CLEAR THINKING(クリア・シンキング)大事なところで間違えない「決める」ための戦略的思考法

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296001682

作品紹介・あらすじ

ジム・コリンズ氏『ビジョナリー・カンパニー』シリーズ著者 絶賛!
「シェーン・パリッシュは正しい問いを発するという稀有な才能で、クリア・シンキングの達人たちからその秘訣を聞き出した。一流の意思決定ができる人たちの思考を読み解き、統合し、優れた枠組みとして提示したのが本書だ。切れ味鋭く、実践的。生き生きとした事例が満載で、抜群におもしろい」

◆人生の分かれ道、あなたはどう決断しますか?
ウォール街、シリコンバレーで大人気のサイト「ファーナム・ストリート」を主宰する著者が、「クリア・シンキング」(明晰な思考)をするための方法を教えます!
転職・投資・マネジメント・M&A・資金調達・ダイエット・結婚など、ここが決め時と気づいて、正しく判断できるようにするための鋭すぎる思考法。

◆クリアに考え、幸せになる16原則
・根本原因の原則 問題の根本原因を特定する
・悪い結果の原則 どんな悪いことが起こりうるか、どう克服するかを想像する
・「3+」の原則 一つの課題に、少なくとも3つの解決策を模索する
・標的の原則 情報をふるい分ける前に、自分が何を求めているのかをはっきりさせる
・ASAPの法則 なかったことにできるコストが低ければ、なるべく早く決断
・ALAPの法則 なかったことにできるコストが高ければ、なるべく遅く決断

感想・レビュー・書評

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  • 著者も言ってるが著者の言葉じゃなく、いろんな人から聞いた事を纏めた本。
    他の本で読んだ事が、わかりやすく纏まってる。
    7つの習慣、嫌われる勇気、自分の言葉でできているとかかな。

    生物として、流されて生きるようになってるので仕方ない。
    動物として本能のまま生きるか、人間として人生に満足して生きるか。
    幸せを感じるには、物の見方であって、出来事そのものでは無い。

    ちゃんと自分の人生を主体的に生きて、出来るだけ後悔しないようにしましょう。
    そのためには、セイフガードを準備して、日々の選択のルールを決めておきましょう。
    ゴールが決まってないと目指す所がわからない。
    まず人生の大きなゴール設定。
    目先の目標なんて人生から見たら、どうでもいい。
    今の快楽、短時間の成功で、その後にどれだけ時間を使い、苦しみ、問題を抱えるか。
    とりあえず、電話やメールのお誘いは断る。もしくは、後で返事すると言う。
    わざわざ向こうから返事を聞かれる事はほぼ無い。
    自分の時間を、その程度の頼み事に使わない。

    参考文献
    クリスマスキャロルのスクルージ。
    流星ワゴン。
    ファストアンドスロー。
    セネカ。

    後悔を減らすことが、満足のいく人生に繋がる。
    勝ちにいくんじゃなく、負けないようにする。
    自動操縦モード、デフォルトモードで生きないために、セイフガードを正常な精神状態の時にセットしておく。
    焦った時、正常な判断はできないから。
    どういう過程で選択肢を選んだか、その時に文字に書いておく。
    結果が悪くても、判断が合ってれば今後の人生でいい。
    良い結果と正しい判断は別物。
    運だけで成功したのを分析しなかったら、上手に判断する技術が身に付かない。
    良い判断をするには、その過程やその時に何を知っていたかの情報をその時に書き留める必要がある。
    結果が出た後では、色々つじつまを合わせて脳が作り変えるから。

    難しい迷路は、ゴールから辿ると容易になる。
    人生も終わりから考える。
    死ぬ時。
    日々の小さい選択が人生で重要な意味を持つ。
    主体的に生きる。
    やり直しのきく、どうでも良いことはサッサと決めて進む。
    死ぬ間際にアイツに仕返ししてやりたかったと後悔する人はいない。
    限りある生きてる時間を大事な事に使おう。

  • 過去の自分が何故そのような決断や行動をしたのかと思うことはある。その理由の1つがこの本には書かれてあるようでした。

  • 意識したい、身につけたい思考。

    初期設定が邪魔をすることを認識する。
    初期設定:怒り不安といった感情デフォルト、見栄、自尊心といったエゴデフォルト、同調圧力といった社会性デフォルト、心地よい状態にとどまる惰性デフォルト。

    克服するために、強さを磨く。
    具体的には自分の基準を上げる。
    自分に責任を持つ
    己(弱点)を知る。
    自信を持つ。

    実践として基準の高いロールモデルを設定。
    先天的弱さ克服には健康な体、精神を維持する。
    後天的な弱さには日常の過ごし方、習得。

    → 幸せにつながっているかが基準

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 KIUIドリルズスポーツサークル
    請求記号 141.5/Pa
    所蔵館 岡山キャンパス図書館

  • 論理的思考力のツールの紹介等を想像しそうなタイトルであるが、実際の内容は大きく異なっている。
    論理的思考力を適切に発揮するにはそもそもどうするべきか、という点について記載されている。
    適切な思考を妨げるデフォルト反応についてや弱さをコントロールするためにどうすべきか等学べる。
    何を大切にすべきか、何を望むのか、それは真に望む価値のあることなのか、という点を問い続けるべきと感じた。
    冒頭に記載のある、成功を左右するのは、大きな決断よりもありふれた瞬間、ということを心に留めておきたい。

  • 間違えた決断を避け、望み通りの結果を手にするには、どうすべきか? 一流の意思決定ができる人たちの思考を読み解き、「クリア・シンキング」(明晰な思考)をするための方法を伝授する。

    序章 日常のクリア・シンキングが未来を決める
    第1部 クリア・シンキングの敵
    第2部 強さを磨く―本能を手なづけ追い風に変える
    第3部 弱さをコントロールする
    第4部 決断する―クリア・シンキングの実践
    第5部 本当に大切なものを追い求める
    おわりに クリア・シンキングの意義

  • 未来に向かう考え方の基本を示す良書
    二次的思考と二元的思考、別物で紛らわしい
    一次的思考は今の自分、二次的思考は未来の自分
    二元的思考に陥るな

  • 本屋で斜め読み
    情報機関(具体名は書かれていないがFBIやCIAのようなところ)に所属していた筆者が、あるミッションに忙殺されている中でクリアに物事を考えたいと思ったことがこの本のきっかけ

    心理的、精神的に思考を整えるための内容が多め
    いわゆるロジカルシンキングとはまた別の観点

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