自然と生体に学ぶバイオミミクリー

  • オーム社 (2006年2月1日発売)
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本 ・本 (404ページ) / ISBN・EAN: 9784274500657

感想・レビュー・書評

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  • バイオミミクリーとはどういう思想なのかを説く本です。
    「サイの角」のエピソードより。角ほしさにサイが殺される→狩猟禁止→密漁→政府が生きたままサイの角を切る事業を→在庫のツノの価値をあげるために、そのサイが殺される、という状態に。では本物のサイの角にそっくりなものを開発して、この流れを止めてしまおうと。これもバイオミミクリーであるというのです。工業製品の効率化のために生物をまねる、というイメージが強かったのですが、ここは「目からウロコ」。
    個々の事例も多少は出てくるものの、生き様的な話も多く、技術よりも精神的な面が大きい本でした。

  • 久々の更新。
    Innovation Inspired by Natureって、Human-Centric Innovationの次はこれじゃないかと密かに思ってる。

    まぁ、発想自体は全然新しくはないんだけどね。

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