- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784274226298
作品紹介・あらすじ
より良いプログラマになるための実践的アプローチ
本書は、Andrew Hunt and David Thomas、 The Pragmatic Programmer 20th Anniversary Edition (Addison Wesley、 2019)の日本語版です。
本書は、より効率的、そしてより生産的なプログラマーになりたいと願うソフトウェア開発者に向けて、アジャイルソフトウェア開発手法の先駆者として知られる二人により執筆されました。経験を積み、生産性を高め、ソフトウェア開発の全体をより良く理解するための、実践的なアプローチが解説されています。
先見性と普遍性に富んだ本書は、入門者には手引きとなり、ベテランでも読み直すたびに得るものがある、座右の一冊です。
感想・レビュー・書評
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第一版は図書館で借りて★★★★★だけど未購入だった。第二版は購入。内容が現代的になっている。相変わらず名著であり、プログラミングを志す若者にはぜひ読んで欲しい。オッサンであっても自己流でプログラミングを身につけた人はスキルを棚卸しする役に立つはずだ。
ただ、本を読んで欲しい人こそなぜか自分で発明した独自技術にコダワリ、大体できている人が本談義をするというのが実情。最初は概念的な記述が始まるが、設計・実用面での普遍的なアドバイスも豊富だ。
原理・原則に始まり、設計、コーディング、テスト、開発プロセスなどの幅広い話題を取り扱う。
コードはElixirやRubyが多いが、それらを知らなくても、丁寧に読解すれば、筆者らが伝えたいことは理解できる。 -
伝説の名著が改版されたのでまた買って読んでいる。私は仮にもプログラマとして10年くらいやっているので、想像も付かないような内容というのはほとんど出てこない。口の悪い人なら当たり前のことばかりが書いてあると言うかもしれない。出てくる項目はほとんどすべて、「わかる、そういうことあるよね、、、」となるようなことばかりだ。
しかし、ここに書いてあることをすべて暗記して常に述べられるようにするというのは簡単なことではない。「言われれば思い出す」ような教訓がいつでも手に取れる状態で良くまとまっていれば、それは拠り所として常に私たちを助けてくれることだろう。 -
初版は読んでいますが、大分昔なのと色々変わっていそうなので改めて読了。
人によってはストイック感はあると思いますが、大事にしたい習慣や考え方が詰まっていると感じます。
ITエンジニア的には繰り返し読みたい一冊です。 -
重厚な内容だった。
プログラム書いたりする仕事をしているが、達人にはまだまだ遠いなぁと。
後半のアジャイルな開発は「アジャイルサムライ」にも書いていたことだったのでふんふんと思いながら読みました。
バージョン管理、リファクタリング、テスト駆動開発は徐々にできつつあるのかなぁ、、、
達人プログラマーになるためには?
1.アーリーアダプター/新しい物好き
2.研究好き
3.批判的
4.現実的
5.何でも屋
あなたはどれが当てはまりますか?
→私は2,5辺りかな
自分のpcにコーヒーをぶちまけたとき、新しいpcの設定を自分の使っていたpcの設定と同じ状態にするには、どれだけ時間がかかるか
→バージョン管理をする意味がここにもある。
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1章・2章の内容だけでも読んでみると良いかと
ネットに転がる要約記事を見てビビッと来たら手にとってみて -
達人プログラマー(第2版)
David Thomas氏, Andrew Hunt氏による、プログラマーが熟達(達人)に至るための実践的アプローチをまとめた著書です。
初版から20年経ち、内容を現在に合わせブラッシュアップし、第2版として出版されました。
非常に評判の高い本です。
【本書で学べること・考えること】
- より効率的、生産的なプログラマーになるための実践的なアプローチ
- 哲学(心構え・考え方・習慣)
- ソフトウェア開発のセオリー
- ツール
- デバッグ
- プログラミングを進め方
- 分離・継承・設定の注意点
- 並行性
- コーディング時の注意点(アルゴリズム・リファクタリング・テスト)
- プロジェクト開始前の注意点(要求・協働・アジャイル)
- プロジェクトの進め方
読んでみての感想です。
ソフトウェア開発に携わる人は、是非、一読して欲しい本です。
ソフトウェア開発全般についてベテランの知見・アドバイスを得られます。
読む人のレベルに合わせ、読むたびに気付きがありそうです。
唯一残念なのは、各項目の見出しが独特の凝った表現のため、直感的にわかりにくい点のみです。
名前は大事ですね。 -
ITエンジニア本大賞より (https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award)
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特に1章の哲学が良かった。
自分が使う技術への関心は最近強くなってたので肯定された感覚を持った。なんだか嬉しい。
あとは対人コミュニケーションに関しても言及していたのが良かった。達人はコードが書けるだけでなくコミュニケーションもピカイチ。周りにいる達人と思ってる人も同様なので納得。
2章も良かった。達人が書くコードは変更が容易で、それを実現する要素が載っている。ただ方法論は少ないので、それは別書籍で補いたい。
3章以降は少々読みづらかったが、一気読みしたせいか集中力書いたのもある。逐一眺められれば。 -
読了日:2024/01/05
新卒一年目のエンジニアには難しい。
文章を読むことはできても、理解できたとは到底思えない。
一方で、先輩エンジニアがアドバイスしてくれることが散りばめられていた。
実務経験を積んでもう一度読みたい。