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- / ISBN・EAN: 9784295409526
作品紹介・あらすじ
かつて「戦略コンサルタント」はその思考力で戦略を立てることを武器とし、経営者たちの信頼を勝ち得てきました。彼らの思考力のベースとなっているのが「論理的思考力」です。ビジネスパーソンが本質を捉えるその思考力を身につければ武器になりますが、これを使いこなせている人は一握りです。本書では、フレームワークなどで表現される「情報の構造化」と言葉を使って考える「論理的推論」を論理的思考力を構成する2本柱として、わかりやすく解説します。
感想・レビュー・書評
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▼メモ
・P41:私たちは論理というツールを過大評価し、「論理的に考えれば、どんな問題でも答えを出せる」と勘違いしがちです。でも、そうではないのです。
・P97:私は「やっぱり」という言葉には非常に注意しています。自分のバイアスが入っているときに高確率で出てくる言葉だからです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年12月24日読了。『コンサルの技術』ではなく『武器』のところがミソ、フレームワークだのコンサルが使うツールがどのようなロジックで成り立っているのかを帰納・演繹などの「論理」を駆使して「だめなロジック」を取り上げつつ解説する本。結論ありきで原因と対策を結びつけるために雑なロジックを振りかざしたり、全然網羅的でない分類・整理を行ったりすることはコンサル現場あるあるな気がする…。フレームワークを用いる前に、「どのような論理に基づいて自分はそれを考えているのか?」「命題はそもそも正しいか?」「必要十分な前提条件はそろっているか?」など考えるべきことが色々ある、経験を積むことでそれをスピードアップさせていくことが大事だなあ。
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・感想
論点の整理くらい?
コンサル入門者向け