宇宙ビジネス

  • クロスメディア・パブリッシング (2025年2月21日発売)
3.50
  • (2)
  • (13)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 222
感想 : 18
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784295410652

作品紹介・あらすじ

『宇宙ビジネス』は、宇宙という壮大なフィールドが、実は私たちの日常に深く関わっていることを解き明かす一冊です。ロケットや人工衛星と聞くと遠い世界の話と思いがちですが、農業、食品、災害対策、通信など、実はあらゆる産業で宇宙技術が活用され、私たちの生活を支えています。本書では、宇宙ビジネスが解決する社会課題や、次世代を支える技術、さらには宇宙での新しい働き方まで、未来を切り開く驚きとワクワク感を詰め込みました。宇宙が生み出す新たなビジネスの可能性を知り、「自分も関わってみたい」と思えるきっかけを提供します。

みんなの感想まとめ

宇宙ビジネスの現状と未来を探求する本書は、宇宙技術が私たちの日常生活にどのように影響を与えているかを明らかにします。多岐にわたるテーマが扱われており、通信衛星や地球観測衛星、さらには宇宙ゴミの問題まで...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 厚みの割に読了までに時間がかかる一冊。新聞やSNSなど各種メディアで毎日新しい記事が出ないことはないと思われる勢いのある宇宙ビジネスの入門書。著者の経験などをふまえ、よくこの厚みで収まったなと思うほど幅広くバランスよく書かれています。わたしは宇宙ビジネスに興味がある程度の立場ですが、新しい情報も多いからかスラスラとは読めず時間がかかりました。

    ■宇宙にお金をかける意味
    宇宙基金にかなりの税金が投入されていることをご存知でしょうか?なんでいま宇宙なんだろうということが前半で説明されています。少子高齢化に向けたこれからのインフラのための投資という印象を受けました。

    ■テクノロジーがお好きな方は楽しめる
    ロケット、衛星を活用したビジネス、イーロンマスクの火星移住計画など、宇宙ビジネスといっても本当に幅広い分野があり、どれも新しいテクノロジーなしにはなりたたないことがわかりました。どれも未来の話なので、テクノロジーを使った成長みたいな話がお好きな方は楽しめるでしょう。ただ、技術的な話はなく、各テーマの頭出し程度です。なので、気になる方は著者のメディアである「宙畑(そらばたけ)」でさらなる情報を探してみると良いと思います。

    ■ブクログの検索結果に表紙が出てこない
    2025.6.23時点の話ですが。これでは、見つけにくくて感想増えないと思うので要改善。SNSでは「いい本だった」って感想よく見かけますよ?なお、電子書籍版はちゃんと表紙が出ています。え?お前の各書く場所が違うって?感想書く本を間違っていたら教えてください。。

  • ビジネス書というよりも、宇宙や物理、自然科学全般の授業を学んでいるような内容だと感じました。すごく丁寧に説明がされている箇所がある一方で、補足が足りないと感じたり、違う内容が混同している。また、このような体裁であれば、イラストや写真を増やして欲しかったし、その方が読者により伝わると思いました。

    ただ、宇宙に強い弁護士、人工衛星は補給すれば寿命が伸びる。月保険でispaceが約38億円を補償された、など。さすがは宇宙専門メディアの編集長ならではの、知らなかった、ためになる話もたくさん知ることができました。

  • タイトルの通り、宇宙ビジネスに関する本
    宇宙ビジネスに莫大な予算をかける価値があるのか

    メモ
    ・宇宙ビジネス市場規模98兆円、世界全体の広告産業と同規模
    ・人工衛星の運用によって地上に還元されるサービスが一番儲かっている。
    ・人工衛星には三つある
      通信衛星、測位衛星、地球観測衛星
    ・静止衛星 地球の大部分が対象だが遅延と通信速度に課題
       遅延性 500ミリ以上の遅延。ゲームの場合30ms未満が必要
       通信速度 オンライン会議では10Mbpsが必要
    ・スターリンク 遅延25ミリ秒、速度上り25Mbps
      スペースエックスは2兆円の売上、山、海といったこれまで電波の届かないところへも通信サービス

    ・測位技術で重要なのは電波の速さと時間

    ・GPS開放の歴史。グローバル基盤という政治カード、商業利用

    ・GPSは30機に対し、みちびきは11機 アジアと日本をカバー
      数cm誤差で補足可能 都市部や山間部の誤差縮小
      災害時の情報提供機能
      現状は4機体制

    ・一次産業で特に活用が活発

    ・宇宙輸送の市場規模は20年の1.2兆円から40年には16兆円まで拡大想定

    ・東と南が海であることはロケット発射上有利。
     地球の自転利用できたり、南北では地球観測衛星の利用軌道への輸送でメリット
     オーストラリアも国として推進

