夢二の恋文 (新風舎文庫)

著者 :
  • 新風舎
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784289505456

感想・レビュー・書評

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  • 友達に借りた本。夢二の彦乃のエピソードなど。
    恋愛に関する詩が楽しい。女性のことがよくわかっている人だと思う。

  • とても辛いでしょうけれど、夢二先生と恋してみたい。

  • 見た目のかわいらしさと、
    最近見つけた雑貨屋さんが大正ロマンを謳う和雑貨のお店だったので、
    そんな流れからついつい購入。

    竹久夢二の絵を気に入ったことはなかったけれど、
    思わず手に取ってしまった。

    「泳ぐ稽古をしているのをみると、漁師の子供たちはまづもぐることからはじめる。
    初心の大人は、浮くことばかり考えている。」

    切実な人の恋心は、
    波長が合っていないと上手に受け止められないけれど、
    この言葉は、いつでも受け止められそう。

  • 素直でかわいらしい

  • <font color=\"blue\">いつ幸福はくるのやら
    今日は摘まずに帰りましよ。</font>

    こういう、恋愛詩集ってだいすき。
    かわいい、かわいい。

    夢二の彦乃への愛情が切ないくらい。

  • 大空はあまりにも広く
    言葉はあまりにもみすぼらしい

  • 竹久夢二は好きなんですけど、初めて夢二の文学に少し触れられました。絵しか、見たことなかったので、大正ロマンですね〜

  • デザイナーのさきがけ、竹久夢二の愛した「永遠の恋人」へ寄する言葉の数々。彼の残した絵と同様に、叙情的。

  • 恋です!

  • 色っぽい女性画で有名な夢二さんですが…こんな恋をしてたんですね。優しい言葉のひとつひとつに心を打たれる。夢二さんの境遇を知ってから読むと、また胸がひりひりする。でもどきどきする。乙女だ。一番最初の詩が特に好きv

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著者プロフィール

(たけひさ・ゆめじ)画家・詩人・デザイナー・作家。1884年岡山県生まれ(本名・茂次郎)。1901年に上京し、翌年、早稲田実業学校に入学。1905年、平民社の機関誌「直言」にコマ絵を発表、その後「平民新聞」にも絵や文章を発表する。翌年には「東京日日新聞」、「女学世界」、「文章世界」などからも依頼を受けるようになり、早稲田実業学校を中退。1909年に初の画集『夢二画集 春の巻』(洛陽堂)を刊行。1914年、日本橋に自身がデザインした小物などを売る「港屋」を開業。以降、画家、詩人、グラフィックデザイナー、翻訳家、小説家として幅広い活躍を続ける。1931年から33年にかけて欧米各国を訪問。1934年、49 歳で逝去。小説作品に、「岬」(1923)、「秘薬紫雪」(1924)、「風のように」(同)、「出帆」(1927)などがある。

「2022年 『秘薬紫雪/風のように』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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