「事業を創る人」の大研究

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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本棚登録 : 238
レビュー : 21
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295401568

作品紹介・あらすじ

新規事業の敵は「社内」にあり!どのように担当者を選び、仕事を任せ、サポートするべきか?-人と組織の観点から、実証データに基づき、新規事業の問題にアプローチすることが本書の特徴です。

感想・レビュー・書評

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  • 新規事業の成功の秘訣は優れたアイデアではなく、創れる人を見出す事という
    今までの新規事業に関して分析した結果を考察した本
    組織やネガティブな人に巻きこまれて
    精神的、体力的に新規事業を辞める人も多く
    創る人と、その創る人をどうサポートするかの方が重要であることを唱えた本

  • 企業が本業とは別の事業、つまり「新規事業」を展開することで、傾きかけた会社が持ち直したというサクセスストーリーはよく聞かれる。が、その裏には99%の新規事業の失敗が存在する。

    経営者にすれば当然、そんなことはわかっちゃいる。しかし、経営者は新規事業にあこがれ、やりたがる。なぜなら、我の新規事業こそ成功間違いなしと思うからだ。そして、そんな新規事業に実際に携わるのは、社内で抜擢された担当者、「事業を創る人」だ。

    本書はそんな「事業を創る人」の苦労やプレッシャーをアンケート等で数値化し、企業が新規事業を成功させる最低限の不可欠要素を分析する。それは同時に、新規事業担当者哀歌だ。

    新規事業は短期間で成功すれば、皆ハッピー。が、多くの新規事業はそうじゃない。成功までの期間、担当者は本業の利益を食いつぶしているという罪の意識と周囲からの冷たい視線に打ちのめされる。ついには指示したはずの経営者からもバッシングを受ける。その結果、誰からの協力も得られず、担当者の心は病んでしまうのだ。

    経営者は絶対に新規事業を成功させるという決意を持ち、本業との相乗効果を考え、担当者への絶対的なバックアップを欠かさないことが必須。それは本業に専念することよりも、困難なことだったりする。新規事業は余力がある企業だけがやっとけってことだ。

  • 自分の意志で異動した人が事業立ち上げで成功しているとは限らない、とか、経営トップがコミットしないで丸投げはアンチパターンとか、事業づくりの勘所が、データとともに紹介されている。事業も人も、一緒に育成するスタンスが重要、と何度も強調。

  • メモ。
    資源動員の仕組みがないアイデアは報われない、
    新規事業の成功失敗を予め定義明確化
    優れた交渉人、巧みな理由付け職人
    事業を創るということは創る人と支える人を育て未来ある組織を創ること

  • 新規事業に対しての思い込みに気づける本だった。実際の調査データがベースで、読みやすい文体。

  • データ豊富に、企業内新規事業における人・組織の課題、留意についてまとめられている。各章ごとにまとめもあり、読みやすい。

  • わかりやすいが、薄っぺらくない、今どき珍しいビジネス本。

  •  新規事業をやるにしても、既存事業をやるにしても、アイデアも重要だが、それを形にする「人」が大事だと思い知らされた一冊。
     また、人を巻き込む力、意思決定者のコミットが重要なキーポイントになる。
     「事業を創る」とは、「既存事業を通じて蓄積された資産・市場・能力を活用して、経済成果を生み出す活動」とあり、自分の今のスキルを既存事業とした場合、それをかつようして次の視点につなげる。→これがやりたいこと。
     チーム力が試される以上、自分のモノサシで人を判断することはできるだけ避けたいとおもった。

  • 社内で、新規事業を創るのは難しいと言います。
    新規事業は戦略が大切と言いますが、上手くいかないことも多いものです。
    何が真因なのか。
    新規事業に関わるさまざまなデータを集め、会社や現場、組織までも科学的に分析しています。
    その結果分かったのは、「新規事業を成功させるのは斬新なアイデアではなく巻き込み力」、「新規事業の敵は『社内』にあり」ということです。
    新規事業を創る人や経営者には、おすすめです。

  • 読書会課題図書。
    自分自身が経験した事が言語化されていると感じた。

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著者プロフィール

1962年富山県生まれ。富山大学人文学部卒業。同大学文学専攻科修了。膨大な資料をもとに、思わぬ角度から歴史に埋もれた事象を掘り起こすノンフィクションを数多く著している。著書に、『陰謀論の正体! 』(幻冬舎新書)、『明治維新の「嘘」を見破るブックガイド』(河出書房新社)、『電気は誰のものか』(晶文社)など多数がある。

「2019年 『電源防衛戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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