全員経営者マインドセット――MSマトリクスで実現する次世代組織

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
3.55
  • (3)
  • (8)
  • (7)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 161
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295402909

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 変化の激しい時代だからこそ、社長や役員、組織のリーダーの指示通りに仕事をしていても、必ずしも成功するとは限らないし、個人としても成長しない。だからこそ、全員経営者のマインドを持つ必要がある。
    そのマインドを持つにはスキルや知識だけではなく、マインドを高める必要がある。MSマトリクスはスキルのマインドを対応させているため、自分が何を取り組めばいいのかが分かり易い。

  • モチベとは違う、マインドセットについて説明された本。
    自分自身の心構えはもちろん、会社などの組織において、当事者意識を持ってもらうためのリーダーのアクションも触れられている。

    構成も質問があって、考えてから読むので自分事に落とし込みやすいです!
    非常に学びの多い本。

  • ■@yukihiroysd 氏による企業における組織戦略論

    ■会社に必要不可欠な要素のうち、特に重要なのが戦略力、組織力・人材力

    ■組織全体やリーダーのマインドセットを向上させる仕組み
    →場・環境の提供が重要


    https://twitter.com/shinjitakenaka/status/1155101065345323008?s=21

  • <前書きのメッセージが印象深かったので抜粋>
    ”人生の”経営者になる。
    自分の人生を、他人や社会の仕組み・慣習に依存することなく、「オーナーシップを持って生きる」と、人生はより楽しく充実したものになり、他者への愛も大きくなる。

    【本の内容、見出し】
    第1章:自社の組織は強い?弱い?
    1.自社の組織の「本質的課題」は何か?
    2.会社の成長に不可欠な4要素
    3.自社の組織の現状を知る

    第2章:マインドセットの高い人、低い人とは?
    1.MSマトリクスから何がわかるのか?
    2.各ゾーンに見られる特徴
    3.マインドセットは6つの要素の複合体
    4.「マインドセット」の勘違いされやすい内容

    第3章:マインドセットは、誰から、どう向上すべきか?
    1.いよいよ、組織のマインドセット向上へ
    2.目指したい組織の形を確認する
    3.個人の成長に必要な5つの要素
    4.実践前に注意すべき5つのポイント

    第4章:リーダーのマインドセットとスキルが向上する方法
    1.リーダーに必要な能力とは?
    2.リーダーの「組織マネジメントスキル」とは何か?
    3.リーダーの「マインドセット」が向上する2つの方法
    4.「組織マネジメントスキル」が向上する5つの方法

    第5章:MSマトリクスを採用・評価にも活用する
    1.MSマトリクスの採用・評価への応用
    2.MSマトリクスを採用に活用する
    3.MSマトリクスを評価に活用


    【以下、上記の中から学べたものを抜粋】
    ※組織ありきで実践する項目が多かったが、個人として学んだことを抜粋する。
    近い将来自分が身近で組織をもつことがあれば、一通り読んだことで内容を把握できているので、再度読み返して実践できたらと思う。

    【第1章:自社の組織は強い?弱い?】
    ・会社の成長に不可欠な4要素
    ①ミッション・ビジョン・中期目標
    ②戦略力
    ③組織力・人材力
    ④市場創造、イノベーション

    ③は最も必要である。その理由は、そもそも戦略は立てても実行できないと意味がないから。
    ④は、新しい価値を生み出し、市場を創り、大きくすることが、数ある企業の中で自社が生き残るために不可欠なこと。

    ・自社の組織の現状を知る
    <タテ軸のマインドセットとは>
    ①当事者意識
    ②覚悟
    ③オーナーシップ:他責せず、会社を自分ごととして捉えること
    ④全体最適:
    自分のメリットだけでなく、全社のミッション・ビジョン・バリューに則り、全体・中長期視点で思考・判断・行動ができているか。
    ⑤ミッションフィット:
    ミッションに深く共感して、自分の目指すものとして捉えて行動しているか。
    ⑥バリュー体現:
    自分たちの会社の価値観をどれだけ体現し、それを踏まえた言動を取っているか。他の人の模範になっているか。

    ☛特に④~⑥は初めて聞いた文言であった。共通して当事者意識ということができるのではないかと思う。つまり、会社のミッションを自分事としてとらえ、それをしっかり体現することが必要。

    <ヨコ軸の定義とは>
    ①テクニカルスキル
    ②組織マネジメントスキル:会社の経営目標に対し、経営資源を総合的に管理運営する能力
    ③コンセプチュアルスキル:
    俯瞰的、複眼的に事業や課題を把握でき、ステップ・バイ・ステップでは到達できないような解決策を見つけ出す能力
    ④戦略思考力

    【第2章:マインドセットの高い人、低い人とは?】
    ・マインドセットは6つの要素の複合体
    ①「当事者意識」を持つということ
    ②ブレーキを踏まない「覚悟」をする
    →自分の思い通りに物事が決まらないと、心がモヤモヤする。そのモヤモヤは、行動に無意識のブレーキとなって作用する。
    ここで、「行動スライド」という方法を選択する
    それは、モヤモヤを解消するために、「自分の行動を変えてみよう」とすること。
    ※その逆である環境スライドとは、環境を変えることでモヤモヤを解消しようとすること。
    また、ブレーキを踏まない覚悟をすることが大切

    ☛つまり、どんな決断でも自分ごととして受け止める、あるいは受け止められるような努力をする。

    ③「オーナーシップ」を持つということ
    →会社にいる限り、会社の環境に対して自分がどう影響を与え、変化させられるかを考え、本気で行動することが、仕事や人生のオーナーシップを持つということ
    ④「全体最適」の視点を持つ
    ⑤「ミッションフィット」の本質を理解する
    ※そもそもミッションとは:
    「使命や目的、存在意義」のことで、会社が何を目指して成し遂げたいのか、なぜ存在すべきなのかを示すもの

