できるリーダーが「1人のとき」にやっていること マネジメントの結果は「部下と接する前」に決まっている
- 日経BP (2025年3月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784296002191
作品紹介・あらすじ
◆リーダーは「向いてない」くらいが、ちょうどいい◆
プレイヤー時代ほど実力を発揮できていないと感じているリーダー、
自信のないリーダー、内向的なリーダーにこそ読んでほしい本!
多くのリーダー本は、
・部下に対する接し方
・リーダーとしての仕事のさばき方
を指南しています。しかし、数々のアドバイスを実践しても、
「とにかく多忙で、頑張りすぎている」
「リーダーとして自信がない」
「手応えを感じない」
ということはありませんか?
そういう方々に必要なのは、
「リーダーとしてのレベルが1のまま忙しく手足ばかり動かすのをいったんやめて、
“レベルそのもの”を上げていくことです。
「出会えてよかった」と思われるリーダーと、そうでないリーダーは何が違うのか?
優れたプレイヤーだった人ほど見落としがちな、リーダーシップの原則とは何か?
1人の時間に、リーダーが問いを持ち、考え抜くことで、
部下の反応や、成果の出方は変わっていきます。
みんなの感想まとめ
リーダーシップを高めるためには、まず自分自身と向き合う「1人の時間」が重要であることを教えてくれる一冊です。忙しい日常の中で、自分の思考や感情を整理することが、チームや家庭の雰囲気にも良い影響を与える...
感想・レビュー・書評
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仕事も家庭も忙しくて追われる毎日だけど、この本を読んでまず自分の「1人の時間」の使い方を見直す大切さに気づいた。
普段は目の前の業務や家族のことであまり自分のことに向き合う時間がないけれど、この本は部下と接する前に自分自身の考えや気持ちを整理することが、結果としてチームや家庭の雰囲気にも影響すると教えてくれる。介護の仕事でも家庭でも、目の前の問題に振り回されず、まず自分の思考を広げて本質を見極めることが重要だと実感した。忙しさの中にあっても立ち止まる時間を作ることで、焦りが減り冷静な判断ができるようになった。具体的な問いかけや自己対話の方法も参考になり、普段の節約や投資の計画にも応用できそうだと感じている。今の生活の不安を少しでも解消したい人におすすめしたい一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
通常、リーダー論の本は相手があっての話が多いが、本書は1人時間時にどう思考するか?について書かれた本。自分には合っていると思います。自分を省み、人として成熟し、知識を蓄え、責任感を持つ。
以下覚えおきたいこと
①思考自由度
思い込みを捨てて、ものごとを自由に見る力
キーワード:創造性、観察力、客観視、手放し、整理整頓
②問いの力
適切な質問を通じて、問題の本質を明らかにする力
キーワード:仮説→実験、企み(作戦)、自問、過ちの気づき、時間のゆとり
③喚起力
部下の内面に語りかけ、仕事の面白さや働く意味を呼び起こす力
キーワード:エネルギー、心理的問題→戦略的問題に、考える余地を与える、チャレンジ
④構造デザイン力
仕組みや構造に落とし込み、変化をもたらす力
キーワード:基準、対話、微差の重要性、道具、行動
優れたリーダーの特徴として、客観視できる、偏見のない視点、フォロワーの存在、コミュニケーションの質。
あなたに会えてよかったと思えるような関係性を築いていきたいと思いました。 -
一章を読み進める中で
意見やアイデアを尊重し、ともに考え、意思決定を支えること
わたし自身の在り方に気づきを得られた
続きを読むのが楽しみだ -
いいリーダーになるためには1人の時間が重要。
1人の時間を通して4つの力を磨き、高めていくことが不可欠。
その4つの力とは
・思考自由度
・問いの力
・喚起力
・構築デザイン力
だという。
そして4つの力をそれぞれ磨く、様々な手法?を紹介しているのだが、、
TIPSの塊ではあるが、全然まとまっていない、という感想。
私も自分を磨く手法はいろいろ知っていて、それらがちりばめられているが、
どうしてここでそれが出てくるのか、4つの力にどう収斂されるのか、
理解をすることができぬまま読み進めることとなった。
まあ、喚起力、ってのはリーダーに必要な力だろうけど、
これって一人の時に高められるものなんだろか?
