鍵盤和声 和声の練習帖 手の形で和声感を身につける

  • 音楽之友社 (2017年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (104ページ) / ISBN・EAN: 9784276102538

作品紹介・あらすじ

本書は「規則に従って課題を解いていく」方法ではなく、「(いわゆる)正解を弾いて覚える」方法を採用した鍵盤和声の入門書です。和声を「手の形」で覚え、手の形が「音の響き」や「動き」と連動するまで“音に耳を傾ける”練習を繰り返しながら、和声を身体に染みこませていくことを学習の第1段階としています。それは、この体験の蓄積がない限り、和声法の教科書と向き合っても、実際の演奏や鑑賞に生きる和声感が身につくことはないという考えに基づいています。カデンツ・ユニットによる課題から始まり、後半では実践的かつ専門的な領域にまで踏み込んでいきます。本来なら何年もかけて辿る和声学習の道程が1冊にまとめられているのは、行く先に待ち構える崖にひるむのではなく、崖を越えた先に広がる未知の景色に期待をふくらませつつ楽しく勉強を進めていってほしいという著書の願いからです。すぐに、そして長きにわたって使える新感覚の和声本です。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

作曲家。1977年生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学作曲科中退。ドイツ・リューベック音楽大学卒業後、同大学院作曲専攻を審査員満場一致の最優秀の成績にて修了。上野学園大学准教授を経て、現在岐阜大学教育学部准教授、東京藝術大学音楽学部作曲科非常勤講師。ヤマハ音楽能力検定試験官。日本ソルフェージュ研究協議会理事。全日本ピアノ指導者協会指導者育成委員。日本現代音楽協会、日本・ロシア音楽家協会会員。

「2024年 『許される連続5度』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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