SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295009979

作品紹介・あらすじ

本書は、SDGsを経営に組み込もうと考えている、すべてのビジネスパーソンに役立つ考え方やヒントを盛り込んだ戦略書です。経営実装時に躓きがちなポイントを押さえ、アイデアの源泉となるような3つの思考法を解説します。また、「人権」「ESG」「気候変動」「ダイバーシティ」など、SDGsを推進していく上で欠かせない重要なテーマについて、世界の潮流と事例を交えながら解説します。本書を読めば、SDGsが目指す世界の本質や企業活動のあり方について、たくさんの気づきやヒントを得られるはずです。

感想・レビュー・書評

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  • 『全ての人々が取り残されない社会を作る、全ての人々が自分らしく生きられる社会を作る事』がSDGsの目標。
    この全ての人々とは今を生きる私達だけではなく、未来の世代の人々の事も含めている。だから未来の世代の人々の為に、今できる地球環境への負荷軽減をしていく必要が私達にはあるとの事。
    読む前はSDGsは環境問題がメインテーマだと思っていたけれど、少し思っていた所と違っていた事が分かった。
    最初の目標があって、それに付随して環境問題に言及しているんだね。
    この目標は素敵だとは思う。ただ言うは易し。
    私に今出来る事は?
    少しずつ目標に向かって行動できたらいいな。

  • SDGSに関する本。良著

    メモ
    ・平和開発人権の流れから生まれていたmdgsと環境と持続可能性の流れを統合して生まれたものがSDGS
    ・国連憲章が社会課題が拡大複雑化したことに伴い発展したものがSDGSと捉えることもできる。
    ・SDGSは大きく四つに分類可能。開発、経済、地球環境、そして全体を支えるもの
    ・sdgsの四つのキーワード
     全ての人が→誰ひとり取り残さない
     自分らしく→より大きな自由
     よく生きる→身体的精神的社会的によく生きられるwellbeing
     世代を超えて→今日の世代と将来の世代両方のニーズを満たす
    ・SDGSがビジネスで重要視される三つの理由
     大きな機会を創出 新しい市場創出
     リスクを最小化 自らが生み出す負の社会インパクトを最小化
     経済活動の土台を形成 環境社会に関するもの
    ・SDGSの大義 企業は利益の創出と社会善を同時に実現すべき
    ・SDGSの小義三つ
     sdgsは世界変化先取りしたイノベーションと新市場の源泉 食品ロス・モビリティ
     顧客は環境人権などSDGSに適った製品サービスを求めている エシカル消費
     優秀な人材はサステナブルな組織運営に大きな関心を持つ 
    ・SDGSへのアプローチ
     1マッピング サプライチェーンバリューチェーンを分解し各プロセスにおけるSDGSへの関わりを関連づける。原材料、調達、製造、物流、販売etc
     2マッチング 顕在化社内課題と解決策を掛け算する。人口減少、空家、シャッター街etc
     3社会的インパクト投資 財務リターンと並行して社会的環境的インパクトを同時に生み出すことを意図する投資。
     4参照対応
     5ESG投資対応
     6経営への実装。

    ・SDGS付加価値の差分を考える3つの思考
     1時間的逆算思考 ムーンショット設定とバックキャスティング
     2論理的逆算思考 演繹的イノベーションとデザイン思考
     3リンケージ思考 レバレッジポイント理論とドミノ
    ・交通事故を減らすという命題に対して、システム思考では車に乗るという、今の前提をもとに帰納的に取り組もうとするもの。デザイン思考はこれに対して、車に乗らないことを考える演繹的イノベーションを行おうとするアプローチ
    ・人権の義務を守るのは国家であるとするのが人権基盤型アプローチ。権利平等ということはそれを実現する義務が存在することと表裏。
    ・ダイバーシティ&インクルージョン、明記はされていないが、SDGSを語る上で非常に重要な概念。
    ・教育がもたらす最大の効果に社会的流動性がある。
    ・SDGSが達成された世界、社会的に包摂的な世界。
    ・相手をカテゴリーから解放し、個人として相対する。
    ・人の行動を変えるための
     sml ipeアプローチ
     短期中期長期✖️インセンティブ、ペナルティ、教育。