この4つ、思い切り一つにまとめれば、柔らか頭を持て、ってことじゃないのか。
思い込みせず、自問自答を繰り返し、、、、
知っていることが多かっただけに、かえって消化不良になった
序章 「1人でいるとき」にどう過ごすかが、「優れたリーダーかどうか」の分かれ道
第1章 [思考自由度]「思考の自由」を手に入れるための8つのポイント
第2章 [問いの力]思考力の原点「問う力」をつける7つのポイント
第3章 [喚起力]心に同じ「火」を灯した仲間をつくる8つのポイント
第4章 [構造デザイン力]大局的に考え変化を起こす力をつける6つのポイント
終章 リーダーも組織も育つ「いい循環」は、1人のときにつくられる -
テクニカルなものではないが、スッと入ってきた
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仕事に子育てにプライベートに全く時間がない中で、いかに一人時間を確保して効率的・効果的な仕事に繋げるか、ということが分かれば、と思って手に取った本。
読んでみると、「やった方が良いけど、必ずしも『1人の時』でなくてもよいのでは?」という内容が散見されていた印象。「1人の時」にフォーカスしているのであれば物足りなかった。 -
題名に惹かれて読んだ。
他の人の感想にも書かれている通り、抽象的で漠然としている。
最近よくある〇〇大全のような感じで、書いている内容に自身の体験など、著者の熱量や感情などが無く、読み進むのも苦労したし内容も入ってこなかった -
自分の働く意義は、自分が関わることで、何かを変えるや結果が好転するなど、他の人でなく自分の存在意義を強く意識してきた。承認欲求も含めて、結果が出るまで、投げ出さず、逃げず、耐えることが仕事だと思ってきた。結果を評価されたいという思い。なるべく周りに頼らず、自分が頑張ることが全てだと思ってきた。
リーダーになるにあたり、その価値観、考えは捨てないといけない。客観的に、最善を考えながら、任せて、主体的に動いてもらうこと。
そこにシフトしなければ、誰もついてこず
裸の王様になってしまうと改めて感じた。
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最後は自分で決めるしかないという「孤独」を持つリーダーが、1人だからこそ考えるべきことを学べる本です。
プレイヤーとしては優秀だった人が、マネジメント層になってみると立場の違いに悩んでしまう、というケースは多いのでは。
これまで通用していたスキルだけではなく、部下の相談に乗り、チームとして成果を出すことで苦しむことが多いように感じます。
本当の学びは他人や本から教わって得られるものではなく、「自分が自分に教える」ことでようやく得られると著者は言います。
「1人の時間」を通して思考自由度、問いの力、喚起力、構造デザイン力を高めることがいいリーダーに必要で、具体的に学ぶべきか教えてくれます。
マネジメント層になってみて「孤独」を感じてしまった方などが読んでみると、そこからレベルアップできるヒントを得られそうな1冊です。
【特に「学びになった」と感じた内容の覚え書き】
「本当の学びは他人や本から教わって得られるものではなく、『自分が自分に教える』ことでようやく得られる。いいリーダーになるために本当に必要なことを自分で自分に教えるには『1人の時間』を通して、思考自由度、問いの力、喚起力、構造デザイン力、の4つを高めることが不可欠。」
(「1人でいるとき」にどう過ごすかが「優れたリーダーかどうか」の分かれ道)
「1人の時間に『自分を見つめ直す』と、リーダーに必要な、思考の自由度、問いの力、喚起力、構造デザイン力、の4つを育てることができる。思い込みを捨て物事をフラットに見る→本質を問える→自分や部下が仕事に面白さを覚える→仕組みや構造から変化をもたらす、の好循環が生まれる。」
(「思考の自由」を手に入れる)
「リーダーの思考の自由度を上げることは、前提・考え方・やり方すべてのアップグレードにつながる。リーダーが『思考の自由』を実践すると、部下も自由な発想を持ち、組織全体のパフォーマンスが向上する。組織内に思考の自由度が広がれば、次元上昇した大きな成果や革新が生まれる。」
【もう少し詳しい内容の覚え書き】
