科学的な適職 4021の研究データが導き出す、最高の職業の選び方

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  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295403746

感想・レビュー・書評

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  • 俺は先日退職したばかりだ。転職先も決まってないし、やりたい職やどんな仕事が向いているかもわからない。
    そんなとき書店でこの本と出会った。尊敬するDaiGOさんが推奨していることもあり購入を決意!

    読み終えて職業の選び方の常識がぶっ壊れました。今まで当たり前のように仕事を選んでいた基準が、「7つの大罪」ともいわれるNG行為だったなんて…。

    ❶ 好きを仕事にする
    ❷ 給料の多さで選ぶ
    ❸ 業界や職種で選ぶ
    ❹ 仕事の楽さで選ぶ
    ❺ 性格テストで選ぶ
    ❻ 直感で選ぶ
    ❼ 適性に合った仕事を求める
    P41

    あれま、これ俺が仕事選ぶときに全部基準にしてるやつじゃん…いきなり全否定されちまったよ。今までの職選びは間違いだったのか。
    特に「好きを仕事にする」は俺が一番重視している。だって好きなことを仕事にしていたら苦しいこともへっちゃらに思えちゃうでしょ?
    多少嫌なことがあっても簡単に乗り越えられちゃう気がするもん。やりたくもない仕事にヒイヒイ言いながら奴隷のごとく働くなんて絶対イヤだね。

    ◉ 適合派:「好きなことを仕事にするのが幸せだ」と考えるタイプ。「給料が安くても満足できる仕事をしたい」と答える傾向が強い
    ◉ 成長派:「仕事は続けるうちに好きになるものだ」と考えるタイプ。「そんなに仕事は楽しくなくてもいいけど給料は欲しい」と答える傾向が強い
    P43


    俺はどちらかというと適合派にちかいな、多少給料が安かろうがその仕事が好きならなんとか生きていけそうな気がするし。
    しかし、しあわせになれるのは成長派の人間だという。

    適合派の幸福度が高いのは最初だけで、1〜5年の長いスパンで見た場合、両者の幸福度・年収・キャリアなどのレベルは成長派のほうが高かったからです。
    P44

    えぇ! 幸せになれるのは成長派なの!?
    好きなことを仕事にしても幸せは長続きしないんかぁ~…

    ◉ 好きを仕事に派:「自分はこの仕事が大好きだ!」と感じながら仕事に取り組むタイプ
    ◉ 情熱派:「この仕事で社会に貢献するのだ!」と思いながら仕事に取り組むタイプ
    ◉ 割り切派:「仕事は仕事」と割り切って日々の業務に取り組むタイプ
    P45

    結局のところ、仕事は仕事と割り切ったほうが人生うまくいくみたいね。実際、世の中そんな人達ばっかりな気がする。
    とりあえず自分もこのスタンスで転職してみるよ。どんな仕事でもやっていくうちに好きになれたらいいな。
    ただ、本書の意見を鵜呑みにせず、本当に心の底から好きなことを仕事にしている人の意見も聞いてみたい。
    「あなたは幸せですか?」どんな答えが帰ってくるか楽しみだ。

  • そんな良い仕事ないでしょ、と思って読んでたけど、「おわりに」に書かれていることが全てなのかもしれない。予定どおりに人生が進むことなんてないので、大きな方向性を決めたら、あとは身をゆだねるだけ。常にどうするかを考えるのではなく、節目にだけ見直すのが幸福度をあげる。

  • 7つの軸で、ひとつひとつ深く分析をして転職を決めるべき

    ・自由
    ・達成 前に進んでいる感覚はあるか
    ・焦点 モチベーションタイプ、攻撃的に合っているか
    ・明確 組織にビジョンはあるか、その実現のためにどのような仕組みがあるか
    ・多様 プロジェクトの川上から川下まで関与できるか
    ・仲間 自分に似た人はどれくらいいるか
    ・貢献 どれだけ世の中の役に立つか 自分の行為が他人に良い影響をあたえた事実を可視化しやすいか

  • 特にハッとさせられたのが、「好きを仕事をしたところで幸せになれるとは限らない」という点。
    どんなに好きな仕事でも避けたくなるような面倒ごとは起きるもの。
    好きだと思っていた仕事だからこそ、こんなはずでは、とモチベーションの低下につながりやすい。
    以下文が印象に残った。
    「真の天職は 「なんとなくやってたら楽しくなってきた 」から見つかる」

    この「好きを仕事にする」をはじめとする、
    キャリア迷子が陥りやすい選択を【大罪7】として7つ挙げている。
    なるほど、たしかに自分がいかに「視野狭窄」だったと思い知らされる。

    一方、「仕事人生を幸せに導くために必要な要素」を【徳目7】と題して7つ挙げている。
    個人的にはこの章が一番収穫になった。
    別章だがバイアス解除の話もおもしろい。

