感性のある人が習慣にしていること

  • クロスメディア・パブリッシング (2022年1月21日発売)
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  • 本 ・本
  • / ISBN・EAN: 9784295406402

感想・レビュー・書評

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  • 私にとっては良本だと思った。味気なない人生をぐっと濃いものにしてくれるような予感がする。

    感性がある人は「答えをだせる人」
    自分の人生において必要な物を瞬時に判断、行動に越し生き方もシンプルである。
    感性は才能ではなく「習慣」
    特別は環境は必要ない。感じ、吸収し、蓄積すること。

    5つの習慣
    ・観察:日々の生活を意識的にすごす。細かい変化や違和感にも気づく

    ・整える:空間や心を整える

    ・視点:直感や思い込み、表面的な情報に左右されず、常に俯瞰視点でいること

    ・好奇心:趣味を持つ。自分の心が動いて没頭できることを探す。

    ・決める:自分の感覚を信じて小さなことから選択や判断、決断する。

    これらを磨けば自分のものさしをつくれて、自信のある生き方に繋がる。

  • 一体いつからいたのやら。
    多分3-4年前に購入し、断捨離や引越しを生き抜き本棚にいた本。やっと読了。

    何となくハードルが高く感じていたけれど、読んでみると日常を豊かにするヒントがたくさん詰まっている本だった。日常が豊かになるということは、そのまま人生が豊かになるということだなぁ。

    耳が痛い、すなわち心に刺さる言葉もいくつか。

    「自分が話すことに気持ちよくなっていると感じたら、話すのをやめる」
    そのときの自分は自尊心や承認欲求に引きずられている

    「わかった」気になっていることが世の中にはとても多い
    「謝罪」することと「理解する」ことは違う。

    この本に書かれてあることをまずは1つ、取り入れていこうと思う。

  • ゆうりさんの感想を目にして読みたくなった。
    しっかりと観察することによって『自分の美意識の定規に、細かい目盛りを刻んでいくことといえる』
    この一文を目にして、美意識に限らずあらゆることに関して、自分軸で生きていくために大切なポイントのように感じた。
    とはいえ、大切だと感じつつも具体的な方法を読みながら、「めんどくさいなぁそれ…」とチラチラ怠慢な自分の顔が隠れることなく主張したりもあった。
    『「自分のものさし」のある生き方』
    『豊かな人生を送っていく道しるべ』
    『自分の判断基準に自覚的』
    こういうワードに惹かれたので、まずは自分が興味のあるワクワクすることから目盛りを細かくしていこう。
    コンプレックスに関しての部分は特に「出来ない理由」「しなくても良い理由」「変わらなくて良い理由」探しから始まってしまいがち。
    色々な出来ない理由をつけるよりも、「〇〇しない。」という表現として自分の意見にしたい。
    …ということで、めんどくさいなぁそれ、と感じた項目に対しては、現状から変わろうとするエネルギーよりも、変わらない楽さを選択します!というように、自分の中でだけでも、自身が選択した理由をハッキリ言い切れる練習からやってみよう。

  • 『感性のある人が習慣にしていること』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/19150096

    SHOWKO『感性のある人が習慣にしていること』:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape(2022/01/21)
    https://artscape.jp/report/review/10175473_1735.html

    SHOWKO/ショウコ|note
    https://note.com/showko8

    HOME | SHOWKO - website
    https://www.showko.jp/

    感性のある人が習慣にしていること | 株式会社クロスメディア・パブリッシング
    https://www.cm-publishing.co.jp/9784295406402/

  • ・表現を知ると認知できる世界が細やかに鮮やかになる
    ・欠けたものの美しさを愛でる、修復する工程すら楽しむ
    ・大切な日、時間に香りというしおりを挟む
    ・パートナーとは。お互いの時間を預かり合う関係。お互いの人生の一瞬を大切に扱い、影響を与えあう関係。
    ・したくないことを決める。したい、と思っていたことの中で、すべき、と考えていたものが取り除かれて、純度の高いウィッシュリストができる
    ・万が一失敗してもいい。決めた覚悟と自分への責任を負う経験が後の人生の大きな自信になる

