- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784289000029
感想・レビュー・書評
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生まれ持ったこどもが3人とも障害をもって生まれてきた子供の母のお話です。
子供も自分も周りに支えられながら生活していることを感じているお話になっています。
この本を読んで教えてもらったことは、幸せは見つけるんじゃなくて、身近にある幸せに気づくことが大事だということです。
子供3人とも障害をもっていても、大変に日々をすごしていてもそのなかから幸せに気づけるお母さんを尊敬します。
子供を育てて学んだり感じることは多いんだなと思いました。
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私、結構色んな本を読む人だと思います。図書館大好きですし。図書館では、必ず返却された本のラックをチェックします。そこで、たまたま目に付いて借りてきました。
私も、こういう母でありたい。
〜本文より〜
高校生の時、福井達雨氏が講演会で、「あなたたちのうち、確実に何人かは障害児の母になる。クラスに一人はなる」と言われた。学生時代の記憶が驚くほど無い私なのに、なぜかこのフレーズは覚えていて、私だけかと思ったら、友人たちがみな未だにこれを覚えていた。それほど衝撃的だった。
〜本文より以上〜
こういう講演を私の学校でもして欲しかった。出身校の講演で私が覚えているのは、とある女性作家がした講演の内容がお粗末だった事。この内容のお粗末な講演に30万も学校が払ったと後で聞いた時の驚き。
あの時一緒に内容の無い講演を聞いた、友人たち、先輩、後輩、どうしてるだろうか。 -
平成元年・3年・6年に生まれた息子が3人とも障害児だった事実。重くなりすぎずさわやかに日常を綴っている。「幸せ」と感じていることが嘘じゃないとわかる。この両親のところだからこそ3人の子ども達は選んで生まれてきたのかもしれない。幸せになるために。
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友人の本です。3人の障害児の母になった彼女…素直な心を感じてください。