日本一カンタンな「投資」と「お金」の本
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2019年2月22日発売)


- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295402800
感想・レビュー・書評
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投資。金融。
ストーリー形式で、主人公がファイナンシャルリテラシーを身に着けていく。
スティーヴ・バーンズ『ニュートレーダー×リッチトレーダー』と同じ形式。
重要な知識が十分に詰め込まれていて、意外と内容が濃い。
行動経済学の知識は、直前に読んだ金融の本でも取り上げられていて、なおさら興味が湧いた。
損切のルールは、心に響く的確な表現で感動した。
タイトルの"日本一カンタン"が合っているとは思わないが、かなりの良書。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
投資によく出てくる「分散投資」「長期投資」を理解するために資本主義の解説をしている点が良かった。
資本主義は人の欲望を叶えるためにできたシステムで、人の欲が膨らむ限り長期的に見れば株価は上がるんだ、だが短期的には暴落は起こるのでそこで怖がって手放さないことが大事と、なるほどね。
腑に落ちたけど、あまりにすとんと落ちて怖いのでもう少し他の本も読んで確認したいという意の星4。 -
読みやすく、わかりやすいやすく、
面白く読めた。
最後にオススメのファンドの紹介があってよかった! -
・株式投資=資本主義社会において、社会の発展のための投資
・株価の変動について
長期的な変動→会社の業績による影響
短期的な変動→投資家の心理による影響
・資本主義社会では誰もが儲けたいと考えるため、株価が相場より高い状態でも、それより高く売れるなら人は買うし、売りたい人が多くなれば皆が株を売り出す。つまり、資本主義社会においてバブルや暴落は必ず起こる。
金利が緩和されている時の金余りの状態ではバブルが発生しやすい。
・バブルは長期分散投資によって乗り越えるべし
・日本の株価はここ30年で成長していないが、海外は数倍に伸びている -
「お金の増やし方を教えてください」と同じく、長期的な資産形成に関する入門書として読んだ。
長期分散投資が何故合理的なのか、資本主義の理解を通しながら学ぶことができた。
iDecoは絶対始める。 -
投資への恐怖と金銭的な不安がなくなる本。
この本では、長期の積立投資が推奨されている。
株に関する歴史や人間の心理なども併せて書かれているので、投資に関する総合的な知識を知りたい初心者におすすめ!
情報過多になっている方にも読んでみてほしい。 -
会社員を辞めてすぐの時に
「忙しくて手をつけてなかったお金のことを勉強しよう!」「自分の生活は自分で守ろう!」と思い駆け足で読んだ本です。
自分と同じような状態の青年(30代、投資の経験なし)が主人公で、その人が少しずつ投資を学ぶ形式のため初心者の私にとってとても読みやすかったです。
また、「投資するぞ!」という気持ちや行動の後押しをしてくれました。感謝です。 -
スラスラ最後まで読めた。
長期的に衝立投資信託を勧める本ですが、その前に株式会社とはとか、自分を客観的に見るのが難しいこと、バブルは10年毎に来るとかを小説風に説明しています。
小説としてはあまり面白くないですが、投資について勉強する本としては面白かったです。
最後の方の30歳から始めるならこう、50歳から始めるならこう、60歳で始めるならこうと具体的な数字で説明してくれている部分が一番良かったです。 -
タイトルにもある通り「カンタン」な本を求める場合にはマッチする。普段から日経新聞や経済に関心を持って暮らしている方にはこの本から学ぶことは少ないと思えた。最後に「自信を持って薦めるファンド10本」の記載があるが、これは全くの蛇足だったと残念。書籍が発売されて時間が経つとこの内容に意味はないに等しいと思う。
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わかりやすかったと思います。投資は社会に貢献している、投資するなら外国株の方がポートフォリオのバランスが良いというのはなるほどと納得させられました。
著者プロフィール
中桐啓貴の作品





