本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784274505423
作品紹介・あらすじ
新エネルギー大量導入時代における太陽光・風力発電システムと系統への連系技術を解説!
太陽光発電や風力発電等の分散形電源が系統に連系されるケースが急増しています.発電された交流若しくは直流の電力は,パワーコンデショナなど電力変換設備を通して低圧・高圧配電線につながれて運用されています.本書は,太陽光や風力を利用した発電システムの技術と,商用電力系統にどのように連系しなければならないのか,連系装置や保護リレー技術も含めて技術解説したもので、「系統連系規程」の改正内容(FRT要件等)を織り込んで改訂2版とするものです。
感想・レビュー・書評
-
太陽光や風力発電についてある程度勉強されている学生や実際に製造、販売、メンテナンスをしている社会人向けの本だと思います。初心者にはちょっと難しいかも。
あと、風力発電についてのページがもっとあれば良かったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
系統連系規定に太陽光・風力発電設備の事故時運転継続(FRT)要件の追加を受け新たに解説を追加、さらにデータを最新のものに更新した改訂版。系統連系の前提知識として太陽光発電と風力発電の電圧と周波数を示し、それらを系統に接続する際のポイント、電圧の大小、周波数の違い、そして事故時の電圧と周波数の違いによる系統への影響と、影響を及ぼさないようにする仕組みを解説している。太陽光・風力といった再生可能エネルギーには電圧、周波数が不安定であるという特徴があるが、それでも系統が安定、つまり停電しないのかのポイントが系統連系技術にある。電力小売の自由化が始まり、発電事業とともに小売も行う事業者が増えてくるだろう。せっかく選ぶことができるのなら、単に電気代が安いというだけでなく、系統を乱すような運用をしていない、つまり”正しく電気を扱うことのできる事業者”を選びたいものだ。
-
【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】 543.8||K
【資料ID】91151030 -
請求記号 543.7/Ka 21