宮司の経営

  • クロスメディア・パブリッシング (2025年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784295410768

作品紹介・あらすじ

年間収入15年で6倍、境内参拝者数は36倍――。クラウドファンディングで手水舎を再建し、インスタライブで全国へ魅力を発信。数百年ぶりに神幸祭を復活させ、人気のお守りや御朱印帳が話題を呼ぶなど、著者は23歳で全国最年少宮司に就任して以来、革新的な取り組みを次々と実現してきた。本書は、神社の”経営者”「宮司」として、組織運営を実践し続けてきた著者が、神道の精神を軸にした経営哲学と実践知を伝える一冊。神社経営の現場で培ったリーダーシップ、斬新なマーケティング戦略といった実務的な知識から、祈りや祭りの「本質」を重んじる仕事への向き合い方まで、現代のビジネスパーソンや経営者に通じる普遍的な学びが詰まっています。伝統を守りながらも革新を続け、神社と地域を再生させたその手法は、経営者やリーダー層に新たな気づきと指針を与えること間違いありません。

感想・レビュー・書評

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  • □選定理由
    ・タイトルに興味を持った為

    □感想
    ・神社仏閣を経営視点でとらえ、日々奮闘する宮司の話。あまり知らない世界なだけに、興味が持てた。

  • 神社は日本人が共通で持つ自然への感謝や、頼みにしている存在で、寺ともまた違う、ずっと一緒にあるものという気がする。

    大切な根幹にある神社という存在をこれからも存続させるために、上手に経営していくためにどうしたらいいかと模索する宮司さんの本です。

    奥様は九州の神社の宮司で、そちらも気になります。

    神社×経営。意外なようですが、実は存続のために大事なことだなと思います。

    メモ
    心ある氏子に支えてもらう
    クラファン活用
    祈願用絵馬と感謝絵馬
    お守りの価格の見直し、大切なものとして扱う

  • 神道の精神を取り入れた新しい経営:
    伝統を守りながらも、現代のニーズに合わせた革新的な取り組みの重要性を提唱。例として、金魚ねぶたを使った新しい祭り、祖霊社の創建、海洋散骨、宗教音楽フェス、SNSを活用した情報発信などを紹介。「紡がれてきた伝統に、現代のニュアンスを一滴垂らす。」という言葉で、伝統と革新の融合の姿勢を示唆。
    ミッション・ビジョン・バリューの重要性を強調し、廣田神社での具体的な定義を紹介。MVVに共感することで、職員や従業員のモチベーション向上につながると述べている。
    持続可能な経営の視点から、10年後、100年後、そして1000年後の未来を見据えた取り組みの必要性を説く。「私たちが目指すのは、先祖が守ってきたものを、さらに1000年先まで残すことです。」
    地域との連携とコミュニティの活性化:
    祈りと祭りがコミュニティを活かすという視点から、地域に根ざした神社の役割を強調。祭りの灯を絶やさないための工夫や、ハレとケの日のプロデュース、伝統文化を楽しく学ぶ機会の提供など、具体的な活動を紹介。「祈りを受け継ぎ、祭りを受け継ぐ。その営みが、地域を元気にする。」
    行政や企業との連携の重要性を指摘。地域の一員として、歴史や文化を共有し、地域課題の解決に貢献する姿勢を示す。進藤庄兵衛正次の功績を広めるための茶会や講演会の開催事例を紹介。
    神道的なワーク・ライフ・ハーモニー:
    「自然との調和」という概念を通して、仕事と生活の調和のあり方を提案。日本の神々が働くことと生活することを一体として捉えているという考え方を紹介し、自然のリズムに耳を傾けること、季節を感じる生活を送ることの重要性を説く。「日本の神々ははたらくことと生活することとは一体である、ということを教えてくれる。」
    心身の浄化を通して生活の調和が生まれ、感謝の気持ちが湧き上がると述べる。
    「言霊」の力とコミュニケーション:
    言葉には霊力が宿るという「言霊信仰」に基づき、目標や夢を語る際には、心の熱が伝わるような言葉を正直に発することの重要性を強調。「心からの言葉にまさるものはありません。」
    組織内コミュニケーションの活性化のためにSlackを導入し、「報・連・相」を徹底した事例を紹介。コミュニケーション不足が相互理解を妨げることを指摘し、密なコミュニケーションが信頼関係を築き、職員の自主性を引き出すと述べている。
    神道と心の安定:
    神様との対話を通して、心の平安を得る方法を提案。瞑想やマインドフルネスの実践、自然との触れ合いなどを通して、自分自身と向き合い、心を整えることの重要性を説く。「神様と向き合うということは、自分自身の心を見つめ直すこと。」
    困難な状況に陥った際には、「神様からの試されごと」と捉え、前向きに進むための心の持ち方を説く。
    未来の神社:個人からコミュニティ、自然資本への回帰:
    信仰の有無に関わらず、日本人の生活に深く根ざしている神道の役割を再認識。神社が心のよりどころ、地域の結びつきの場、文化継承の拠点となる可能性を示す。
    自然との共生を目指し、持続可能な社会の実現に貢献する神社のあり方を提唱。伊勢神宮の自給自足の取り組みを例に、自然資本を守りながら経済を回す仕組みづくりに言及。「自然資本を守るだけでなく、自然資本を創り出しながら経済を回す。」
    人生儀礼を通して命のつながりを大切にする神社の役割を強調。産後ケアホテルの設立構想など、新しい取り組みも提案。

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