カルロスクライバー ある天才指揮者の伝記(上)

  • 音楽之友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276217942

作品紹介・あらすじ

完全主義を貫いた音楽づくりで聴衆を熱狂させた不世出の芸術家の、栄光に満ちた前半生の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 伝記かつ、翻訳したものなので、ある程度は仕方がないとは思うが、もっと翻訳に力を入れてほしい。機械翻訳とまでは言わないが、無機質な翻訳が散見し、文章がスっと頭に入ってこない。英語の授業で、日本語に訳す課題を嫌々やったような感じで、間違ってはいないが不自然な日本語だったり、はい!もうこれでいいでしょ!みたいに半ば投げやりに終わらせたような文章の多いこと多いこと。
    他には共演者のインタビュー部分で、否定的なことを言っているにも関わらず、「彼はとても素晴らしい、天才だった」のようなことを同一文章内で言っていて読んでる方からすると「はぁ?」となってしまう。この共演者は、支離滅裂な人物なのかと思ってしまうほど意味不明な翻訳がいくつもある。

    誰が話しているのか明確なのに「姉のヴェロニカ」や「彼の姉のヴェロニカ」のようにくどいぐらい書いてることもあれば、結局これは誰が話してるの?という箇所もあり、少し前に戻っての読み直しを余儀なくされ、とにかく読みづらい。本文中に登場する「彼」は多くの場合でカルロスを指すが、そうでない場合に不明確であったりなどなど。
    カルロス本人が話した、もしくは書いたものならばいざ知らず、第三者が書いたものなんだから、原文をまま訳すのではなく、読みやすいように無駄な部分は省き、足りない分は補うべきだと思う。

  • 翻訳のせいか,非常に読みづらい感じで,前巻を読むだけで,
    非常に時間がかかった。(実際,1度挫折・・・。)

    読み進めていくうちに,慣れてきて,
    後半は内容もだいぶ分かりやすい時代になってきたせいか
    一気に進んだ。

    あの,心地いい演奏の影にいろんな葛藤があったのだな。

  • まだ下があるので、クライバーの人生をすべて読んだわけではないけど、、、あの流麗な音楽の後ろに、緻密で冷徹までの完璧主義者の指揮者の姿を改めて、実感。
    わたしとして、高円宮様とあの東京文化会館の精養軒でお茶しているひととき、ファンのサイン攻めに快く応じてた紳士な姿が忘れられません。

  • それなりに興味深いのだけど、翻訳が不自然な部分が多いような気がする。何を言っているのかわからない文章が多々あった。もう少しこなれた文章だと良いんだけど。

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