野蛮としてのイエ社会 (あごら叢書)

  • 御茶の水書房 (1987年3月31日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784275007346

感想・レビュー・書評

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  • 点検読書I 社会学関係の論文集をまとめたもの、書かれた年代の背景と読者に予備知識がないと読み解くのは難しい。「本を読む本」で得た技法を使わないと最後まで読めなかっただろう。著者というか編者にいったん寄り添ってから、ツッコミを入れないと進まない。とはいえ、会社がイエ社会の再編である視点はおもしろかった。

  • 武士社会のイエ制度と企業組織との関係性を解き明かす。

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著者プロフィール

1944年東京生まれ。通信社勤務を経て、著作活動にはいる。
プラトン、シェイクスピア、ルソーらの根底的な読みなおしをとおして、独自の西欧近代主義批判を構築。19世紀以来われわれを呪縛しつづける進化イデオロギー(マルクス主義もそのひとつ)の克服、歴史をつくってきたさまざまな思想の役割を明らかにすることライフワークとしている。
〈著書〉『プラトンと資本主義』(1982、北斗書房、品切中)、『ハムレットの方へ』(1983、北斗出版)、『資本主義』(1985、影書房)、『野蛮としてのイエ社会』(1987、お茶の水書房、品切中)、『世紀転位の思想』(1992、新評論)、『左翼の滅び方について』(1992、窓社)、『国境なき政治経済学へ』(1994、社会思想社)、『教育、死と抗う生命』(1995、太郎次郎社)、『歴史の学び方について』(1997、窓社)、『みんなのための教育改革ーきょういく基本法からの再出発』(2000、太郎次郎社)、ほか。

「2000年 『みんなのための教育改革』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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