キツネのてがみや

  • 文芸社 (2024年12月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784286261188

作品紹介・あらすじ

森の中のたったひとつの真っ赤なポストに届く手紙を、キツネはいつもみんなに配ります。キツネの、ひいひいひいひいひいじいさんから守られてきた、とっても大事な仕事です。キツネはほんとうはあまりこの仕事が好きではありませんでした。でも、あることをきっかけに、キツネはこの仕事が楽しくなります。今日はだれからだれへの手紙をとどけるのかな? 第26回えほん大賞絵本部門大賞作品。

みんなの感想まとめ

手紙を届けるという大切な仕事を通じて、主人公のキツネが成長していく物語です。代々受け継がれてきた“てがみや”の役割は、時に大変ですが、仲間たちと協力しながらそのやり甲斐を見出していく姿が描かれています...

感想・レビュー・書評

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  • 〝森の中に、たったひとつの真っ赤なポスト。毎日届く、たくさんの手紙を届けるのが、<キツネ>の仕事です。キツネの、<ひいひいひいひいひい爺さん>から守られてきた、とっても大事な仕事です。キツネは、ほんとうは、あまりこの仕事が好きではありませんでした。でも、あることをきっかけに、仕事が楽しくなり…〟映像クリエ-タ-<マツゾエ ヒロキ>さんが「えほん大賞絵本部門大賞」を受賞したデビュ-作品。

  • 第26回えほん大賞受賞作品。著者はIT系の本職が別にあり本作で絵本作家デビューされたとのこと。好きだけでは出来ないことだと思うので才能がお有りなのだな。

    絵柄はとぼけた感じのある可愛らしい絵柄。表紙の主人公のキツネと相棒?のクマゲラが可愛くて味があります。
    先祖代々郵便配達を引き継いでいるというキツネの背負っている重み(家業なので嫌々やっている)には大人としては笑えないものがあり、その仕事の意義を見出すストーリー展開は子どもよりむしろ大人の方が沁みるんでは?などと深読みしてしまいます。
    役割に意義が見出せないことほどやってて辛いものはない、ってことですものね。

    キツネはよく喋るけれどもクマゲラは全然喋らない、でもその行動はキツネを導いていくかのよう。最初は勝手に大事な柱に穴を開けてて困ったやつだと思ったけどもほんとはいいやつなんだな、クマゲラ。

    最後のページの赤いポストの上に赤い木の実、遠ざかる動物たちのシルエットにほっこりさせられます。
    報われるって大事(笑)
    テキストがちょっと長いけれど、いいお話です。さすが大賞受賞作品

  • 森のポストの手紙を配達するのが代々続くキツネの仕事。でも仕事が好きになれないままの前半のキツネの表情はどこか浮かない。
    何も書いていなくても、誰かにとって大切な手紙なんだと気がついた時、自分の仕事が意味を持ち楽しくなる。
    何かの役に立っているという自覚が仕事に対するキツネの意識を変える。
    クマゲラという相棒もできてよかったな。
    ラストの雪景色の中に赤く映える感謝の気持ちは、ほっこりこちらの心も包む。
    タイムリーにテレビでクマゲラを見たばかりだった9歳息子は偶然に驚いていたw

  • 代々続く“てがみや”のキツネが、キツツキとともに仕事のやり甲斐を見出すお話。
    定住せず毎日動き回る動物達に手紙を届けるとか滅茶苦茶大変そう…だからこそ、想いを届ける仕事の素晴らしさを見出せたんだと思う。

  • 仕事の大事さに気付けるとても素敵な物語でした。ありがとうございました。

    ランプにホタルをまねいたらという表現が好きです。

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