  • SDGs入門書。

  • SDGs関連本5冊目。著者の田瀬和夫氏は、外務省に入省し、国連関連のお仕事をされてきた方。現在はSDGsパートナーズという会社を作り、そこのCEO。

    感想。
    SDGsからESG、企業がすべきことなどが丁寧にまとまっている。国連でのご経験から、国連主体のルール形成の流れ、背景にお?考え方に関する記載が豊富で、理解定着を助けてくれる。人権関連のお仕事をされていたこともあって、私にとっては後半の結構な割合を人権が割いてるなあと感じました。

    備忘録。
    ・はじめにの記載。「人間が生きていく上での課題は全て繋がっている」。食糧、衛生、薬、雨風から身を守ることなど、どれか一つを取り出して解決しても、その現場がしんどいのは続いてしまう。各課題を繋げたのがSDGs。

    ・サスティナビリティ。1987年の国連の委員会で「将来世代のニーズを満たす能力を損なうことなく、現世代のニーズを満たすような持続可能な開発」をサスティナビリティと定義。

    ・SDGsの目標と、自社の活動を紐付けして、「あれやってます、これやってます」としているだけではどこへも行けないし、儲からない。

    ・MDGs。ミレニアム開発目標。2015年までに達成すべき8つの目標。エイズの蔓延防止とかも入ってる。

    ・SDGsがビジネスで重要視される3つの理由。①大きな機会の創出、②リスクの最小化、③経済活動の土台形成(地球環境→社会環境→経済環境→企業活動)

    ・SDGsはインサイドアウトよりもアウトサイドインで。とSDGsコンパスでも示されている。

    ・企業は利益の創出と社会善を同時になすべきである。

    ・SDGsの浸透圧力。グローバルトップ企業がSDGsに取り組めば、それは川上にも川下にも強く広がっていく。

    ・企業のSDGsへのアプローチ。マッピング、マッチング、インパクト投資、参照手段としての活用、ESG投資への対応、経営への実装、はわかりやすかった。

    ・リンケージ思考と、レバレッジ・ポイントの話も分かりやすい。

    ・SDGsに取り組むことはそのままESGに取り組むことになる。

    ・ESG投資に関する受託者責任の記載も丁寧でわかりやすい。

    ・パリ協定の2度上昇の話。なぜに2℃か。海面上昇や台風の話もあるけども、サンゴの死滅から始まる海洋生態系への壊滅的影響や、陸上植物死滅からの陸上生態系への壊滅的影響も大きい。

    ・TCFDのシナリオ分析は、キリンの取組が参考になるらしい。

    ・人権については、実はSDGsの目標の中で明確にそれとわかるものがない(教育はあるけども)。人権はSDGsの基盤的位置づけ。

  • 体系だった丁寧な構成でSDGsを取り巻く全体感や考え方を学ぶのにとても役立った。

  • SDGsを実際のビジネスシーンにおいてどのように落とし込んで考えるべきかを非常にわかりやすくまとめてくれている。
    SDGsが果たされた先に、どういう世界になっていくのかというよりも、グリーンウォッシュではない真なる取り組みとして日本企業が実践していかなければどうなるのかをイメージしやすい構成になっている。
    学校教育が答えを長らく教えてきた日本としては、その答えの成り立ちを知ることや考えることは回りくどいとされてきたと思う。それは認識の幅を狭めているのだよと静かにさとされているような芯を掴む面白さだった

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  • 入門書として読みました。
    背景の流れ、ニュアンスなど、界隈を取り巻く空気感を知るのにとても良かったです。

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