2025年、人は「買い物」をしなくなる ――次の10年を変えるデジタルシェルフの衝撃
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2019年11月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295403432
感想・レビュー・書評
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タイトルが気になり読んでみた。
「買い物」をまったくしなくなるわけではなく、なくなるのは、これまでの買い物におけるさまざまなプロセスだということ。
お店に行くことや現金を用意すること商品の現物を見ることなどを省略するということ。
実際、コロナ禍になってから買い物をネットで済ませることが増えたと思う。
商品の良し悪しは、テレビCMよりも友人やインフルエンサーが、「これいいよ」とすすめるもの。
SNSでは、フォロワー数が多ければ、それが価値となる。
デジタルシェルフ=世の中の電子化が進む中で、日常の身の回りにある、ありとあらゆるまのがシェルフ(商品棚)になること。
実店舗の棚よりデジタルの棚(スマホ)。
哀しいかな、年々スマホでの買い物が増えてきている。
百貨店も足が遠のいている。
イオンモールも目指す店のみで短時間で済ませている。
スーパーも短時間だ。
コンビニは、ほぼ発送のみで買い物しても10分足らず。
変化はあるが、ネットに頼らざるを得ない部分もある。
また、次の10年がどのように変わっているのかわからないが、取り残されないようその流れについていくしかないだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここ数年で、買い物の手段が変わった人は多いと思います。
僕も変わった人の1人で、ネットで購入することがとても多くなりました。
Amazonやヤフーショッピング、楽天市場等。
お店に行かず、自分の好きなモノを好きな時に購入する時代に突入しています。
そんな変化の激しい時代だからこそ、その先の未来はどうなっていくのか!?
そんな疑問が湧いた人にぜひ読んでいただきたい1冊だと感じました。
未来の買い物の方法を考えるだけで、なんだかワクワクしますよね(^^) -
ショッピングも情報社会に呑み込まれていくという実態がよく分かった。それがいいことなのか悪いことなのかは分からないけれど。
欲しい物は自分で探さずAIが持ってきてくれるという主張にすごい納得。
私もよく「購入履歴からのあなたへのおすすめ」みたいなところから買い物しちゃうなあ。
自分で探して選んで買うという従来の買い物がほんとに無くなりそうだなあと実感。
それは自分で考えたりする必要がない分楽なのかもしれないけど、近い未来、人間が思考停止状態に陥ったりしてしまうんじゃないかとも思ってしまう。 -
「買い物」と「AI」の関係と、
未来の買い物像について書かれた本。
【概要】
この100年の間で買い物の移動時間が
百貨店へ1日(戦前)→スーパーへ1時間(戦後)→コンビニへ10分(平成)→インターネットで1分(現在)
と、劇的に短くなっている。
今後は5GとAIにより欲しいものがすぐにわかったり、不足したものを勝手に注文してくれる、
すなわち買い物が「1秒」で行えるようになる。
将来、人は「買い物する」という行為をしなくなる。なぜなら、めんどくさいという意識が強く、自分で考える必要もなくなるから。
さらに商品の信頼性は、
インターネット検索やCMなどの広告から得るのではなく、SNSの口コミが中心になる。これは消費者が賢くなり、人の意見の方が信頼できるからだ。
このような変化においていかれないように、メーカーはオンラインブランドやDtoCに注力すべき。
【面白い点】
・Amazon go レジに並ばないコンビニ
・車の中の時間を奪う動き(ジャーニーマップで見つけれそうな部分)
・とにかく車でのデータ欲しい(Googleの動き
・今の人はなんでも「同時」にこなしたい
・CMのパーソナライズ化=口コミ
「共感性」をくすぐると口コミで売れる
→そのためにストーリーを売る
→セオリー①whatよりwhyとhow(なぜ作ったか、どうやって作ったか)語れないなら始めるべきではない
②ストーリーが長いほどいい
(竹の箸なら職人が作る部分からより、竹が育つ部分から見せるなど)
・Amazon 大量生産系得意
楽天 DtoC強い、比較したくても比較しづらいものを売ってる
・メーカーと消費者が直接繋がれば、熱狂的なファンになる
【自分事】
・調べるときには基本グーグル検索から入るから、たまにはインスタとTwitterから調べてみるのも多くしたい。
・オンラインブランド作ってみたい。
・5G体験したい。
・VRに触感を付与したもの早く欲しい。
【まとめ】
目まぐるしい変化に対応する人になりたいなー
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2010年代に入りスマートフォン時代に移行したことで、「ネットにつながる時代」から「情報につながる時代」へ移行、結果、SNSを中心とした共感マーケットが猛威を振るいつつある、本書は今よりもちょっと先のEコマース事情を予測した一冊。D2Cのように実際に店舗を持たない、Amazon Goのようなレジ無しショッピングのみが生き残る時代はもうすぐそこまで来ており、5Gも絡んで今後Eコマースの構造は一気に変わることが予測される。Eコマースでは日本の先を行っているとされる、中国・アメリカの例を元に未来予測が語られる。
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Eコマースに興味を持ち手に取りました。デジタルマーケティングの基本的な考え方とデータドリブンのこれからについて分かりやすい言葉で知ることができました。
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現在の小売りの状況と今後の見通しについて書かれた本です。
よく纏まった本であり、内容が想像できる方は読むことは不要です。
・最近まで購買の判断基準は、テレビCMや新聞広告だった
・最近ではAI(リコメンド)、クチコミを元に購買している
・これまでの小売り業界は、消費者がどの店舗の田中から購入するのか、という事を競っていた
・最近はECサイトにより、消費者の手元に棚がある状態である
・AIの発達により、AIが自動的に商品を発注すると言うスタイルが確立されると思われる
・口コミの力は今後も大きくなる。インフルエンサーが重要となる
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この本で書かれているように買い物という「作業」はとても面倒くさい。
交通機関を使って出かけ、目当ての商品を見つける為に歩き回り、されにレジに並び、その商品を持って帰らなければならない。
その作業がネットショップによってほぼ完全に楽ちんになった。
そう考えればこの本で書かれているように人はいずれリアル店舗に買い物にはほとんど行かなくなるかもしれない。
リアル店舗が完全になくなるということはないと思うが今年はコロナの影響もあり自宅での買い物への移行はさらに進んだと思う。
ただし本の中にも書いてある通り「体験」が含まれる買い物は例外だ。
個人的には本を買うだけならネットでもいいが、大量の本を見て回るという「体験」はやはり書店じゃないとつまらない。
2025年、世の中はどうなっているだろうか。 -
もっと深いことまで書いてるのかと思ったけど今までの買い物方法と解説が90%で5gでこれだけできるよとかでタイトルにあるようなのは最後のまとめだけに感じた。文字も大きいしすぐ読めてしまったよ。
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近年、本に書かれている事が起こり得るでしょう。アマゾンは身近に感じます。