Pythonで学ぶ効果検証入門

  • オーム社 (2024年5月21日発売)
5.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784274231162

作品紹介・あらすじ

Pythonで効果検証の実務を学ぼう!

この本は、効果検証を実務で行いたい方に向けた入門書です。
実務応用しやすい3つの分析手法(A/Bテスト・Difference in Differences(DID)・Regression Discontinuity Design(RDD))について、現場で実際にぶつかりやすい課題をミニストーリーなどで指摘しながら、その対応策や考えかたを示し、Pythonで実装していきます。

とくにA/Bテストについては多くの紙面を割き、複数のデザインパターンや分析手法を紹介します。
また、DIDとRDDについても、ミニストーリーなどを交えて適用できる条件を具体的に例示しつつ、間違った分析結果を算出してしまわないよう丁寧に解説を行います。

本書では、全体をとおして、ビジネスの現場で必要とされる知識と理論的な基礎との乖離に着目し、その乖離を埋めるような説明を心がけました。あくまで入門書であるため理論的な説明は控えめになっていますが、参考文献やブックガイドから、より専門的な論文や書籍にアクセスできるようにしています。

本書を読了することで、基本的な効果検証の手法を理解し、Pythonで実装できるようになります。さらに、陥りやすいアンチパターンや、効果検証を通じて組織に貢献するための考えかたなど、データ分析の実務者に必要とされる知見も身につきます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 軽い表紙とうってかわって内容は本格派
    実務で使う因果推論手法に絞っているが、A/Bテストについては類書にないかなり詳しい解説
    実務者が変に迷ったり、慣れない手法を用いて間違った施策を打つのを戒めるのに役立つ
    素晴らしい書籍

  • 9月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003697726

  • 請求記号 417/Y 64

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

2011年、立教大学経済学部卒業。2013年、ノルウェー経済大学修士課程修了後、サイバーエージェント入社。入社後は広告代理店で広告効果検証等を行い、2015年にアドテクスタジオへ異動。その後は機械学習の応用や、機械学習が使われている状況下でのデータ分析や効果検証を主な業務とする。2016年よりAI Lab経済学グループを設立。2019年よりData Science Center副所長も務める。2022年より主席データサイエンティスト。著書:『効果検証入門』(技術評論社、2020年)『施策デザインのための機械学習入門』(技術評論社、2021年)

「2023年 『因果推論入門〜ミックステープ:基礎から現代的アプローチまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

安井翔太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×