい自然に理解できました。モナドのすべてなんか何度も読んだのになぁ。私にもモナドが扱えるよ!(たぶん
型クラスの説明なんかも他の書籍よりずっと詳しく説明があって、いろいろすっきりしました。
同じくhaskellの入門書になるであろうプログラミングHaskellとはゆく方向が違うので合わせて読みたいですね。続く道はReal World Haskellなどを。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ファンクタ -> アプリカティブ -> モナド
という中盤の説明順序がとても分かり易く,
なんのためにどんな機能があるのか, 納得させられます. -
Haskellの解説で分かりやすいものはネットでも書籍でもなかなかありませんが、この本は、とても分かりやすく解説されています。
文法書というよりかは、モナドをどう使うかということを目標にして解説が進んでいくので、ある程度Haskellの知識があったほうがすんなりと理解できると思います。 -
関数型言語がなんでイケているのか気になったので読んでみた。
普通のプラグラミング言語とは違い変数は無く、全て関数と定数で表現する。
変数が無いからforとかwhileとかのループも実装できないので、いろんな処理は再帰で表現する。
変数が無いことでプログラムの出力が予想しやすくなるし、複雑なループを再帰で表現することでプログラムが簡潔になる。
結果として、バグの少ない安定したプログラムを書くことができる。説
実際の現場ではほぼ使われてないらしいけど、そういうところも玄人感があってカッコいい気がする。
教科書的な本だけど分かりやすく最後まで読むことができたし、もうちょっと勉強してみたくなった。 -
途中まで読んだ
-
初学者に最大限気を配る構成になっており、Haskellこわいと尻込みすることなくステップバイステップで進められる。しかし、初学者に気を配られているとは初学者を脱した者だから言える言葉である。またHaskellが怖くないことは伝わるのだが、平易な言葉であるとはいえ当然内容には一定の難解さも伴っている。
本書のみでHaskellを理解することは難しいが、別の勉強手段や書籍と合わせて読むことで相互補完的に「あそこで言う○○はこういうことか!」と理解できる点は多い。 -
Haskellプログラミングの入門書。理図書 007.64||L67 12038753
-
圏論は概要だけ知っていた。
ファンクター→アプリカティブ→モナドと流れて非常にわかりやすかった。
時々、かゆいところに手が届くような補足があり、非常に助かった。 -
難しいな
-
評判通り、いい教科書だった