おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ)

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本棚登録 : 402
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295003380

作品紹介・あらすじ

「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」中学2年生になった僕は突然、奇妙なクラブに放り込まれた-。謎の大男、大富豪の美少女、平凡な「僕」の3人がお金や経済の仕組みをひも解いていく。知られざる過去、家業への嫌悪感、淡い恋心…さまざまな学びと思惑が錯綜する、「おカネの教室」がはじまる!現役経済記者が娘に贈った、実用エンタメ青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強にもなるし、物語としても面白いのでサクサク読める。一度読んで理解して、二度目、三度目で体に浸透しそう。

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!再読、大歓迎!
      ご愛読ありがとうございます!再読、大歓迎!
      2018/11/12
  • 本書は自分の子供たちに経済やお金の仕組みに興味を持ってもらうために個人的に書き溜めたものを、編集したものである。そのため、専門書というよりも中高生向けに物語として話を進めているが、内容はしっかりとしていて、ぜひとも子供たちに読んでもらいたいと思った。
    お金を手に入れるには「かせぐ」「もらう」「ぬすむ」「かりる」「ふやす」「つくる」の6つの方法があり、お金の本質は「つくる」にある。つまり、お金とは人間が同じ価値観を共有することによって作りだしたものであり、それ以上でもそれ以下でもないということ。この本質を忘れなければ、お金は大事だが、金銭崇拝のお金が人生の目的と勘違いした人生を送ることはない。


    ・我々の社会は資本主義という仕組みを採用しています。そのもっとも大事な土台は、社会に貢献した企業や人が正当な評価を受けること、です。役に立つ発明やサービスを提供する会社や、まともに働く人たちが世界の富を増やす。企業や人々は、その貢献度に応じて相応の報酬を得る。この「世の中のために役に立つた人はちゃんと報われる」という仕組みが、経済の決定的に重要なエンジンになっている。そして、この仕組みを根幹から支えるのが「市場」です。それゆえ、我々の経済システムは市場経済とも呼ばれます。

    ・まず自由主義経済の心臓は以前に話した「市場」であり、その根本原理は競争です。企業や個人が競い合うことで新しい富を生むシステムです。対する社会主義は市場と競争を敵視する。経済の仕組みからできるだけ市場原理を排除するのです。モノの生産量は国が決めて、モノの値段も公定価格。賃金も国が決める。みんな平等に働いて平等に分けあえば、強欲な資本家や貧困にあえぐ労働者は生まれないはずでした。しかし、そううまくはいかなかった。ソ連は共産党独裁下で社会主義を70年も続け、最後は崩壊しました。失敗した第一の理由は準備不足です。ロシアは農業国から一足飛びに社会主義に移行した。本来、社会主義は資本主義が行き着くところまで発展してから登場すぺきなのに、途中をすっ飛ばしてしまった。第二の理由は指導者の暴走と官僚の腐敗です。ソ連には第二次大戦を挟んで30年間、スターリンという独裁者が君臨しました。彼は反対勢力を抹殺し続ける恐怖政治で数百万人とも数千万人とも言われる人たちを虐殺した。スターリンの死後も、歴代の指導者や高級官僚たちは国民の幸福そっちのけで特権を貧り続けました。

    ・共産主義革命への恐怖心が福祉の拡充を促したのです。社会主義は労働者の天国で、医療も教育もタダ。非人間的な資本主義とは大違いだと言われている。西側でも理想主義的な学者や若者の多くが社会主義になびきました。そうした流れに、いやいや我々も捨てたモノじゃない、ちゃんと福祉も充実しますよ、と対抗する必要があった。政治家が選挙で勝つためのバラマキに福祉政策を利用した面もあります。これが福祉が充実した背景です。

    ・仕事ってのは、達成感や充実感もあるけど、健常者だってつらいときはつらい。それぞれの人がそれぞれの仕事で喜びや苦しみを感じるのが、働くってこと。

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!
      ご愛読ありがとうございます!
      2018/09/30
  • とても面白かった。何よりも、読みやすいのがいい。
    おカネの教室、だけど、おカネに直結する「働くこと」にかなりの頁が費やされている。かせぐ、もらう、ぬすむという区分は忘れそうにない。フツー上等!

