こそだてえほん はじめての「よのなかルールブック」

  • 日本図書センター (2024年5月14日発売)
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本 ・本 (56ページ) / ISBN・EAN: 9784284001403

作品紹介・あらすじ

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シリーズ累計40万部突破!
花まる学習会代表・高濱正伸先生による
ベストセラーシリーズに、
待望の【お母さん・お父さん編】が登場!

いましか味わえない
子どもとともにある毎日を
楽しめますように!
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「こそだて」と向き合うために
おぼえておきたい
42の習慣を紹介!

「親はどんなことを心がけたらいい?」
……そんなお母さん・お父さんを応援する絵本です!



●●●●● こんな「こそだてルール」が載っています ●●●●●

*「こそだてに正解はない」と知る
*「なにをするか」ではなく、「なにをしないか」を見きわめる
*こどもの「好き」を応援する
*ユーモアをたいせつに
*「この子はこの子のままでいい」と信じる
*しっかり失敗させる
*ほめるときは理由を添える
*「こどもにも都合がある」と覚えておく
*なんでもかんでも自分のせいにしない
*こどもと一緒に成長する
*「この世界はいいもの」とこどもに伝える



●●●●● 保護者のみなさまへ ●●●●●

この本では、いまの時代を生きる親が子育てに向き合うために、
「これだけは心がけておきたい!」という42の習慣を、
「こそだてルール」としてまとめました。
子どもに対するふるまいだけでなく、
親としての在りようについても、幅広く取り上げています。

子育ては、いつでも親が自分自身と向き合う営みです。
だから、「こんな自分でだいじょうぶ?」と不安になるし、
「子育て、向いていないかも」と苦しくなるのです。
でも、不安になるのはがんばっているから。
苦しくなるのは「よい親でありたい」と願っているから。
そんな親が隣にいてくれて、子どもはきっと幸せです。

この本が、子育て真っただ中のみなさんにとって、
心の拠り所となり、親である自分を好きになれるきっかけとなり、
子育てに向かう気もちをほんの少しでも明るくできるものになれば、
それほど嬉しいことはありません。
毎日の子育て、お疲れさまです。

高濱 正伸

感想・レビュー・書評

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  • 【内容紹介】
    「こそだて」と向き合うためにおぼえておきたい42の習慣を紹介!「親はどんなことを心がけたらいい?」……そんなお母さん・お父さんを応援する絵本です!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    とても平易で読みやすい育児アドバイス書です。はっきり言って、書いてあること自体はありきたりですが、押しつけがましくないことと、シンプルに書かれているので好意的な気持ちで読めると思います。

    42個のアドバイスが書いてありますが、私としては大きく3つのくくりに集約できると思いました。

    ①自然体で、気張りすぎずに余裕をもつ
    ・「わたしはわたしのままでいい」と信じる
    ・こそだてに正解はない
    ・頼る、甘える、楽をする
    ・自分をごきげんにする方法をもっておく
    ・「落ち着きがないな」→「元気だな」ととらえる
    ・なんでもかんでも自分のせいにしない
    ・「ふつう」という言葉に注意する(惑わされない)
    ・子育ての大変さを他人とくらべない
    ・頼んでないアドバイスは受け流す
    ・「いま」を楽しむ

    ②自分がされて気持ちいいことをする
    ・ささいなことでも、「ありがとう」という
    ・悪いことをしたら「ごめんなさい」という
    ・約束を大事にする
    ・しかるときは「きびしく・短く・あと引かず」
    ・子どもを決めつけない
    ・「大好き」を言葉にする
    ・子どもに使ってほしい言葉を使う
    ・謙遜しすぎない
    ・会話は「よかったね」でしめくくる
    ・ユーモアをたいせつに

    ③子どもを「1人の人間として」大切に
    ・「この子はこの子のままでいい」と信じる
    ・「子どもにも都合がある」と覚えておく
    ・「待てる親」になる
    ・「あぶない」「きたない」を遠ざけすぎない
    ・ほめるときは理由を添える
    ・子どもの秘密はそっとしておく
    ・子どもを甘く見ない
    ・「休みたい」「やめたい」はまず理由を聞く
    ・子どもの「好き」を応援する
    ・しっかり失敗させる

    そして42個目の「『この世界はいいもの』と子どもに伝える」…これが現代を生きる我々にとって、一番大事なことなのではないかなと思いました。ネガティブな情報が拡散している世界において、無根拠に未来を信じることは、生きる力を養ううえで重要なことだと思うんです。とかくこの世はやる気を削ぐ話題が多すぎる。

    子育てが一筋縄でいかないことは重々わかっています。綺麗事だけ並べても仕方がないこともあります。それでも、この本は「時間はないけど子育てに関する考えを整理したい」と思っているお父さん・お母さんにオススメしたいと思いました。

  • 当たり前かもしれないことを、当たり前にやることの如何に大切なことか、そして難しいことか。を突きつけてくれる。

  • できているか怪しいもの
    ・待てる親になる: 急かしすぎてないかな?子供がじっくり取り組まなくなるよ。

    ・しっかり失敗させる

  • 絵本のように気軽に読める。
    一つ一つの言葉が心に刺さります。

  • なにをしないか見極める
    引き算の愛情 自分の力で歩むのを邪魔しない
    子供が微笑んでいるだけで幸せだった日を思い出す←成長につれて欲張りになってしまう

  • 子育て初めの方に読みやすい一冊。

  • 心に刺さる言葉がたくさんありました。

    頼る 甘える 楽をする

    子どもにも都合がある

    自分をご機嫌にする方法を持っておく

    1日5分、くっついている時間をつくる

    しかるときは 厳しく 短く 後引かず

    相談しがいのある存在でいる

    ふつうという言葉に注意する

    子育ての大変さを他人と比べない

    なんてかんでも自分のせいにしない

    大好きを言葉にする

    子どもに使って欲しい言葉を使う

    子どもの好きを応援する

    しっかり失敗させる

  • ハッと気づかせていただく言葉のオンパレードでした。
    一部ですが、以下の言葉が刺さりました。

    会話は「よかったね」でしめくくる。
    こどもの秘密はそっとしておく。
    「なにをするか」ではなく、「なにをしないか」を見きわめる。

    高濱先生がおっしゃるとおり、考え方の「軸」をもつことがご機嫌で子育てするために必要だと感じました。
    本書は、時期が違えば、再発見があると感じます。
    定期的に「軸」を見返すチェックリストのしたいです。

  • 時間がなくても読みやすい。
    高濱先生がいつもおっしゃっていることが、
    端的に楽しくまとめられている。

    心がらくになって、すっと入ってきます。
    今までの子育てって間違いじゃなかったんだって思えます。明日もがんばれそう。

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著者プロフィール

高濱正伸(たかはま まさのぶ):
花まる学習会代表。1959年、熊本生まれ。東京大学農学部・同大学院修了。
学生時代から予備校等で受験生を指導する中、学力の伸び悩み・人間関係での挫折と引きこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信。1993年、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、小学校低学年向けの学習教室「花まる学習会」を設立(現在は年中〜中学生)。2015年より、佐賀県武雄市で官民一体型学校を開始。著書多数。

「2022年 『マンガとクイズでまるごと覚える!47都道府県地理カード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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