・組織やチーム、部下などを変えたい場合、その対象に直接働きかけようとしても、その本質にまで影響を与えることはできない。それを成り立たせている、そこには「ない」もの、すなわち「1人のとき」に焦点を合わせることが不可欠。
・人間は誰もがいびつさ=個性・特徴を持っており、決して完全ではないが、不完全さの受入が重要。形の不揃いな意思を組み合わせる石垣が高い強度を持つのと同じように、「いびつな人材(不完全な人材)を集め、それぞれの強みを生かして組み合わせる」ことで、組織の創造性は高くなる。
(「1人でいるとき」にどう過ごすかが「優れたリーダーかどうか」の分かれ道)
・「豊かな1人の時間」を持つと、自分を省みる機会の確保、伝える価値のあるメッセージの見いだし、決断の質の向上、人間としての成熟、独自性の発揮、ゼロイチを生み出す、長期的視点を養う、知識の増加、責任感の強化、「最重要」の明確化、チームを喚起する力の向上、というメリットがある。
・リーダーシップの自己評価は実際の適性と一致するとは限らない。「向いてない」と感じる人ほど、自分の欠点や不得意さを理解している人(=向いてない理由を認識している人)で、自身の性格や能力、思考、感情などを理解する自己認識力が高く、実際には向いていることが多い。
・4つの力を伸ばすと、優れたリーダーの共通点である、自分の状態を客観視できる、偏見のない「健全な視点」を持っている、「フォロワー」がいる、与えられた条件の中で違いを生み出している、コミュニケーションの質が高い、という5つを得ることができる。
(「思考の自由」を手に入れる)
・確かさより「創造性」の優先度を上げておく、フラットに見る「観察力」を身につける、自分の思考を客観視する、外の世界にフォーカスする、所有意識を手放す、「いつものパターン」の思考に気づく、与えられているものに(失う前から)感謝する、整理整頓をする、の8つがポイント。
(思考力の原点「問う力」をつける)
・リーダーが持つべき問いは、自分への問い、共有する問い、思考の檻にとらわれないための問い、の3つに分類できる。1人の時間を活用して、無意識の問いを意識的な問いへと変えることが求められる。否定的な無意識の問いかけは、自己否定や部下への不満を増幅させる原因となる。
・「問い」を常に持っておく、手垢のついた「答え」と距離をとる、「仮説→実験」のサイクルを回し続ける、結果を得るために必要な「企み」を考える、自分にこそ問い続ける、「自分が誤っているのでは」という問いを持っておく、ゆとりを持って自己を振り返る、の7つがポイント。
(心に同じ「火」を灯した仲間をつくる)
・リーダーの最も重要な役割は、部下を信頼し、勇気を与え、励ますこと。部下には十分なリソースがあり、それを信じ、発揮を促すことが重要。多くのリーダーは喚起力を身につけていないため、部下をしらけさせるような行動や言葉を要所で選び、無意識に部下の勇気やエネルギーを奪っている。
・部下のエネルギー(Be:状態)をマネジメント、自分の心の火を整えて広げる、思考の主語は「We」、心理的問題(不安)を戦略的問題(具体的対策)に置き換え、目標は「意味」を徹底的に考察、考える余地を作る指示やアドバイス、自らチャレンジし続ける、「使う言葉」への注意、の8つがポイント。
(大局的に考え、変化を起こす力をつける)
・リーダーは、部下の能力を最大限引き出すために、彼らが生き生きと成果を上げられる環境や仕組みを常に考えることが大切。部下の行動を変えるには、指示や注意だけでなく、環境や仕組みのデザインが効果的。不自然な努力を引き出す環境を組織内にもららすことが、未来を切り開く。
・基準を(適切に)変える、関連のなさそうなことを結びつける力を高める、「意図を持って」人と対話する、微差を大切に扱う、仕事の道具にこだわる、継続を目標にせず変化のための小さな行動から始める(継続できないのは、継続しない状態(現状維持)の継続)、の6つがポイント。 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?ID=BB00670291
◆リーダーは「向いてない」くらいが、ちょうどいい◆
プレイヤー時代ほど実力を発揮できていないと感じているリーダー、自信のないリーダー、内向的なリーダーにこそ読んでほしい本!