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!フツー、なめんな!
      ご愛読ありがとうございます!フツー、なめんな!
      2018/12/08
  • 金融の仕組みを平易な言葉で一通り学べた。
    職業を「かせぐ」「もらう」「ぬすむ」の3つに分類するのは新しい視点だった。

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!
      ご愛読ありがとうございます!
      2018/11/18
  • 巷にあふれる"お金の本"は、全体から見るとほんの一部について詳しく書かれている。つまり、この本で語られるお金を手に入れる方法の一つの中の、さらに一つといったところである。
    そういう意味でこの本は、儲ける本ではなくタイトル通りおカネの教室であった。
    話やキャラクターの魅力は言うまでもないが、お金への理解が深まることで、自分が世の中のお金に関わる"何を"嫌悪していたか、それがわかった気がした。これって結構すごいことだと思う。

    • hirotakaiさん
      ご紹介ありがとうございます!
      ご紹介ありがとうございます!
      2018/11/14
  • 物語調でわかりやすく書かれていた。
    他に読んだお金の本のように
    家計に直結するような内容ではなかったけど
    世界のお金の回り方だとか経済の仕組みなどが
    わかりやすく書かれていました。

    中高生でもきっと充分わかる本になっていると思います。
    また改めて読み返したいです。

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!再読してあげてください!
      ご愛読ありがとうございます!再読してあげてください!
      2018/11/13
  • 知らなきゃいけないと思いつつも目を逸らし続けていたおカネの話。この世の中でのお金の動きを全くと言っていいほど知らなかったのだと反省した。「日本の金融資産の大半は高齢者が貯め込んでいる」というような報道を目にしたとき、わたしはこのお金溜め込まずに積極的に使ってくれればもっと国は豊かになるのにと思った。しかし、本書を読んで自分の考えが浅はかで短絡的であったと気づいた。というのも、お金を貯める(銀行に)という行為はお金を「つくる」ことだということを本書で学んだからである。本書は、中学生がクラブ活動でお金のことについて学ぶというスタンスが取られていて、わたしのようなお金のことについてまったく見当違いな思い違いをしている人間にとっても、読みやすい良書であった。ありがとうございました!

    • hirotakaiさん
      塾読いただき、ありがとうございます!
      塾読いただき、ありがとうございます!
      2018/11/01
  • ・お金を手に入れる方法6つ:かせぐ、ぬすむ、もらう、かりる、ふやす、?
    ・サラリーマンは勤め先が全てと言ってもよい。
    ・資本主義と言う仕組みにおいて、最も大事な土台は、社会に貢献した企業や人が正当な評価を受けること。
    ・r>g 投資ができる程のお金持ちは、どんどんもっとお金持ちになる。資本収益率>経済成長率
    ・信用と言う言葉には「借りたお金を返済する力」という意味がある。
    ・お金=信用(約束・信頼)
    ・フツーの人が、フツーの人を応援できる仕組み。

  • これは面白い

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!
      ご愛読ありがとうございます!
      2018/10/10
  • 文句なしに面白かったです。自分は主人公の親世代の方に近いですが、経済、政治、歴史への興味が改めて湧き起こってきました。

    途中出てくる投資会社は鎌倉投信オマージュでしょうね。こういう役回りをサラリと盛り込む点など、著者はすごくスマートな方だなと感じました。

    続編も期待しています。本当に面白かった!

    • hirotakaiさん
      ご愛読ありがとうございます!
      続編は…頑張ります(笑)
      ご愛読ありがとうございます!
      続編は…頑張ります(笑)
      2018/09/16
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