- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784289501625
感想・レビュー・書評
-
衝撃のラストなラノベと紹介されていたのと、日日日さんに期待して読んだ。
確かにいろいろと衝撃的なオチだった。
健全な学園ものを好む人にはお薦めできない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そんな気はしたが、『ちーちゃんは悠久の向こう』に登場したあの人たちのお話。
俗に言う半陰陽にメンタル百合で暴力に無意識に蝕む病理、転がる死体・・・、といつものひひひワールドでした。
そう考えると、開始1ページでネタバレしてたんだな・・・。 -
初めて読んだヒヒヒ作品。
すべてのウェンディは大人になる
というコピーに胸躍らせて読み出しましたが、
電波な一人称文体にゲンナリしました。
個人的には、ピーターパンをモチーフにする必然性を感じなかったし、
原作ピーター・パン好きの私としては、
釈然としない部分も多々。
結局これは、妄想と現実の狭間で苦しむ少女の話なんですが、
それらの苦しみが精神疾患で説明されてしまった後半部分が嫌でした。
まぁつまり、現実性にショックを受ける私もピーターパンということなんでしょうが。 -
自意識が極めて希薄な女子高生が”旅人さん”と呼ぶ友だちとの関わりから、”自分が何者であるのか”を知りたくはないのに突きつけられていく話。
晶をバラして三つの日で”あきら”と呼ばせるペンネームの作家には、前から興味があった。本書で初めて手にとったが、実に個性のある感性豊かな書き手だなという感想。高校生時代の尖った感覚を味わえる作品。おすすめ。
”首をぶんぶか振りました”とか、”わけのわからないむやむやした感覚”とか多彩な表現も楽しめる。 -
まぁまぁ? ミステリーというよりは、青春小説。
「おまえのえ まお」という名前が妙に頭に残る…。 -
4月。新学期の教室のなかで、御前江真央はその心と身体に奇妙な違和感をおぼえていた。自分がここにいる意味がわからない。クラスメイトの顔も思いだせない。なぜだろうか、お腹の奥には「何か」がいるような感覚までする。すっかり困惑する真央だったが、ピーターパンのような不思議な少女との出会いをきっかけに、一緒にその違和感の正体を探りはじめる……。
すべての「少年少女」に贈る、大人になれない少女と大人になりたくない少女の、夢と冒険、妄想と現実の物語。 -
いい意味で気味の悪さがすごい
-
2012/02/02
自宅 -
主人公に感情移入は出来なかったけど、まぁ面白かった。世界観を自分の中で把握しようと自分なりに組み立てながら読んでた。