コンプライアンス革命: コンプライアンス=法令遵守が招いた企業の危機

著者 :
  • 文芸社
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286001371

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • コンプライアンス=法令遵守 と訳されるが、それだけでは不祥事がなくなりはしないことを論理的に、かつ具体的に検討している。

    具体的には、自動車メーカー、金融機関、雪印事件などを挙げている。コンプライアンスという名だけでは、形式的になると思います。

    筆者はこの手の本をたくさん書いているので、入門書としてはよいかもしれない。

  • タイトルが誤解を生みやすい。
    「コンプライアンス=法令遵守が招いた企業の危機」とあるが、本の内容に則するためには正しくは「コンプライアンス=法令遵守という考え方が招いた企業の危機」だと思う。

  • コンプライアンスを本質から理解するのに良さそうです。横文字を鵜呑みにし、あまり理解もせずに、知ったかぶって使うのはよくない、と元同僚に言われました。
    確かに。。。反省してます。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

桐蔭横浜大学法科大学院教授。弁護士。1955年生まれ。1977年東京大学理学部卒業。1983年検事任官。東京地検検事、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2005年桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター長に就任。2006年検事退官、弁護士登録。警察大学校専門講師、防衛省や国土交通省の公正入札調査会議委員なども務める。不二家信頼回復対策会議議長などとして多数の企業の危機管理対応に関与。(株)IHI社外監査役も務める。著書に『「法令遵守」が日本を滅ぼす』(新潮新書、2007年)、『入札関連犯罪の理論と実務』(東京法令出版、2006年)などがある。

「2009年 『証券市場の未来を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

郷原信郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×