有言実行くらぶ (文芸社文庫 や 1-1)

著者 :
  • 文芸社
3.24
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本棚登録 : 250
感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286106502

感想・レビュー・書評

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  • 屋上ミサイルが良作だったので、借りてみる。
    あまりパワーが感じられない。「屋上~」の頃に感じた伊坂色はそこかしこに散らばってしまったかんじだ。テンポも良く、内容も悪くないのに。

  • トラブルに巻き込まれた、カメを 助けるイヌとネコw その出会いから始まる 三人の友情?青春?ストーリーでした。短編集で、よくも悪くもアクが強くないお話だったので、ちょっと物足りない感はありました。高校生のまわりのトラブル、謎はこれくらいが、ほんとなんだろ~ね。

  • イヌとネコの小生意気な台詞の数々についていけず途中で読むのを止めました。わざわざ小さな地方都市を舞台にする必要があったのかな?違和感ばかりでした。

  • さらっと読めて、からっと明るい、良い暇つぶしになる暇つぶし活動だった。ネコが好みだなあ。天使の話は特にメルヘンで、イヌネコの変わった理論を最後にはすんなり受け入れられる辺りが良かった。

  • 2013/07/18
    復路

  • どこかで読んだことがありそうとか伊坂っぽいというのはもう当たり前の感想の作者。でも面白くて好き。イヌとネコはかっこいい設定でカメ君はそんなことないのにちゃんと女子との会話があるとこが新鮮。

  • これを読んでいる間中ずーっと、
    「どこかで読んだような……」
    という気持ちがつきまとっていました。

    まず頭に浮かんだのが、伊坂幸太郎さん。
    ちょっとした謎を解く、というところから、米澤穂信さんも
    浮かんだし、最後の話では辻村深月さんも浮かびました。
    この文庫の表紙は、なんとなく万城目学さんの「鴨川ホルモー」に
    雰囲気が似ていると言えなくもない(気がする)。

    この方の小説を読むのは初めてなはずなのに、
    なぜだ…と思っていましたが、このブクログのみなさんの
    感想を見て、「なんだ、私だけが思ってたんじゃないんだ」と
    納得してしまいました。
    伊坂さんぽい、というのは、結構言われていることだったんですね。

    よくあるパターンじゃないっけ?
    武闘派と、頭脳派、そしてごくごく普通の3人コンビって。
    なんか、それまでも「どこかで見たような…」と思ってしまって。

    申し訳ありませんが、最後まで読むのにものすごく
    時間を使った作品でありました。

  • 憂鬱で退屈な学校で、次々と掲示板に貼り出された謎のメッセージ。不可能と思われた「犯行予告」だが、確実に実行されてゆく。いったい犯人は何者なのか? そして彼らの目的は?
    久々に告げられた驚きの予告に、学園中が注目するが……
    表題作のほかに「イヌとネコの暇つぶし」「天使の条件」「幸福の呪文」「子イヌ」を収録。イヌ、ネコ、カメが巻き起こす爽快学園ストーリー!

  • 以前から山下氏は「伊坂もどき」のように言われていたのに自分ではそれほど思わなかったのですが、さすがにこの作品は伊坂流ですね。
    特にイヌの真直ぐブレないキャラは、伊坂作品の王道です。
    でも、まあまあ面白かったからいいか。

  • 地方高校を舞台にした青春ミステリ短編集。
    妙にシニカルな高校生2人の会話を面白いと思えないのは、自分が歳とをとりすぎてるのか。
    (図書館)

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著者プロフィール

1975年香川県生まれ。京都学園大学法学部法学科卒。第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2009年受賞作「屋上ミサイル」を刊行。著書に『ガレキノシタ』『HEROごっこ』など。

「2016年 『筆跡はお見とおし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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