コグニティブインタラクション 次世代AIに向けた方法論とデザイン

  • オーム社 (2022年7月21日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 7
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 / ISBN・EAN: 9784274228896

作品紹介・あらすじ

人と自然にコミュニケーションするAI、ロボットを設計するための入門書。
コグニティブインタラクションは、従来の認知科学や情報科学だけではなしえていない、「状況に応じて、人と自然に、かつ持続的にインタラクションが可能な人工物を設計するための基礎理論」です。本書は、その入門書です。
AIやロボットが人の社会生活にとけこむためには、人と協調行動をとれなければいけません。それには、コミュニケーション、つまり、意思疎通の能力が欠かせません。しかし、言語によるコミュニケーションよりも、非言語情報によるインタラクションのほうが重要になることがよくあります。相手が人であれ、動物であれ、AIやロボットなどの人工物であれ、人は相手の意図や欲求などの心的状況を読み取り、それに適応した行動をとるという、コグニティブ(認知的)インタラクションを繰り返すことで、円滑に対話を行っていると考えられるからです。
第1章では、人とAIのインタラクションについて、人どうしのインタラクションや人と動物のインタラクションをベースに考える枠組を説明しています。第2章では、インタラクションを分析していくための概念や方法を説明しています。続く第3章では、取得したデータをモデルベースで分析するために必要な、データの表現方法について説明しています。最後の第4章では、第3章までに学んだ基礎的な概念や方法を用いて、実際にどのようなインタラクションの分析が可能なのかを、これまでの事例の中から特に興味深いものに絞って説明しています。
本書を読むことで、人どうし、あるいは人と動物の間のインタラクションで起きていることを理解するためだけでなく、人と自然にコミュニケーションするAI、ロボット、そのほかの人工物を設計するための基本がわかります。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • AIの技術的な話が多く、ちょいむずに感じた。予備知識が必要?

  • 【電子ブックへのリンク先】
    https://kinoden.kinokuniya.co.jp/muroran-it/bookdetail/p/KP00068721/
    学外からのアクセス方法は
    https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#kinoden
    を参照してください。

  • 請求記号 007.1/U 32

全7件中 1 - 7件を表示

植田一博の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×