(出版社HPより) -
『できるリーダーが「1人のとき」にやっていること』
シンプルにこのタイトルに惹かれて本書を手にしてみた。
しかし、結論から言うと残念な内容だった。
本書で著者が言っていることは、仕事以外の時間、つまり自宅にいるときなどに会社や仕事、社員(部下)のことなどをどのように考えたら良いかといったマインドセットの方法や重要性である。
それ自体は全く問題ないが、その内容に新鮮味がなく、どこかで聞いたことがあるような話しばかりだったのは残念。
唯一、心に残ったのは、『優秀なリーダーは、「部下のグラデーション」を見逃さない』という話。
これは部下を評価するする際に、「できる/できない」と二元的に評価するのではなく、
「できつつある」「成長しつつある」といったグラデーション、すなわち成長の兆しを見逃すな、ということ。
リーダーには、こうした些細な変化も見逃さない観察力が求められる。
[見過ごしてはいけない変化の兆候]
◯部下が自分で工夫を始めた
◯成果はまだ見えていないが、試行錯誤している
◯周囲の意見を積極的に取り入れ始めた
◯質問の質が向上している
◯自らタスクを提案する
◯他者をサポートし始めた
◯スキルアップの努力をしている
◯責任感が増している
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ありきたりで全体的にあまりいいなと思う部分がなかった。抽象的すぎるから‥?ちょっと合わなかった。
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自分を高める
実践評価改善の繰り返し
イライラしない
原因を見極める
協力しあう
リーダーでなくてもメンバーシップでも大事な
ことです -
決して良いリーダーとは思っていないし、逆に、リーダーに向いていない方だと思っています。部下を持つような立場になって、いいリーダーになるためには?と結構安直な考えで本書を手に取りました。
一人っ子だったこともあり「1人の時間」を好むことから、1人の時間の過ごし方の「質」を上げていくことが肝心だと思いました。
リーダーに不可欠な4つの力のうち「構造デザイン力」。こういう風に考えたり動ける人財になってほしいという理想を持ちながら、環境・状況を整えたり提供することだと理解しました。潜在意識にとらわれないように、先に行動する、小さな行動でもいいから始めるということを言っているが、自分がお手本にしているリーダーは確かにそういうアクションを取っているなぁと認識しました。
思考の自由度、問いの力、喚起力、構造デザイン力。この4つのチカラを高めていけるよう「1人の時間」の質を高めていきます。 -
できるリーダーとは?の問いに対しての答えを示す本。
優れたリーダーとは、部下から出会えて良かったと感謝される存在である。 部下との関係も、組織の成果もすべてはリーダー磁針の内面思考で決まる。
リーダーは、部下をマネジメントする前に、貧しい自分自身をマネジメントしなければならない。
とても核心を突いた内容である。部下から出会えて良かったと感謝される存在を目指して、日々少しずつ行動を積み重ねていきたい。 -
部下のエネルギーを喚起する喚起力がリーダーは大事である。1人の時間をしっかりと取って考える、エネルギーを取り戻す、思案する、それが無ければ部下に人間的に接することなどできない。
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自身と部下どちらも
出会えたことで、人生が豊かになった
と感じられる関係性を気づくことが大切。 -
リーダーに関する本はこれまでにもいろいろと読んできました。どの本にもよいことが書かれていると思うのですが、いざ自分が実践できるかというと、なかなか難しいものです。それでも、ついまた手に取ってしまう…そんな年頃です。
気になる言葉はいくつもありましたが、その中でも心に残ったのは、p.110にあった「『自分』は探すものではなく、つくるもの」という一節です。確かに、「自分」がどこかに落ちているわけではありません。
私も来年は還暦を迎えます。これまで、どんな自分をつくってこられたのか、改めて振り返ってみたいと思います。
大野栄一の作品
