勝ち続ける会社の目標達成の仕組み

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295400479

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  • 中小企業では、
    「なにかで一時的に儲かる」
    ということはあっても
    「継続して儲かり続ける」
    というのは難しいものです。

    また、中小企業では、目標を決めても
    「決めた通りに目標達成する」ということも
    なかなか難しいものです。

    本日ご紹介する本は、
    持続的に成長を続け目標達成できる会社
    にするための仕組みを紹介した1冊。


    ポイントは
    「目標のシンクロ」

    目標のレベルには
    1.会社の目標
    2.事業ユニットの目標
    3.個人の目標
    があります。

    ”事業ユニット”というのは、
    独立で戦略を立案できて、

    独立で採算を管理できる最小の事業単位のこと。

    理想的には
    会社の10年後のゴールを決めたら、
    そこから逆算して今年1年の
    組織と個人の目標を決めます。

    そして、ブレイクダウンした個人の目標が
    個人のやりがいを満たす目標になっているか?
    会社から見た「戦略的意義」を意識した目標になっているか?
    の両方を見ること。

    個人のやりがいと会社の戦略的意義のシンクロが重要です。


    「達成プロセス」

    目標の達成には、そのプロセスが重要。

    それぞれの目標ごとに、だれが、いつ、何をやるのかを決め、
    それを日々改善してゆくのが達成プロセス。

    今日の作業はうまくいったか、

    うまくいかなかったのならどこを改善すればいいか?

    自分一人だけでCとAを回すことはできないもの。
    スポーツの世界では、どんな名選手でも必ずコーチがついています。
    毎日5分でもいいから、上司と部下で話し合うこと。

    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
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    会社のビジョン作りからすべてが始まる
    いかにシンプルなスキームであるかどうかが、高い遂行能力を持つ組織になれるかどうかの大きなポイント
    真のフオロワーシップ組織とは、社員のやりがいや自己実現の集積がそのまま会社のビジョンになっている
    「なにをゃりたいの?」と聞かれて、「わかりません」と答える社員が多い会社は成長しない。
    他部署とのコミュニケーションをしっかりとり、上司にスムーズな報告や相談を心がける
    努力とチャレンジを評価することで組織は成長する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◆目次◆
    第1章 停滞する中小企業がかかえる構造的問題
    第2章 中小企業を改革する21世紀型目標管理システム
    第3章 ストーリーで学ぶ21世紀型目標管理システムの導入
    第4章 ストーリーで学ぶ21世紀型目標管理システムの運用
    第5章 目標をいかに達成に導くか
    第6章 社員をいかに評価するか
    第7章 評価と給与・賞与をいかに連動するか
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