    ・宇宙旅行は3種類
      宇宙飛行士も滞在するissへの宇宙旅行
      issへの滞在はしないがロケットで宇宙空間で打ち上がり、宇宙船内で数日間滞在、宇宙遊泳も経験して、地球に帰還するもの
      数分缶の無重力を体験できる小旅行

    ・ヴァージンギャラクティック 新型宇宙船開発中26年、毎月8回の宇宙旅行の計画

    ・PDエアロスペース 1人3000万円、5人乗客で228回年間打ち上げ、売り上げ300億を見込む

    ・宇宙ゴミ対策
      除去、リサイクル、ださない、監視把握


    ・宇宙空間通信ネットワーク
      だいち4号、光衛生通信1.8Gbps

    ・宇宙保険
      打ち上げ前保険
      打ち上げ保険
      寿命保険
      宇宙賠償責任保険

    ・think space life
      宇宙軌道、微小重力、閉鎖隔離環境、リソース制約

    ・宇宙における食生活の改善が地上の生活を変える可能性

    ・宇宙ステーションの後継支援
      ブルーオリジンかボイジャースペース陣営
      アクシオムスペースは商用居住モジュール建設

    ・三井物産 アクシオムスペース 日本低軌道社中
     三菱商事、ボイジャースペースとエアバスの合弁会社star labと戦略的なパートナーシップ
     兼松、シエラスペースと業務連携

    ・小惑星探索、プラネタリーディフェンスという領域
     インパクト、レーザー、核などで対応検討
    ・2029年4月13日に直径340mの小惑星アポフィスが地球に接近する 

    ・宇宙太陽光発電システム 高度7000メートルを飛ぶ航空機から送電する実験成功24年12月
     25年にも宇宙から送電実験?

  • 宇宙ビジネスについて現状とこれからをまとめた本。
    宇宙技術がどれだけ身近に存在しているか、どんな企業が関わっているのかが丁寧に書かれている。
    特にあまり宇宙ビジネスについて知らなかったので、全編楽しく読むことができた。見識が広がりとても面白かった。

  • 宇宙ビジネスの価値に対する問いを、以下の様々な観点で回答をくれる本でした。
    ・通信衛星、測位衛星、地球観測衛星でのビジネス
    ・打上げ衛生数と輸送方法を司るロケット
    ・COTSによる宇宙ビジネスの飛躍
    ・デブリという宇宙ゴミビジネスと可能性
    ・宇宙ステーション
    ・アポロ計画とアルテミス計画

    どれも興味深くそれでいて我々の生活に密接しているものであり、楽しく読み進められました。
    道中の読み方として2025年発行なのでCopilotによる最新情報と比較をしたり、
    読んでいく中で感じた疑問をやり取りしながら進めました。
    これも知識の幅を深める上でとても有効だったと思います。

    またスターリングは知ってましたが、本書を読むことで具体的なすごさを目の当たりにしました。

  • 夢あるな〜宇宙って本当に不思議。
    そう思うと丸い惑星に住んでる自分たちが不思議。

    この本で、衛星はもはや人類に欠かせないものになっているんだと知れた。
    宇宙旅行とかは死ぬまでにギリいけないかな?
    いけるかな?

    もう地球は資源の取り合いで逼迫してるので、
    きっとこれからも宇宙の研究開発は進むんだなと、
    地政学と結びつけて予測。

  • 「日本一わかりやすい宇宙ビジネス(同著者)」の各事業者にフォーカスした方針とは違い、広いテーマを扱いつつ、そこまで浅くならないようにまとめれれている印象。
    現在市場の7割(4,470億ドル)を占めると言われる人工衛星の利用に関する話題から始まり、宇宙に関する生活・インフラに関する現状と課題、将来展望についてまとめられています。
    一貫して、これまで宇宙事業と全く関係ないと考えている企業(人)に対して、実はそうではなく何かしら貢献できるはず、というメッセージが込めれていて、読者への気づきを促すような構成になっていると思われる。

    最終章に、今後のフォーロー先、国内外の活動・イベントなどのガイドがあることも○

  • 初心者向けでわかりやすい。
    必要に応じて、読み返したい

  • 宇宙について全く知識のないど文系の私でも理解できるほど噛み砕いて書かれており、興味深く読めた。
    自分の今の生活がどれほど宇宙や宇宙ビジネスに支えられているのか、また、今宇宙とは関係のない人が宇宙ビジネスに関わる意義を知れた。
    今の仕事の専門性を高めた上で、その専門性を活かす場として宇宙ビジネスを選択肢に入れたくなってしまうほど大きな世界(ビジネス)だと思った。

全9件中 1 - 9件を表示

中村友弥の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×