ビジョナリー・カンパニーZERO ゼロから事業を生み出し、偉大で永続的な企業になる

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  • Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296000326

作品紹介・あらすじ

世界1000万部超ベストセラーシリーズ『ビジョナリー・カンパニー』の原点で最新刊!

本書『ビジョナリー・カンパニーZERO』は、『ビジョナリー・カンパニー』シリーズが発行される前の1992年にジム・コリンズが記し、日本語訳されずにいた名著『Beyond Entrepreneurship』の改訂版。まさに、ビジョナリー・カンパニーの原点だ。

◆リード・ヘイスティングスNETFLIX共同創業者兼CEOも大絶賛!
「本書は誰よりもどの本よりも、私のリーダシップを一変させてくれた。10年以上この本を読み返した。起業家なら、86ページ分を暗記せよ」

◆スタートアップや中小企業が「偉大な企業」になるために必要なことを解説

偉大で永続的な企業になるために必要ことを1冊に凝縮してまとめた。誰と一緒に仕事をするか、リーダーシップ・スタイル、戦略、戦術をどうつくるか、パーパスやミッションなどをどう決めて実行するか重要になる。「偉大な企業」とそうでない企業との違い、規模が小さいうちから考えておくべきことなど、時代を超えて重要な内容が理解できる。

◆ジム・コリンズとビル・ラジアーの教えの例

・偉大な企業という目的地があるわけではない。ひたすら成長と改善を積み重ねていく、長く困難で苦しい道のりだ。高みに上り詰めると、新たな課題、リスク、冒険、さらに高い基準を探す。

・企業が追跡すべきもっとも重要な指標は、売上高や利益、資本収益率やキャッシュフローではない。バスの重要な座席のうち、そこにふさわしい人材で埋まっている割合だ。適切な人材を確保できるかにすべてがかかっている。

・起業家の成功は基本的に「何をするか」ではなく「何者であるか」によって決まる。

・真のリーダーシップとは、従わない自由があるにもかかわらず、人が付いてくることだ。

・重要ポストにいる人物を交代させると決めたら、「厳格であれ、非情になるな」と自らに言い聞かせてほしい。勇気と人情味を併せもつことが必要だ。

・失敗についてどう考えるべきか。成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長だという考えに至った。

感想・レビュー・書評

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  • 2022年1冊目の読了。
    ビジョナリー・カンパニーはすごくいい本だったので、それのZEROって何だろう?と思いつつ読み始めたら、副題に「ビヨンド アントレプレナーシップ2.0」ってあったのか。
    要は、帯にもあるけど、偉大な企業の作り方。
    独立したばかりの自分が読む本か?とも思ったけど、読んでよかった。

  • ビジョナリー・カンパニーシリーズの最新作ZERO。
    「ビジョナリー・カンパニー 2 」以来に読んでみましたが、
    期待以上にイイ!!

    ※ビジョナリー・カンパニー 2
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4822242633#comment

    元々は、日本訳になっていなかった本がベースらしいのですが、
    その本をベースに著者ジム・コリンズが書き増したもの。
    ビジョナリー・カンパニーシリーズのまとめも6章にあって、
    それらとこの本のつながりについても言及されており、
    今までの本の中で自分的には一番しっくりくるものでした。

    特に、2で出てくる「誰バス」について、
    ようやく腹落ち感を持って読むことができました。

    ビジョナリー・カンパニーをバイブルにしている人はマストバイの本になるでしょうし、
    そうでない方も読んでみたら、著者の意図がようやく理解できるのようになるかもしれません。

    若干気になったのは、著者が年配だからだと思うのですが、
    戦争の例えが多いんですよね…。
    例え自体は間違っていないと思いますし、
    著者が戦争を奨励している訳でもないのですが、
    若干気になってしまいました。。
    良くも悪くもアメリカ・アズ・ナンバーワンの時代の本なのかなという印象です。

  • 『感想』
    〇今までビジョナリーカンパニーは4しか読んだことがなかった。とても勉強になったのだが、その分読むこと理解することに疲れてしまうため、次の本にいけていなかった。今回集大成となるZEROが出版されるということでとても楽しみにしていた。

