小犬のカシタンカ

  • 新風舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784289010905

作品紹介・あらすじ

指物師のご主人と、はぐれてしまったカシタンカ。疲れきって泣いているところを助けてくれたのは、見知らぬ小父さんでした-。ロシアでは、学校の副読本にも採用されたことがあるチェーホフの心温まるお話を、原文の雰囲気のままにお届けいたします。『おでこの子犬』も併録。

感想・レビュー・書評

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  • 指物師のご主人とはぐれてしまったカシタンカ。疲れきって泣いているところを助けてくれたのは、見知らぬ小父さんでした-。チェーホフの心温まるお話を、原文の雰囲気のままにお届けします。「おでこの子犬」も併録。

  • おすすめ資料 第378回(2017.5.12)
     
    新学期の慌しさが薄れ、陽射しも暖かい季節になりました。

    ほっとする反面、気分が落ち着かないということもあるでしょう。

    こんな時はロシアの文豪チェーホフの小さな物語を読んでみませんか。

    この物語の主人公カシタンカは心根のまっすぐな子犬です。

    読み進めていくと、いつも一生懸命なカシタンカの姿に自分も励まされていくのを感じます。

    ぜひ手に取ってみてください。


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著者プロフィール

アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ(1860~1904)
1860年、南ロシアの町タガンローグで雑貨商の三男として生まれる。
1879年にモスクワ大学医学部に入学し、勉学のかたわら一家を養うためにユーモア小説を書く。
1888年に中篇小説『曠野』を書いたころから本格的な文学作品を書きはじめる。
1890年にサハリン島の流刑地の実情を調査し、その見聞を『サハリン島』にまとめる。『犬を連れた奥さん』『六号室』など短篇・中篇の名手であるが、1890年代末以降、スタニスラフスキー率いるモスクワ芸術座と繋がりをもち、『かもめ』『桜の園』など演劇界に革新をもたらした四大劇を発表する。持病の結核のため1904年、44歳の若さで亡くなるが、人間の無気力、矛盾、俗物性などを描き出す彼の作品はいまも世界じゅうで読まれ上演されている。

「2020年 『[新訳] 桜の園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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