エグゼクティブはなぜ稽古をするのか

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  • クロスメディア・パブリッシング (2024年12月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784295410461

作品紹介・あらすじ

茶道や武道の「稽古」と聞くと、敷居が高く窮屈というイメージがあるかもしれません。しかし、稽古には「深い思考力」「コミュニケーション能力」「創造力」「集中力」といった今のビジネスに不可欠なスキルを高める力があります。経営者やビジネスパーソンが実践する「稽古」の事例や、そのメカニズムを日々のビジネスに活かす方法もご紹介。稽古に取り組んでいる方にも、未経験の方にもたくさんの発見がある一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。学ぶことの重要さを知る。

  • p007 古事記 古を稽え(かんがえ)、いまに照らす
    稽古には稽える(かんがえる)という言葉が含まれる
    古の知恵の本質を考え、いまなすべきことを見つけること

    p048 技をさらに磨いていく上で言葉が邪魔になることがある

    p072 この学習過程は、体をつかった経験や感覚と深く結びついています。わたしたちの脳は、つねに体からの情報を受け取り、処理しているからです。体を動かすと、筋肉や関節からの感覚、バランス、空間の認識などの情報が脳に送られます、これらの様々な感覚の入力が脳の多くの部分を活性化させて、より高度で洗練された神経のつながりを作り出します。

    さらに体を通じた経験は抽象的な概念の理解にも役立ちます

    p078 体を通じた経験や、稽古による神経の細かな変化は、まだAIには難しい分野です

    p106 見る眼を鍛えるとは、世界の背後に潜む法則を見極める能力を養うことを意味します。意外に思えるかもしれませんが、この能力こそが究極的に美意識の形成につながるからです

    p153 筆を選ぶ基準として古来中国から伝わる四徳という考え方があります 尖、斉、円、健

    p180 水墨画 南宋の画家 牧谿(もっけい)の作品が日本に持ち込まれて崇拝されたことから、彼の作品を手本として進化した
    牧谿の作品は、年に一度、根津美術館でみることができる

    p230 井上八千代 所作がyoutubeで見れる

    p238 稽古とは心と技と体をつかって深く考えて動けるようになるための普遍的な方法論

    稽古には稽える(かんがえる)という言葉が入っている
    古いことを考えると書いて稽古とよむ

    p246 稽古を通じて実際の動作を変えると身体反応が変わり、その過程で精神も変わる


  • 師を持つ稽古の場に身を置くことで「立場を持たない自分」に立ち返ることができる

    暗黙知:経験や勘にもとづく知識

    人の感覚はアナログ

    守破離 守: 基礎を身につける
        破:基礎を活用する
        離:場と客に応じて自在に動く

    私たちは手を使うことで脳の働きを整えながら、膨大な量の情報を学びとることができます
    手を通じて感性を鍛えることで、アウトプットが質的に変わる

    言語化と体験をループさせる
     言語化の過程そのものが新たな気づきをもたらす

  • 『エグゼクティブはなぜ稽古をするのか』に関する読書メモ

    結論:稽古はAI時代における人間の感性を磨く重要な手段である
    私が最も注目している点は、稽古が単なる技術の習得にとどまらず、AIには真似できない「身体」と「感性」を活かして高度な知性を発展させる方法であるということです。現代のビジネスパーソンにとって、稽古は自己成長や人間関係の構築において不可欠な要素となっています。

    印象的な表現とその補完

    「稽古は心と体の使い方を根本から変えていく〈技〉」
    この表現は、稽古が単なる反復練習ではなく、自己の内面を深く掘り下げるプロセスであることを示しています。稽古を通じて、私たちは自分自身を見つめ直し、心の安定を得ることができるのです。著者は、稽古が「身体」と「感性」を活かすことで、ビジネスや日常生活においても新たな発見をもたらすと述べています。
    「知っていると思うと、学習プロセスは止まる」
    この言葉は、私たちが持つ知識が時に成長の妨げになることを警告しています。過去の成功体験や既存の知識に固執することは、変化に対する柔軟性を失わせるリスクがあります。稽古を通じて新しい経験を積むことで、脳の学習機能を活性化し続けることが重要です。

    「稽古はリフレッシュ効果がある」
    稽古を行うことで、心と体の健康が整い、より高いパフォーマンスを発揮するための基盤が築かれます。特に、忙しいビジネスパーソンにとって、稽古はストレスを軽減し、集中力を高める手段として非常に有効です。
    「創造力や問題解決力が自然と磨かれる」
    稽古を通じて得られる経験は、ビジネスに新たなアプローチを生む土壌となります。著者は、茶道や武道などの伝統的な稽古が、現代のビジネスシーンにおいても有用であることを強調しています。これにより、私たちは新しい視点を持ち、創造的な解決策を見出すことができるのです。

    まとめ

    『エグゼクティブはなぜ稽古をするのか』は、稽古の本質を深く掘り下げ、現代のビジネスパーソンにとっての重要性を再認識させる一冊です。稽古を通じて得られる心の安定や感性の磨き方は、AI時代においても人間らしさを保つための鍵となるでしょう。私たちは、稽古を通じて自己成長を促し、より豊かな人生を築いていくことが求められています。

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