    〇4で書かれていたこともたくさん記され、そうだこの考え方だと復習もできた。そしてそれ以上の新たな発見。

    〇学んだことは下に示してあるが、一番心に沁みたのは成功の反対は成長だという言葉だ。失敗することが悪いわけではないのだ。ただし行動したうえでの意味のある失敗でないと周りは認めてはくれない。これがキャリアを積むほど厳しくなってくる。だからこそ若いうちから積極的に行動し、失敗を積み重ねたうえで成長できていないと、リーダーにはなれないんだろう。

    『フレーズ』
    ・(ビル・ラジアーは)言葉と生き様を通じて、私にとても大切なことを教えてくれた。自らの成功をお金で測ると、必ず敗者になる、と。人生における成功の真の評価基準は、どれだけ有意義な人間関係を築くことができたか、そして自分のコアバリューにどれだけ忠実に生きることができたかによって決まる。(p.21)

    ・仕事を「業務」と見るか「責任」と見るか。重要ポストにふさわしい人は、自分が与えられているのは「業務」ではなく「責任」だと理解している。(p.38)

    ・リーダーの立場は特権ではなく責任だ。偶然ではなく決断、遺伝ではなく意志を持った行動の結果だ。学び続けることで偉大なリーダーに成長するかどうかは、詰まるところ選択の問題だ。(p.47)

    ・有能なリーダーに共通して見られる、リーダーシップの7つの要素(p.81)
     1 誠実さ
     2 決断力
     3 集中力
     4 人間味
     5 対人スキル
     6 コミュニケーション能力
     7 常に前進する姿勢

    ・判断は「誤る」ほうが「しない」よりましなことが多い(p.94)

    ・コンセンサスとは全員一致ではない。(略)コンセンサスとは数値化するものではなく感じ取るものだ。コンセンサスがまとまれば、議論のプロセスで反対した人はそれを受け入れるか、組織を離れるしかない。(p.97)

    ・組織の成長を左右するのは資金力、組織、イノベーション、タイミングではなく、基本理念、精神、意欲だ。【IBM元CEO トーマス・J・ワトソン・ジュニア】(p.157)

    ・コアバリューと理念は、あなたの内側から生まれる。組織のリーダーであるあなたが、日々の行動を通じて人生や事業に対する個人的価値感や理念を組織に刷り込んでいくのだ。(略)詰まるところコアバリューと理念は、あなたが行動を通して組織に植えつけていくものだ。それは言葉ではなく、個別具体的な行動を通じて伝わる。(p.178)

    ・ミッションが満たすべき最も重要な基準は「心を揺さぶる力」だ。最高のミッションからは本物の情熱が伝わってくる。(p.196)

    ・成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長だという考えに至った。(p.238)

    ・偉大な企業をつくる者たちは、自分たちが最終的に何を成し遂げるか、どんな貢献をするかは運が決めるものではない、と考えている。自らの運命に対して完全な責任を引き受けている。ただひとたび並外れた成功を達成すると、その過程で運が果たした役割を認める。自分の成功を自分の優秀さではなく、運に恵まれたおかげと考えられる人は、その後も向上するための努力を続ける。好ましい結果をすべて自分の才能に帰するのは傲慢だ。(p.248)

    ・良い失敗は、何かに挑戦しようとする真摯な努力と、それをきちんと遂行しようとする真面目な取り組みがもたらす。(p.383)

    ・締め切りは仕事の進捗を後押しする。だがそれも「コミットメント(確約)」がある場合だけだ。締め切りを守るとは、押しも押されもせぬ第一級の仕事を期限までに仕上げることだ。時間通りに、苦情もなく、完璧に終わらせることだ。誰もが守れないと思うような締め切りを設定するのは、設定しないのと同じである。(p.433)

    ・偉大な企業のリーダーは、ふつうの人には並外れた成果をあげる能力があると信じている。(略)成果が上がらない原因は、(略)会社の落ち度であり、社員の落ち度ではない。(p.442)

    ・社員が任務をきちんと遂行するための基本的条件(p.442)
     1 やるべきことが明確である
     2 仕事に適したスキルがある
     3 自由とサポートを与えられる
     4 努力を認められる
     5 自分の仕事の重要性を理解する

    ・人は仕事の重要性を理解すると、仕事に真剣に向き合うようになる。(p.444)

    ・多くの企業で、問題は情報の欠如ではなく使い方にある。(p.478)

