11ぴきのネコ 合唱版

著者 : 井上ひさし 青島広志

• 音楽之友社 (2007年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hitomiさんの感想 · 2009年12月20日]

十一ぴきのねこたちが、幻の大きな魚を求めて旅にでるお話。
ミュージカルですね。

ずいぶんかわいいお話だな～と思ってたら、人と自然とか、環境破壊とか、そんなものも含まれてます。

｢小学校の学芸会みたいだな～｣と思って読んでたら、おいおいおい！と衝撃的な展開に…ちょっとほろりときました。

著者プロフィール

（いのうえ・ひさし）
一九三四年山形県東置賜郡小松町（現・川西町）に生まれる。一九六四年、ＮＨＫの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』の台本を執筆（共作）。六九年、劇団テアトル・エコーに書き下ろした『日本人のへそ』で演劇界デビュー。翌七〇年、長編書き下ろし『ブンとフン』で小説家デビュー。以後、芝居と小説の両輪で数々の傑作を生み出した。小説に『手鎖心中』、『吉里吉里人』、主な戯曲に『藪原検校』、『化粧』、『頭痛肩こり樋口一葉』、『父と暮せば』、『ムサシ』、〈東京裁判三部作〉（『夢の裂け目』、『夢の泪』、『夢の痴』）など。二〇一〇年四月九日、七五歳で死去。

「2023年 『芝居の面白さ、教えます　日本編』 で使われていた紹介文から引用しています。」