  • 最近、センスや感性のあると言われたいと思いこの本を読みました。

    そもそも、感性って何?と聞かれても答えられない私。

    でも、感性が良いよねって言われたら何故かとても嬉しいと思う私。

    この本ではそんな私でも、感性を身につけるための方法を具体的に挙げてくれていて、私が思う感性を身につけた大人はこんなのって言いたいくらいイメージとピッタリあいとても楽しく読みました。

    自分の身の回りのものにあまりこだわらなくなってきていると思い、今年の目標に全部でなくてもいいので何か長く使えるものを探す。四季を感じることをする。を追加して自分の感性を日々高めて行きたいと思います。

  • 感性があるというのは、外からの刺激を深く感じ取り、それを吸収、蓄積し、自分軸で価値判断できる能力が高いこと。感性を高めるのは、才能でなく習慣。その習慣のヒント5つ。観察する。整える。視点を変える。好奇心を持つ。決める。人生の解像度を高めるヒントだと思った。早速季節を表す言葉に触れるべく、二十四節気、七十二侯の本を買い、その日のことを見ている。少し特別な日になる感じ。

  • 1.感性が高い人ほど仕事もプライベートも上手くいく傾向があるように見えます。私自身、感性の養い方を学びたくて読みました。

    2.本書は感性を高めるために著者が実践してる49の習慣をまとめてます。大枠では観察、整える視点を変える、好奇心を持つ、決めるの5つに分かれています。とにかく大切なのは言葉にすること、そしてより細かく説明していくことで、一つ一つの違いを自分で説明できるようになります。その積み重ねによって感性が磨かれることになります。

    3.感性が高い人は総じて言語化力が高いことは常常感じてました。「そんな言葉知らなかった」と思わせるような発言が多く、驚くことが多いです。読書をしても、なぜその本が大切なのか、どの部分に感動して他人にどう伝えるかを考え、言葉にすることで大きな差が出てきます。著者のいうとおり、言葉の積み重ねによって感性が磨かれるのだと思いました。

  • 感性は観察する、整える、視点を変える、好奇心を持つ、決めるの5つの習慣から養うことができる。どの項も全部ではないが、自分が少し気をつけるだけで達成することができることばかりだった。
    観察するは、少しゆっくり歩いて景色をみる。
    整えるは常に整理整頓をすることで日々の変化を気づくことができる。
    視点を変えるは、他人から言われたことはメモにとることで、言葉として自分の心に残すことができる。
    好奇心を持つは、自分のやりたいことを口に出したり、メモすることにより自分の軸を見つけることができる。
    最後に決めるは日常、食べる食事でも日々決断しているが、そこに明確な理由を持つことで、自分の好き嫌いを判断することができる。
    全部小学生や幼稚園のとき習うことだが、自分自身が知識や経験を得たことにより、勝手に不必要に思ったり、見る前から判断してしまっていたり、考えることを避けていたと感じた。
    日々の生活をなんとなく生きてしまうことがある。これに至る結果を明確に考えてると少し人生も変わっていくのかなと思った。一回やって変わることではないため、できる日は夜に日記を書く、読んだ本の感想を残していくなどできることからやっていこうと思う。

  • SHOWKOさんは、林真理子さんの小説に登場する人っぽいキャラ。
    京都で330年の歴史ある茶道具の窯元の家に生まれた陶芸家で
    海外にも活動の場をひろげています。

    ぜんぶとてもよかったけど、自分の心に響いたことを三つにしぼります。

    呼吸に意識を向ける時間をもつ。
    わかっているけど、つい忘れてしまうの。

    「きれい貯金(少しずつきれいが貯まっていくこと)」をする。

    自分が話すことに気持ちよくなっていると感じたら、
    話すのをやめる。
    大切なのは、自分の話をすることよりも、
    人の言葉を聞いて、相手の感情を感じること。

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著者プロフィール

陶芸家/アーティスト/SIONE代表取締役
京都で330年の歴史のある茶道具の窯元「真葛焼」に生まれる。佐賀県武雄の草場一寿氏の元で修行の後、2005年に京都で自身の工房をスタート。2009年に法人化し、「読む器」をコンセプトにしたブランド「SIONE(シオネ)」を立ち上げる。2016年には銀閣寺近くで直営店をオープン。現在は、ミラノ、パリ、中国、台湾などでも活動の幅を広げている。ドキュメンタリー番組「セブンルール」(カンテレ・フジテレビ系)出演でも注目を浴びた。

「2023年 『私らしい言葉で話す』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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