遺伝的アルゴリズムの基礎: GAの謎を解く

著者 : 伊庭斉志

• オーム社 (1994年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

話題の遺伝的アルゴリズム(GA)を解き明かしました。GAとは何か、GAは何に使えるのかをわかりますく解説。問題解決手法のいくつかにGAを適用した場合や、人工生命への応用、遺伝的プログラミングへの応用など、新しいアプローチを紹介。

感想・レビュー・書評

[naokoさんの感想 · 2006年7月27日]

１章　GAの扱う世界
２章　さまざまな問題にGAを適用してみよう
３章　GAの最適値探索
４章　GAの理論的背景と最近の研究
５章　遺伝的プログラミングへの応用
６章　人工生命への応用

<review>
GAの入門書。サンプルプログラムなし。メンデルの法則から解説してくれてわかりやすい。２章の問題は離散的最適化問題（巡回セールスマン問題、Nクイーン問題、囚人のジレンマ、ブール関数の充足問題）を解いていて、最後に実際的な応用例をいくつか示している。３章はスケーリング技法、選択方式、GAオペレータに関して深くやってて、あまり最適化の参考にはならない。後半は読んでない。