ビジネスと地政学・経済安全保障 「教養」から実践で使える「戦略思考」へ

  • 日経BP (2025年3月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784296002177

作品紹介・あらすじ

ロシアによるウクライナ侵攻、米国による対中半導体規制、台湾有事リスク、欧州の気候変動規制、トランプ政権による関税強化など、地政学・経済安全保障に関するリスクが顕在化し、企業が振り回されるケースが年々増えている。少し前まで、世界の主要国は、経済への政治介入をできるだけ避けることを暗黙のルールとしていたため、企業はグローバル化の多大な恩恵を受けた。しかし、米国が自由貿易に背を向け始めたことで状況は一変し、大国が貿易相手国との相互依存関係を利用して、国益のため他国に圧力をかける時代になりつつある。
このように力と力がぶつかり合う世界では、地政学リスクが顕在化しやすい。何の準備もなく主要な輸出先国から追加関税が25%かけられたら、輸出企業の粗利は簡単に吹き飛ぶ。自社にどのような地政学・経済安全保障リスクが潜んでいるのか直ちに精査し、対策を打つ必要がある。本書は、ビジネスパーソンが押さえておくべき地政学・経済安全保障リスクの必須知識と、ピンチをチャンスに変えるための具体的方策をまとめたものだ。実は、企業のすべての部門が何らかの形で地政学・経済安全保障リスクに関わっている。全従業員がこれらのリスクを正しく理解し、その対応策を考え、一人ひとりが行動に移していかなければならない。
これまで地政学は「教養」として語られることが多かったが、もはや「教養」などと悠長なことはいっていられない。本書は、企業が地政学・経済安全保障に関するリスクを乗り越え、ライバルに差を付けるための実践ノウハウをわかりやすく提供する。

みんなの感想まとめ

地政学と経済安全保障が企業活動に与える影響を深く理解し、実践的な対策を考えることが求められる時代に、本書はその指針を提供します。地政学的リスクを単なる教養としてではなく、ビジネスの現場で活かせる具体的...

感想・レビュー・書評

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    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/734619

  • いわゆる「シーパワー/ランドパワー」「ハートランド/リムランド」などといった概念的学術的な地政学の話にとどめず、使えるビジネス観点での地政学的咀嚼の方法や思考の軸を与えてくれる内容。日々の報道や各国政策動向を追っていても、自身の社業にどう落とし込んで解釈を図れば良いか、いまいち結節点がわからないという方には特にオススメできます。

    特に第6章の部門別対応策は非常にプラクティカルで、組織設計にもそのまま参考にできます。財務経理や渉外などの部門観点にもきちんと触れているのは会社組織というものをきちんと理解している著者だからこそ。机上の空理空論で書かれた本とは異なり「使える地政学」のビジネス本として強く推奨できます。

  • ふむ

  • 経済的相互依存状態は、戦争をするとお互いに被害をもたらすので、平和の礎と考えられていたが、
    逆に信頼できない国からの安全保障を揺るがすものとしてリスクとされる時代になった

    スモールヤードハイフェンス
    リスク回避のた目に一部規制するのがデリスキリング
    デカップリングの適所最適

    民主主義陣営に住んでるのは世界から見ると少数派

    経済安保
    優位性、自律性、安全性の観点
    保護、振興、連携

    経営者としては、地政学上何が起きたら自分の事業にとって困るのかあらかじめ明確化しておくことが重要

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