「日本的精神」の敗北。戦争の消耗品でしかなかった将兵たち。
黒須純一郎(くろす じゅんいちろう) 明海大学名誉教授、中央大学経済研究所客員研究員。 1947年 東京に生まれる。 1979年 中央大学経済学研究科博士課程修了。経済学博士。 1995〜96年 ミラノ大学へ留学。 専攻は社会思想史、経済思想史。 主な業績 『社会思想史』(学文社、1984年)、『イタリア社会思想史』(御茶の水書房、1997年)、『フランチェスコ・フェッラーラの経済的自由主義』(一橋大学社会科学古典資料センター、Study Series No. 49, 2003年)、『日常 生活の漱石』(中央大学出版部、2008年)、『中流階級の経済学』(北樹出版、2009年)、『帝国海軍始末記——No More貧国強兵』(御茶の水書房、2012年)、『チェーザレ・ベッカリーア研究——『犯罪と刑罰』・『公共経済学』と啓蒙の実践』(御茶の水書房、2013年)。 「2017年 『貨幣論』 で使われていた紹介文から引用しています。」