【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)

著者 :
  • 文芸社
3.74
  • (75)
  • (182)
  • (121)
  • (19)
  • (7)
本棚登録 : 1284
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784286143828

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 久しぶりに読んだ歴史物。

    子どもの頃に大好きだった日本史が思い出されました。

  • 知人よりレンタル。
    …歴史が苦手…
    読みきれるか…

  • 著者はなんと光秀の子孫! 信憑性のある当時の資料から徹底して証拠を洗い出す「歴史捜査」の手法を駆使した結果、「本能寺の変」についての従来の定説を覆す大発見に。 
    さあ、あなたも1582年にタイムスリップ。
    (W)

  • 時の権力者に操作された歴史を捜査する、
    歴史操作に挑む歴史捜査!
    しかし、Three Sides to Every Story、
    この説もまた一説、 真実は藪の中。

    ちょっと気持ちが乗りすぎて、その人が
    そうするはずはない、こうあったはず
    という押しが強く感じる雰囲気もあるが
    残された情報の食い違いや背景や関係を洗い出す
    ところなど、歴史ものと刑事ものを
    あわせて読んでいるようで楽しめた。

  •  所々に論理展開が強引な部分があり、依拠する出典資料にも偏りがある。歴史学の資料とするには力不足だが、考える材料としては面白い。天下布武の先が見え始めていた天正10年、信長傘下の有力武将たちは緊張状態にあったことは間違いないだろう。二年前の佐久間父子の追放は彼らの心に暗い影を落としていただろうし、学識のある明智光秀などは「校兎死して走狗煮らる」の故事も頭にあったに違いない。
     忠誠心という江戸時代の価値観が彼らの心を満たしていたと考えるのは早計で、戦国の世においては、武功を挙げつつ現実的に生き残りを図ることを考えていたとみた方がよい。そして、歴史は常に勝者のプロパガンダであることを考えると、秀吉がつくった光秀ストーリーを鵜呑みにせず、当事者たちがどのような状況に置かれていたかを考えることには価値があると思う。
     67歳にもなって家臣団の面前で侮辱されたからと衝動的に行動するくらいなら、彼は織田家No.2の地位を射止める前に挫折しているだろう。そのような話は人口に膾炙しやすい噂話(筆者の言う「三面記事」)に過ぎず、有力武将たちは一定のパワーバランスを構築して自らの存在意義を保とうとしていた、と考える方が自然だ。筆者は、明智光秀にとっての同盟相手は東海道の徳川家康、四国の長曾我部元親であったと想定する。
     では謀反のきっかけは何だったのか。秀吉が関係者を処刑してしまったので、現代からは推測するしかない。しかし、本能寺の変後、光秀は短期間で近畿地方の中心部を平定し、家康は信濃・甲斐を強奪し、長曾我部元親は織田信孝の四国征討軍が自然解散したことから窮地を脱し、四国を平定することができた。ごく短期間で大返しを実現させた秀吉も含め、利を得たものは事前準備があったと考えるのだ自然だ。利を得たものの真相に目を向けないように戦後処理を行った秀吉の手際の良さが、結局のところ冴えていたということなのではないか。

  • これの旧版を読んだはず。
    たしか、行進の行列が長いとか、信長の兵は、街中にいたとか、書いてあったような・・・

    この本で、ますます信長像がはっきりしてきた。
    めちゃくちゃいい本。

  • 非常に興味深いと思いました。勝者によって作られた歴史と、事実との違いは当然あるでしょう。それを丹念にたぐって、本当の事実を浮かび上がらせる。おもしろかったです。

  • 2015/7/20: 読みにくい。内容は良いと思うので、もったいない気がした。

    信長、家康、光秀の「歴史」は、すべて秀吉の捏造だった!嘘だらけの「本能寺の変」

    URL : http://biz-journal.jp/i/2015/05/post_9933_entry.html

  • 明智光秀の名誉を回復するべく子孫が立ち上がった。光秀は突然思い立ったわけでも、一人で謀反を起こしたわけでも、単に天下が取りたかったわけではない。土岐の再興、一族を守るため、唐入りによって一族にとって穏やかな日々が壊れることと、謀反によるリスクを天秤にかけて、慎重に事を運んだのである。国家により戦時中に奨励されて、私も信じてきた秀吉礼賛へのアンチテーゼでもある。

  • 膨大な資料を読みこなし
    仮説を検証していて、正直すごいなと思いました。

    この考えあり得るかも…と面白く読ませていただきました。
    なんせ月日がたっていて、当人たちはこの世の人では
    ありませんので、正解はタイムマシンでもない限りは
    わからないのですが、今後もこまかい検証や膨大な資料からの裏付けをこつこつ積み重ねて、いろんな時代の歴史の定説が変わっていくかもしれませんね。

全180件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1947年生まれ。明智残党狩りの手を逃れた光秀の子・於寉丸の子孫。慶應義塾大学大学院修了後、大手電機メーカーに入社。情報畑の経験を活かした「歴史捜査」を展開し、精力的に執筆・講演活動を続ける。

「2019年 『完全版 本能寺の変 431年目の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

【文庫】 本能寺の変 431年目の真実 (文芸社文庫)のその他の作品

本能寺の変 431年目の真実 Kindle版 本能寺の変 431年目の真実 明智憲三郎

明智憲三郎の作品

ツイートする