AIが答えを出せない 問いの設定力 AFTER AI時代の必須スキルを身に付ける
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2024年4月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784295409472
感想・レビュー・書評
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「問いの設定力」と「決める力」。それぞれの力の習得方法や考え方について提示されているけど、要するに周りに流されず、どれだけ目の前の物事と徹底して向き合えるかに集約されるのかな、と思った。
本質を見抜くこと、問いに対して適切な決断を下すこと、どちらもある程度時間をかける必要はあると思うので、耐え得る忍耐力と精神力、胆力も求められるはず。
生成AIの登場によって誰もがリーダーに必要な力を求められるようになったから、能動的でいれば誰もがより自分の人生を楽しめる時代になった、なんて本書を読みながらわくわくした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山口周さんのニュータイプの時代に書かれていることとリンクしているなぁと思いながら読みました!
AIが色んな選択肢や答えっぽいものを出す時代に、人が決める、選択する、そもそもの問いを設定するために必要なことについて整理されています。 -
グロービス学び放題、2020年くらいにやってたのですが、その時のクリティカル・シンキングとかの受講内容を思い出しました(当時はなかったのですが、今は生成AIでフィードバックくれるのですね!)
・相手が自分に何を期待してるのか考える習慣つける
・あいまいな質問受けたら、主観の回答→意図の質問(イシューの確認)→イシューに沿った回答する
・ゼロベースのアイデアを積極的に引き出す問い
最初の意見に対してその目的を問う。さらにその目的に対し、別の意見を問うことで常識にとらわれない意見を引き出す流れをつくる
これらの型は使えるなと思いました。 -
flierで。未消化。
AI時代に、人に求められる能力が変化していることは理解。その中で「問い」の果たす役割の大きさも理解。
では、どんなときに、どんな問いが必要なのか。 -
内容自体は共感できる部分が多く、生成AIを使いこなす上で、本書籍を読む前から目的としていた問いの設定力と決める力の解像度を上げられました。
一方で改善して欲しい点が2点あったため、評価を★★★☆☆としました。
1点目は、有償のコンテンツなのにグロービス経営大学院の広告と感じられかねない表現が少なくなかったことです。
自身の意見を説明するのに、その単語や表現の必然性は感じられず、有償コンテンツでさらなる商売の呼び水とするのは不誠実と感じました。
(サブスクリプションの返金の件で誠実さに関連する問いを立てていたにも関わらず…)
2点目は、引用や参考の文献が整理されておらず、著者の主張における事実と意見の切り分けが難しかった点です。
実業家や芸能人のお気持ちの表明ならいざしらず、肩書を大学院教員として出版するのであれば、自身の発信する言葉にはそれ相応の誠実さは期待したいです。
最後に、内容自体は共感できる部分が多く、大事なマインドセットを振り返ることができたので、読んで良かったとは思っています。 -
とにかく「グロービス」が出てくるのがつらい。所属があって、そこでの事例やサービスの話をしなければならないのは分かるが、読書体験としては最悪。
過去の文献や有名なメソッドが唐突に出てくるのも、なんだか違和感。タイトルに寄せようと構成したんだろうけど、面白くない。 -
ちょっときれいごとが多すぎないか?
人間は醜悪なところもある、怠惰なところもあるという「問い」がないのが惜しいと思った。 -
AI時代だからこそ必要とされる「問い」。自分の軸を持ち続ける必要性を学べました。
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AIが発達していく中、自分らしさに沿って生きる力の考え方が問いの設定力、決める力、リーダーシップの3つで書かれている。
内容は非常に読みやすく、これから必要なビジネススキルが具体的に書かれており、なんと言っても人間力は皆参考になると思う。
先日、松蔭神社に行った私は縁を感じた本でした。
また、森信三さんは私が10年以上前に感銘をうけた本でここで紹介されており、これまた、縁を感じ再度本を開きました。