  • ・「好きを仕事に」に騙されない。仕事をしていくうちに徐々に好きになっていくもの。
    ・仕事の幸福度を決める7つの徳目
    ➀自由:その仕事に裁量権はあるのか
    ②達成:前に進んでいる感覚はあるのか
    ③焦点:自分のモチベーションタイプに合っているか
    ④明確:なすべきことやビジョン、評価軸はしっかりしているか
    ⑤多様:作業のバリエーションはあるか
    ⑥仲間:組織内に助けてくれる友人はいるか
    ⑦貢献:どれだけ世の中の役に立つか

    ⇨その中でも、特に①が満たされている実感が大事。個人的には現職でそれが満たされてる感あるから楽しいと感じる。

  • 幸福が最大化される仕事選びの考え方

    現在の仕事に納得できる理由と、今後改善したいポイントを明確にできた。人材採用においての訴求内容の検討にも使えた。

    どんな人もバイアスがかかり、職業選びは上手くいきにくい。
    幸福度は、7つの要素で決まる。
    自由:裁量権はあるか?
    達成:前に進む感覚があるか?
    焦点:モチベーションタイプに合うものか?
    明確:ビジョン、評価軸はハッキリしているか?
    多様:作業内容のバリエーションがあるか?
    仲間:組織内に助けてくれる友人がいるか?
    貢献:どれだけ世の中の役にたつか?

    「タスク重要性」
    他人を気遣い、他人に新たな知見を伝え、他人の人生を守る要素をもっている仕事であるか?
    →3つの欲求が満たされるから
    自尊心、親密感、自律性
    大事なのは、「自分の行為が役にたった」事実を可視化しやすいかどうかであり、エンドユーザーとのふれあいが多い仕事や、クライアントと直にやり取りできる職業が有利である

  • 就職に悩む学生が手に取るべき1冊。
    就活関連の言説は学生を惑わせるが、そこにどれだけ科学的なエビデンスがあっただろうか。

    本書では「好きを仕事にしても幸福は高まらない」「性格診断は当てにならない」など驚くような事実がエビデンスとともに示されている。
    それだけでもう読み物として面白いが、非常に実用性に富んだ構成になっている。

    まず、就活の定説がどれだけ根拠がないか述べ、幸福を高める職場の条件、幸福を妨げる条件、決定を難しくするバイアス、バイアスを乗り越える方法の順番で述べられている。

    就活中の学生は答えのない問いに不安になりがちだ。世に溢れる言説に囚われそうになったら帰ってくるべき良書ではないだろうか。

  • アカデミックな論文等を根拠に自分にとって適切な職業は何か模索する助力を担ってくれる本。従来のキャリアアドバイスは個人の経験や嗜好にしか基づいていないから万人に聞くわけではないので、人生の後悔を減らすためにも、別の視点AWAKEを用いて、具体的に色々なメソッドで考察を深めていく本。大学生以上のすべての人にオススメ!

    【AWAKE】
    A Access the truth 真実にアクセスする(脱思い込み)
    W Widen ur future 8つの質問 7つの徳目で未来を広げる
    A Avoid evil ヒエラルキー、マトリックス分析で悪を除去
    K Keep human bias out 本格的にバイアスを取り除く
    E Engage in ur work 自分の仕事を見つめ直す

    #7つの徳目/自由 達成 焦点 明確 多様 仲間 貢献

    #視野狭窄
    #利用可能性ヒューリスティック(手軽で新しい情報のみに頼ってしまうこと
    #現状維持バイアス
    #成長派
    #割り切り派
    #グロウスパッション (情熱は何かをやっているうちに生まれる)
    #未来は予測できない
    #適度なストレス
    #攻撃型
    #タスク重要性
    #選択的注意
    #同期 嗜好 目的意識
    #やりがい搾取に気をつける

    #プロトコル(手順)
    #時間操作系プロトコル
    10/10/10テスト プレモータム 
    #視点操作系プロトコル
    イリアスト転職ノート(3人称) 360°フィードバック  クローズドクエッション 親友イメージング 仕事満足度尺度 ジョブクフテイング


    #幸福な仕事のための3つの意思決定ツール
    プロコン分析 マトリックス分析 ヒエラルキー分析

    #確証バイアス 
    アンカリング効果 真実性の錯覚 フォーカシング効果
    サンクコスト 感情バイアス



  • 過去の努力量は現在の情熱に比例する。仕事は仕事と割り切り、今を全力で!

    モチベーションが上がるのは前進していると実感すること!

    タスクの明確さはモチベーションを上げる

    なんとなくやってたら、楽しくなってきた!が、1番の天職。

  • パレオさんの本を初めて読んだ。自分自身も転職を検討しており、書店で手に取ってみた。自分の中で『適性』を見つけていくのに欠かせない要素が満載だった。あとは何回も読んで行動するのみ。

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著者プロフィール

新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える海外の学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現在はヘルスケアをテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。近年では、自身のブログ「パレオな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、3年で月間100万PVを達成。また、ヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。『最高の体調』(クロスメディア・パブリッシング)、『超ストレス解消法』(鉄人社)、『パレオダイエットの教科書』(扶桑社)など。

「2019年 『ヤバい集中力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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