    ・偉大な企業は敬意という基礎の上に築かれる。(略)社員に敬意があるから、高いパフォーマンスを「期待する」。(略)偉大な企業の社員が一貫して卓越した戦術の遂行を成し遂げるのは、彼らにその力があると誰かが信じているからだ。(p.486)

  • 1.ずっと読みたかった組織論についての本でした。いずれ会社を率いる側に回ることを考えて器を育てたいと思って読みました。

    2.偉大な企業になるための地図が記されています。偉大な企業には必ず優れたビジョンがあり、優秀な人材が集まります。それは金銭的なインセンティブでは集められません。本書では偉大な企業とは何なのか、良い企業と何が異なるのかを示しております。

    3.偉大な企業には人を育てるツボとコツがあるんだなと思いました。そして、それを言語化、会社ごとのフォーマットに置き換えて考えております。例えば、ビジョンの話でも要素として何があるのか、それを達成するためのプロセスが細かく書いているのかどうかなどが当てはまります。
    来年は新しいステージに挑戦します。
    まずはビジョンの作り直しとプロセスの明確化をしていきたいと思います。

  • 経営者や上司の立場の人は必読だと思わせる内容

  • ようやく読み終わった
    書かれていることはとても興味深く、事業部の責任者である自分にとっては良いきっかけとなった

  • とても勉強になった。

    付箋の数が尋常じゃない。

  • 冗長極まりない。


    偉大な会社を作るには、
    人ありき。

  • ジムコリンズによるビジョナリーカンパニーの起業・スタートアップ編の本。まだ初めのみだが名著の予感

    メモ
    ・企業が追跡すべき最も重要な指標は売上利益cfなどではなく、バスの重要な座席のうちふさわしい人材で埋まっている割合。最適な人材を確保できるかにすべてがかかっている。
    ・起業家の成功は基本的に何をするかでなく、何者であるか。
    ・真のリーダーシップは従わない自由があるのに人がついてくること
    ・勇気と人情味とを合わせ持つこと。
    ・失敗についてどう考えるべきか。成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長である。
    ・決定的なタイミングに全てを捨てて飛び込まなければ、夢を実現できる可能性は低いどころかゼロになる。

    ☆リーダーシップとは部下にやらなければならないことをやりたいと思わせる技術
     やらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目
     重要なのはやらなければならないことをやらせるのではなく、やりたいと思わせること
     リーダーシップとはサイエンスではなくアート。
    ・リーダーシップの七要素
      誠実さ、決断力、集中力、人間味、対人スキル、コミュニケーション能力、常に前身する姿勢

    ・重要な意思決定の流れ
      どれだけ意思決定に時間がかけられるか判断する
      最善の選択を見極めるためファクトやエビデンスに基づく対話や議論を
      何をすべきか明確になったら一切の曖昧さを排した明確な意思決定を下す
      意思決定のもとに団結し、規律をもって遂行する
    ・ミッションの4類型
      目標
      共通の敵
      ロールモデル
      内部変革

  • ついに読み終わった。
    いわゆる普通の企業経営ではなく、素晴らしい企業経営のために必要なことが書かれている。
    特に従業員や周りの同僚にリスペクトをはらうこと、人間には組織の要求に応えて自律的に働こうとおもう特性があること、優れた組織を作るために、パーパス、ビジョン、ミッションの設定が必要なことがわかった。
    特筆すべき結果を残した企業の経営者は自分がしたことを特別だと思っていないことが多い。経営者は何をしたかよりもどうしたかが大事。
    100年続く企業には共通項があるが、ほとんどの会社はそれがわかっていないし、わかろうともしない。
    革新的で永続的な企業を作りたいと思う経営者はまさに必読の書。

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著者プロフィール

『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(Built to Last、ジェリー・ポラスとの共著)をはじめとする世界で1000万部超のロングセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの著者。米コロラド州ボールダーの研究ラボを拠点に四半世紀以上にわたって偉大な企業を研究、経営者から絶大な支持を集める。2017年にはフォーブス誌の『現代の経営学者100人』にも選出された。著書に『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』(Good to Great)、『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』(How the Mighty Fall)、『ビジョナリー・カンパニー4 自分の意思で偉大になる』(Great by Choice、モートン・ハンセンとの共著)。

「2021年 『ビジョナリー・カンパニーZERO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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