シベリウス (作曲家 人と作品)

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  • 音楽之友社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276221963

作品紹介・あらすじ

最新の研究成果を盛り込んだ画期的なシベリウス伝の誕生! 豊富な資料にもとづくことで、従来の誤ったデータを修正。作曲家シベリウスの真実の姿に迫る。「生涯篇」では数々の知られざるエピソードに光を当て、シベリウスの複雑な人物像や交友関係、苦難に満ちた創作活動を丁寧に描き出している。幻の交響曲第8番が破棄された理由、30年にわたる晩年の謎めいた沈黙についても、新しい解釈を加えた。続く「作品篇」では、これまでほとんど言及されてこなかった諸作品の真価、その隠れた魅力に注目。さらに「資料編」の作品一覧では、未出版の作品データを詳細に掲載するなど、シベリウス作品の全体像が克明に見て取れる。シベリウス没後60年、フィンランド独立100周年を記念した究極の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 著者は、ヘルシンキ大学大学院で音楽学を専攻した日本人。同時代・同国人の研究と、こういう読みやすい本にまとめてくれたことが本当にありがたい。

    シベリウスについては、少し古い伝記を2冊ほど読んだことがあるけど、より新しいシベリウス像を知ることができる。

    思っていたよりもはるかに借金まみれ(浪費癖があったらしい)、酒まみれ(友人や人付き合いを大事にする面もあったらしい)、苦悩まみれ(極端なあがり症だったり、創作への強いプレッシャーがあった)な人生だった。

    かわいいアイノ(妻:本当にかわいい)を泣かすんじゃないよ・・・って感じ。

    例の8番?を焼き捨てたことについても、「火刑」という表現を使うほど鬼気迫る決断だったようだ。

    歴史に名を残すような作曲家というのは、こういう激しい面を持っているものなんだよなあ。

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著者プロフィール

茨城大学教育学部教授。気鋭のシベリウス研究者。主な著書に『シベリウスの交響詩とその時代―神話と音楽をめぐる作曲家の冒険』、『作曲家◎人と作品 シベリウス』など。

「2019年 『シベリウス 交響曲第7番 ハ長調 作品105』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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