ON BOOKS(123)続オーケストラは素敵だ (ON Books 123)

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  • 音楽之友社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784276351233

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  • この世に存在する採用試験で間違いなく最難関候補の一つであろう超一流オーケストラのオーディションの話が中心です。茂木さんはこの間テレビにでて、私の長年の疑問を一つ解消してくれました。その疑問とはオーケストラの指揮って音と全くあってないような気がするけど、どういう事という事です。オケの人に言わせると指揮とジャストに演奏するのはオケの流儀じゃなくてかっこ悪い、慣れれば判るようになるという事らしいのですが、自分にはとても判るようにはおもえなかったのでオケで演奏するのは絶対無理だとおもっていました。ところが茂木さんはあっさりと、”指揮は判りません。表情とか動きとかは参考にするけど、リズムは合わせるのは無理なので無視してます”という意味の事をいったのです。なんだ判らなくていいんだと安心していつの日かオケで演奏してみたいと思いました。

    ちなみに今現在リアルタイムでベルリンで修行中の方のブログがこちらです。
    http://www.mayumi-shimizu.com/profile.html
    直接面識は無いのですが、知り合いの知り合いの知り合いでひそかに応援してます。

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著者プロフィール

シュトゥットガルト・ フィルを経て、1990年から2019年までNHK交響楽団首席オーボエ奏者を務め、世界的指揮者と共演を重ねた。1996年から指揮活動に入り、解説コンサートや「のだめ音楽会」などを全国展開。群響、仙台フィル、東フィル、名フィル、九響など全国の団体を指揮。50歳にして東京音大の指揮科に再入学。現在同学助教。指揮を故・岩城宏之、外山雄三、広上淳一の各氏に師事。『オーケストラ楽器別人間学』など多数の著書がある。

「2020年 『交響録 N響で出会った名指揮者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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