感性のある人が習慣にしていること

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング
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感想 : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295406402

感想・レビュー・書評

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  • ・表現を知ると認知できる世界が細やかに鮮やかになる
    ・欠けたものの美しさを愛でる、修復する工程すら楽しむ
    ・大切な日、時間に香りというしおりを挟む
    ・パートナーとは。お互いの時間を預かり合う関係。お互いの人生の一瞬を大切に扱い、影響を与えあう関係。
    ・したくないことを決める。したい、と思っていたことの中で、すべき、と考えていたものが取り除かれて、純度の高いウィッシュリストができる
    ・万が一失敗してもいい。決めた覚悟と自分への責任を負う経験が後の人生の大きな自信になる

  • 感性があるというのは、外からの刺激を深く感じ取り、それを吸収、蓄積し、自分軸で価値判断できる能力が高いこと。感性を高めるのは、才能でなく習慣。その習慣のヒント5つ。観察する。整える。視点を変える。好奇心を持つ。決める。人生の解像度を高めるヒントだと思った。早速季節を表す言葉に触れるべく、二十四節気、七十二侯の本を買い、その日のことを見ている。少し特別な日になる感じ。

  • 1.感性が高い人ほど仕事もプライベートも上手くいく傾向があるように見えます。私自身、感性の養い方を学びたくて読みました。

    2.本書は感性を高めるために著者が実践してる49の習慣をまとめてます。大枠では観察、整える視点を変える、好奇心を持つ、決めるの5つに分かれています。とにかく大切なのは言葉にすること、そしてより細かく説明していくことで、一つ一つの違いを自分で説明できるようになります。その積み重ねによって感性が磨かれることになります。

    3.感性が高い人は総じて言語化力が高いことは常常感じてました。「そんな言葉知らなかった」と思わせるような発言が多く、驚くことが多いです。読書をしても、なぜその本が大切なのか、どの部分に感動して他人にどう伝えるかを考え、言葉にすることで大きな差が出てきます。著者のいうとおり、言葉の積み重ねによって感性が磨かれるのだと思いました。

  • SHOWKOさんは、林真理子さんの小説に登場する人っぽいキャラ。
    京都で330年の歴史ある茶道具の窯元の家に生まれた陶芸家で
    海外にも活動の場をひろげています。

    ぜんぶとてもよかったけど、自分の心に響いたことを三つにしぼります。

    呼吸に意識を向ける時間をもつ。
    わかっているけど、つい忘れてしまうの。

    「きれい貯金(少しずつきれいが貯まっていくこと)」をする。

    自分が話すことに気持ちよくなっていると感じたら、
    話すのをやめる。
    大切なのは、自分の話をすることよりも、
    人の言葉を聞いて、相手の感情を感じること。

  • 実行できそうなことがたくさん書いてて読んでよかった
    新しい人生が始まりそうな気分にさせてくれる。

    「香りという栞を時んい挟む」とかおしゃれなあ表現がちょこちょこあって、自己啓発本っぽすぎないところがよかった

  • 陶芸家の方が書かれた「感性」を高めるためのメソッド集で、自分も少し近づけたらと思い読みました。
    思ったよりも手軽で、しかし意外とやってこなかったことが多く、色んな切り口があるんだと知ることが出来て嬉しかったです。
    普段何気なく使っているものや言葉に注目することで、自分らしく生きるための「心のものさし」を手に入れる手助けになることがわかりました。
    何となしの生活の、ひとつひとつに興味を持つきっかけとなりました。ありがとうございます!


  • 20220205

    インスタで見つけて、本屋で手にとってみたら、表紙のデザインにも惹かれてすぐに購入。

    去年あたりから私の「感性」が豊かになっている実感があったからこの本にたどり着いたのかな。

    外的要因、外的環境から自分が何を思い、何を考え、どう行動し、どう生きるのか、というのがまさに「感性」というものが示す物なんだと思う。

    この本は、具体的にどう感性を養っていくかが簡潔に書かれていて読みやすいし、理解しやすい。

    やっぱり表紙、各章の終わりに出てくるイラストかわいい。笑

  • 自分で考えて、行動する。
    そして、主体的に生きる。

    "心機一転"
    まさに今わたし自身が向き合うべき内容
    自分の軸を持って、自信を持って生きていきたいな

  • 特にここ数年、答えがないゆえに「自分のフィーリング」で決めなきゃいけない場面に出くわすことが多い。
    自分にはそんな超能力ないし…と度々自信をなくしてたから、この本のタイトルには引き付けられた。

    まず、感性のある人=自分のことがよく分かっていて、正解のないことにも自分の価値観で結論が出せる人。自分で決めた事を「正解」にしていける人。
    そして、それは別に生まれもった特別なものではなく、習慣で身につけられると説明されている。
    その習慣とは、「観察」「整える」「視点を変える」「好奇心を持つ」「決める」習慣。

    特に「決める」習慣は、大事なのは分かってるけど、難しいとこだなと思う。
    万が一間違いがあっても、その決断と行動はその後の自信になる。必要なものはまた違った形で手に入る。と言い聞かせて、決めていこう。

  • 素数の答えになるまでなぜを繰り返す、という表現がわかりやすくて素敵だなと思った。「感性」感じた。人によってこの場合の「素数」というものは違っていて、ある時点での素数はしばらくするとその人の倍数になっていることもおそらくあって、それに気づいたらまた素数にして、をくりかえして、定期的に僕たちは自分たちの常識や先入観を因数分解しなければならないんだろう。
    そうやってつねに初期設定を疑いながら、好奇心と敬意を持っていろんなことに触れていけることは幸せなことかもしれないとしみじみ思う。

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著者プロフィール

陶芸家/アーティスト/SIONE代表取締役
京都で330年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれる。佐賀県武雄の草場一寿氏の元で修行の後、2005年に京都で自身の工房をスタート。2009年に法人化し、「読む器」をコンセプトにしたブランド「SIONE(シオネ)」を立ち上げる。2016年には銀閣寺近くで直営店をオープン。現在は、ミラノ、パリ、中国、台湾などでも活動の幅を広げている。ドキュメンタリー番組「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)出演でも注目を浴びた。

「2023年 『私らしい言葉で話す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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