吉田秀和 音楽を心の友と

  • 音楽之友社 (2012年11月20日発売)
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本 ・雑誌 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784276962224

感想・レビュー・書評

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  • レコード芸術誌の特集をまとめたもの.吉田秀和の評論は2000年前後によく読んだ.音楽を言語化することにかけてはまたとない人だった.没後10年を過ぎ,新しい全集が出るかと期待したが出版業界,音楽業界はそれどころではない厳しさなのだろう.
    先日ニュースになった「レコード芸術」の休刊はやはり音楽評論の新しい書き手の不在が大きな原因だと思う.ネットで聞き流すだけではなくて,深く聴きたい,じっくり聴きたい層はまだいるとは思うが,そのニーズに応えられる書き手が少なくて,読み側もマンネリだった.私もずっと前に読むのをやめてしまった.盛者必衰.

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  • 『レコード芸術』誌2011年7月号の「特集 吉田秀和」の記事と、2012年7月号の「追悼特集 吉田秀和」の記事を再編したもの。
    白石美雪によるインタビュー、年譜、解題付き著作一覧、遺構『之を楽しむ者に如かず』を含む。白石美雪によるインタビュー『回想の1913~1945年』『仕事について:1945年~現在』によって、吉田の生い立ち、業績が辿られる。『1945年~現在』に、「子供のための音楽教室」の創設当時の様子が語られている。

  • 音楽に捧げた人生の一端を窺い知る

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