- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295406402
感想・レビュー・書評
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気分転換がてらたまにやってみようかなと思うものもあるが、これを習慣にしたら感性に変化はあるのだろうか・・・。
作中で『感性とは家庭環境が良いところに生まれた人だけが育めるもの』について否定しているが、作者自身がが京都で330年続く窯元の家生まれなので・・・。
そう思ってしまうのは自分がかなりひねくれてるからかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正直、ハウツー本かなと思っていました。
しかし、読んでみると感性そのものについて深く知ることができました。
また、こんなに言語化できるなんで素晴らしいなと思い、やはり読書はいつでも様々な達人の言葉を得られる素晴らしい行為なんだなとありがたく思えました。
日頃から、習慣化していきたい項目を意識して取り入れたいです。 -
「感性」という具体的に捉えることの難しいものを「もつ」ために、陶芸家である著者が「こうしたらどうでしょう?」と言ってくれる本。
1 観察する習慣
2 整える習慣
3 視点を変える習慣
4 好奇心を持つ習慣
5 決める習慣
という5つの項目ごとに、著者の提案が示されています。
私は、著者が自分とはかけ離れた人物であることにまず愕然として、しかし読了後には「この人(SHOWKOさん)はこの人、わたしはわたし」と思うに至りました。
由緒正しきお家の生まれでもなければ、愛情深く育てられたわけでもない私がこの本を読んで思ったのは、「自分ができるなりにやればいいし、この本に書いてあることが出来ないからって、どうってことはない(もはや諦めの境地!)」ということ。
これは著者の思う「感性のもちかた」であって、絶対的な正解ではないし、できないからって絶望することもない。何か一つでも出来たらラッキー! くらいの気持ち。
ただ、ただ……
こういう本にありがちな
「キラキラした」「ポジティブな」「(ひねくれ者の視点からは)マウントっぽくもある」表現には思わず、うっと息が詰まりました。
特に、繋がりを大切にするとか、次世代へ渡すためにモノを買うとか、人を愛するとか、血統を遡れる家に生まれたとか。
(著者に悪気はないことも、自分が歪んだ眼鏡を掛けていることも理解している)
できたらいいよね。
でも、できなくてもいいよね。
……自分を慰めるようにそんなことを思った一冊でした。
わたしはわたし。
よそはよそ。 -
京都で陶芸の家に生まれ、陶磁器の作家である作者。当然感性のかたまりである作者が、感性を養うためにどのように生きているのか。それは、「自分のものさし」をもとに、日常の些細な習慣の積み重ねで、豊かな感性を養っていくということ。
周りの世界に目を向け、感じ、蓄積していくもの。
僕も、日々の日常を少しレベルアップし、「感性をゆたかに」楽しんでいきたい。 -
【2024.02.18】
感性を良くするための具体的な施策が書いてあった。たしかに感性が磨かれそうであったが、期待していたものとは少し違ったように思えた。
機会を改めて読み返すと、またその時の生活により見方が変わりそうだ。 -
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC1290631X -
感性のある人は、自分軸をしっかり持ち、ブレない人。
確かに。
内容は至極当たり前のことですが、あらためて納得させてもらえた本。
情報過多な時代、ブレずに生きることは結構難しいと感じますが、いろんな意味で「体幹」を鍛えていきたいなと思いました。
1日でサラッと読める本です。 -
あまり心に響かなかった。
感性を磨くための具体策が紹介されている感じ。
もう少し抽象度高く、「感性とは」みたいな本を期待していた。