ライフピボット 縦横無尽に未来を描く 人生100年時代の転身術 (できるビジネス)
- インプレス (2021年2月22日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295010883
作品紹介・あらすじ
人生が長期化した反面、ライフスタイルは短期化し、かつてのように1つのゴールを目指すような未来は描けなくなりました。激動の時代では、いくつもライフスタイルを転換(ピボット)しながら生きることが当たり前になりました。本書では、そのような生き方を「ライフピボット」と命名し、いつだって何歳になっても自分らしい選択をし続けられるような考え方や行動指針を体系化。日々の行動は「三つの蓄積」「三つの行動原理」「6つのアクション」を足場とし、時に偶然を味方につけながら、縦横無尽に未来を描く方法を解説します。
感想・レビュー・書評
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1.私が考えなくてはならない未来は?
2.会社が責任をもって面倒を見てくれる時代が終わり、自分自身で自立していかなくてはなない時代になりました。そんな時代だからこそ「ライフピポット」という考え方だとても重要だと著者は述べています・ライフピポットとは、「経験の蓄積と偶然によってキャリアの転換を実現させること」つまり、経験の蓄積は自分でいくらでもできるが、偶然は自分では操れません。そんなチャンスを多くつかむためには外に出るしかありません。そのために身に着けておきたい力として3つの蓄積と6つのアクションが大事だと述べています。
本書では、人生100年時代を生き抜くためにはどうやって転換していくかを述べてくれています。
3.ここ5年くらいは転職が盛んに取り上げられた印象を持ったなかで、この本が出たことはとてもいいと思いました。
むやみやたらに経験を求めて転職をしても単に社会に振り回されているだけになります。大切なのは「どんなビジョンを掲げて自分を変化させていくか」ということです。本書は転職することを進めたいわけではなく、自分自身の資産をしっかり積み重ね、CAN・WILL・NEEDの部分に落とし込んで活動していくべきと述べています。
私の場合、NEEDを見抜く目が弱いこと、CANの要素が弱いことが問題となっています。やりたいという気持ちだけでは社会で活躍はできません。でも、やらなければならないという気持ちばかりにとらわれ、楽しむことを忘れたら本末転倒です。このバランスがいまだに自分の中で撮れていないことが課題です。だからこそ、まずは「楽しいことは何なのか」を明確にしておかなければならないと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
成功者の詭弁と思ってしまう内容ではあるが、ためになる部分もあった。
人生100年時代ということで、焦って何かしなければということではなく、まずはできることから経験を積み、失敗しても影響を抑えることができる範囲で経験とネットワークを構築することが大切。
一理ある。私の会社は副業が解禁されていない。だからといって何もできないかというとそうではなく、報酬が出ない形でも何かスキルアップにつながる取り組みをすべきということ。
一方で、私個人的には、過重労働でうつ病になり、働き方改革に取り組んでいる中、経験を積むためとはいえ、あらたに負担となるボランティアや活動をすることは現実的ではない。今の仕事の中で、できる範囲のことをやり、考え方だけは、今の仕事以外できないわけではなく、柔軟に挑戦していくことを意識していればいいかなぁと思う。
副業が負担になるようなら、やる意味ないので、あくまで自分にあった働き方を探せばいいと思う。 -
キャリアを決定する出来事の8割は偶然である、というのがなんだかとても心強く響いた。より良い偶然を呼び込むために、今の私になにが出来るだろう
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今の経験が、未来のキャリアを切り開く手持ちのカードになる。
だから、今を何となく過ごすのではなく、未来のための蓄積と考え、目の前の経験からカードになりそうなものを抽出していこう。という話 -
ライフピポットの考え方は、willやWantを描くのが良さそう。
他の人に比べて自分の労力の割に前の人がすごく評価してくれることが、その人の得意な仕事。
ライフピボットの三要素とは、1価値を提供できるスキル、2広く多様な人的ネットワーク、3経験によるリアルな自己理解
中盤以降はいかに一歩目を踏み出すかの具体的なネットワークの作り方入り方。
稼ぐための本ではなく、一歩踏み出すための本、と、とらえた方が良い。 -
19歳の今読んでおいてよかったです。将来への不安が軽くなったし、未来へ向けたやる気がわきました。
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ライフピボット…って言うワードがいいだけで、言ってる事はフツー。
…って、パッと最初の方読んだ時は思ったけど、じゃあ、実際にハニカムマップ書いてみて、それを実際のじぶんの行動に落とし込む+行動する、ってなると話は別。
読書会の課題図書にして、みんなで、考えてる事や実際やろうと思ってる事などをシェアしあったんだけど、とてもいい機会になった。
あと、Twitterでこの本を課題本にして読書会することを流したら、著者ご本人からリツイートコメント頂きました。
著者自身が、書いてるだけじゃなく本当に「つながり」を実行してるんだな、って説得力ありました。
黒田悠介の作品