    <ミッションフィットには2つの意味がある>
    1.自分が目指したい方向性が会社のミッションと合っており、それを目指すこと
    2.会社のミッションと、自身の日常業務を正しくつなぎ、フィットさせられること

    ☛1は言わずもがなだが、2が要になると考える。「合っている」という状況は、日々の解釈次第で変化していくものかもしれない。しかし、正しくつなげることで確信をもってミッションを自分事とすることができると思う。

    ⑥「バリュー体現」をすること


    ・「マインドセット」の勘違いされやすい内容
    1.当事者意識100%は損ではない
    →結果に向かってこだわりを持って仕事をするという姿勢や行動が大事。

    ※また、組織マネジメントとは、自分ができることは相手もできるはずだ、と自分の考えを押し付けることではなく、相手の感情や状況を推し量り、主体的に行動変容する道筋をつけていくこと。
    ☛これはかなり重要。自分の当たり前は他人の当たり前ではない。そんな状況に陥った時は、まずは自分も含めた全体を俯瞰するところから始めたい。

    2.マインドセットはロイヤリティではない

    3.マインドセットは時間では測れない
    →時間ではかるのではなく、仕事もプライベートも100%で臨む覚悟が必要

    【第3章:マインドセットは、誰から、どう向上すべきか?】
    ・個人の成長に必要な5つの要素
    ①適性、才能
    ②意識、工数
    ③理論、型
    ④場、経験
    ⑤継続、年数
    →③と④の繰り返しが、より高いレベルのスキル向上に導く

    ・実践前に注意すべきポイント
    !知っていることとできることは違う!
    知らない
    →知っているつもり、読んだ
    →理解している、腹落ちしている
    →体得している、自分でできる
    →指導、アドバイスできる

    【第4章:リーダーのマインドセットとスキルが向上する方法】
    ・リーダーに必要な能力とは?
    「目標の必達」
    ただし、”永続的な組織の維持”という制約条件がある。
    つまり、「組織の成長」も必要
    →リーダーは、その2つを両立させることが求められる。

    ・「組織マネジメントスキル」が向上する方法
    ※以下は表題とはずれるが、表題テーマの中で学んだことをピックアップ

    <基本的なキャリア形成の3つの円>
    will
    should
    can

    <進化系のキャリア形成の3つの円>
    wil / want
    ★take
    can

    基本的なキャリア形成shouldを
    「should→need→ take」
    にする。

    shouldとしてではなく、will/wantを実現するためにそれが「必要なこと」であると洞察して向き合う。
    そして、さらにステップアップさせて、より能力的に「取りに行く」気構えで行動する。

    ☛「すべき」ととらえると、ネガティブなイメージを持つし、他人からやらされているものと認識してしまうが、それを「自分事として」自分のために必要なものだと認識し直し、行動することで、その仕事に対するアウトプットも、自分への学びの質・量も変わると考えられる。

    【第5章:MSマトリクスを採用・評価にも活用する】
    ・マインドセットを評価軸にする理由
    →逆に、実績偏重評価の継続が、中長期的に組織にもたらす大きな3つのリスク
    ①ミッション・ビジョンの未達
    ②中長期的な組織運営コスト
    ③業績が厳しいときに踏ん張れない

    【最後に一言】
    内容としては、普段自分が考えていることも多かったので、比較的すんなり納得することができた一方、自分がまだ体験したことのない内容が多かったので、内容ではなく実践として自分事化しづらかった。少し難しい本だったなというのが印象にはなってしまうが、これから自分がマネジメントするような立場に立った時、また改めて読み返すことができたらと思う。最後の方に出てきた、進化系のキャリア形成の円は特に腑に落ちた。自分の目標を念頭においた上で、「should」の自分にとっての「need」を考えることは、仕事を自分事として捉えるために効果的であると思うので、ぜひ実践していきたい。

  • 経営者マインドセットを得るために何が必要かを書いている本。


    良い点:組織マネジメントスキルの5要素の数式は個人を測るのに使える!!


    う〜ん:
    1. なにも解決しなかった

    全社員が経営者のマインドセットを持とうという壮大なテーマに対して、それらしい情報の羅列しかない。結局会社レベルじゃないとできないことが書かれている。最初に社長・管理職・社員のGわけをしていたのだからそれぞれのマインドセット形成成功例を詳しく紹介したほうがいい。

    2. 用語のばらつき

    ナンバーリストと説明のばらつき 役職のばらつき

  • どうやったら組織全体で底上げできるかと言うのを考える上で役立ちそう。マインドセットが重要だけど、じゃあどうするかってのはみんなで考えないといけないんだろうなと。

  • 元ガリバーの専務取締役として、
    10年で1000億企業に伸ばされた中村さんの著書

    結局、大事なのは、いつも社内で言われてるような、「当事者意識」とか「覚悟」とか。

    特に、以下の部分は「自分も変なところでブレーキを踏んで無いか?」と思考するきっかけになった。

    どうすればブレーキを踏まないで済むのか。何よりも必要なのは、「自分がブレーキを踏むべきでないところで、ブレーキを踏んでいる」ということに気づくこと。そのうえで、ブレーキを踏まない「覚悟」をすること。ブレーキを踏まないことで、自分の人生にプラスが生まれると認識する必要がある。

全8件中 1 - 8件を表示

吉田行宏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
チャールズ・A....
ベン・ホロウィッ...
佐々木 圭一
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×