誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命

著者 :
  • 日経BP
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本棚登録 : 1232
感想 : 70
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296108008

作品紹介・あらすじ

誰でもリーダーシップは身につけられる!
「最強スキル」の獲得法はこれだ。

日本を代表するマーケター・森岡毅氏による、待望の最新刊のテーマは「リーダーシップ論」!

コロナ禍を生き抜く出口戦略も提言


 コロナ禍の今こそ必要なのは、自分の意志と選択で未来を変えるための「リーダーシップ」。自分も人も活かせる存在になるために何をすればいいのか、最強スキルを獲得するためのノウハウを詰め込みました。

 リーダーシップは、意図的に経験を貯めることで、身についていく後天的なスキルである――。一度しかない人生を、自分自身が「やりたいこと」を実現させる人生へとシフトチェンジさせたい人に、ぜひお読みいただきたい1冊です。

 著者自身も、最初から優秀なリーダーだったわけではありません。苦しみながら、どのように「人を活かす」「人を本気にさせる」スキルを身につけていったのか。自身の「悪戦苦闘のリーダーシップ」を、エピソードを交えて語り尽くします。

 本書終盤では、コロナ災厄時代のリーダー論を展開しています。「『安全』といえばすぐに社会的使命を放棄しようとする日本の風潮はおかしい。なぜならば、『100』のままでもマズいけれど、すぐに『0』にしていては長期戦必至のコロナ災厄を日本人が生き抜くことはできないからです」(本文より)。著者が考える、コロナ災厄からの大胆な「出口戦略」も。

感想・レビュー・書評

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  • 1.リーダーを担う機会が増えたので、タイプは違うけどめちゃくちゃ尊敬している森岡さんから学ぼうと思いました。

    2.本書は森岡さん自身が培ってきた経験をもとに書かれた本です。リーダーシップとは何か、組織を変えるには何が必要かということが書かれています。
    リーダーシップで大切なことは「チームのメンバーに夢をみさせること」だと述べています。
    人はビジョンが思い浮かんだ時、初めて頑張れます。リーダー自身が何を思い描き、チームにどうなって欲しいのかを伝えてから本気で取り組むということが大事です。

    3.思い描くということはとても大切だと思いました。私も何かを諦めた時を振り返ると「どうなりたい?」が欠けてしまいがちでした。何かに向けて頑張っても「なんでこれやってる?」と思ってしまうこともありましたし、義務感だけが残った時もありました。仕事以前に「自分がどうなりたい?」をもっと深く考えなくてはいけないと思いました。

  • 『感想』
    〇森岡毅氏のすごいところは、自分の失敗やダメなところをはっきり人に伝えられることだと思う。誰しも自分の特に失敗は言いたくない。でもその失敗から人は一番学ぶわけで、失敗を認めたうえで乗り越えている、また短所は長所になりうるわけで、そうした意識がリーダーシップに繋がっているのだなと感じる。

    〇リーダーシップは育つ、強く言ってもらっているのが心強い。子どものころからの経験の差があるだけだと。ただこれが結局は大きい。子どもの頃からリーダーシップをとってない人が大人になってからとるといった意識の変化と成功・失敗体験がないところからの出発は容易ではない。

    〇人に任せず自分が動くことは楽しいし安心なんだよな。若い子に仕事を与える場合、説明をする時間の方が自分でやり遂げる時間より多いことなどざらにある。こちらが想定できない失敗をして、代わりに頭を下げることは仕事の内だし人を成長させる過程に必要だと思ってはいるが、そりゃ気分は良くないよ。

    〇でも確かに自分では考えつかないアイデアや成果を出すことがある。この時の驚きと少しの嫉妬と大きな喜びは、何度経験してもよいものだ。指導した相手の成長を確認するとともに、自分の成長の余地を実感できる。

    〇私も森岡毅氏のような人のもとで仕事をしてみたいなとは思う。ただ世の中にいる人々すべてに良い部分があり、そこを見て仕事をすれば、上司に仕えることも仲間と共働することも楽しくなるだろう。そして何より、仲間に自分が一緒に働きたい人と思ってもらえるような人間になりたい。

    『フレーズ』
    ・リーダーシップは育つものだと確信しています。生まれ持った「特徴」に、必要な「経験」と、適した「環境」が合わさると、誰であってもその能力は劇的に成長します。(p.10)

    ・人は自分を本気で信頼していくれる人のために本気になるのです。自分を信頼してほしいのであれば、まずは自分から相手を信頼しなくてはならない。(p.198)

    ・リーダーの役割は、「自分が動くこと」ではなく、「人を動かすこと」です。(略)現場で陣頭に立つ目的は、あくまでノウハウを周囲に学ばせるため、あるいは人々の士気を高めるためであって、自らの手で物事を解決するためであってはならないのです。(略)自らが槍を奮うのはあくまで例外と心得るべきです。なぜならその槍は、部下の”やりがい”や”経験を積むチャンス”を同時に奪っているからです。(p.200)

    ・ピーター・ドラッカーも言っているように、昇進したホワイトカラー管理職の大半は、昇進前に自分が評価されていた役割に最も多くの時間を使い、昇進後に期待される新たな役割をなかなか果たそうとしないのです。(略)好きな仕事をきっぱりと権限委譲するのは情緒的に難しいということ。だから興味ある領域だけに関与して、それ以外は理解しようとすらしない上司でこの日本社会は溢れかえっているのです。(p.202)

    ・部下の意見を容れるやり方を続けていくと、少なからず嬉しいことが起こります。上司は自分の方が正しいと思いがちなのですが、本当のところは何が正解かどうかはやってみないとわからないものです。部下の考え方の方が自分の予想を裏切って高得点を取ることだってあるのです。(略)それはリーダーシップ冥利に尽きる心の底から嬉しい瞬間です。自分一人で出せる限界を遥かに上回る効果を、自分が他者を活かせたことで実現できたのです。それこそがリーダーシップの本懐です。(p.207)

    ・私にとってのリーダーシップをできるだけシンプルに捉えると、その本質は「人を本気にさせる力」だと私は考えています。人々が達成したくなるワクワクするような未来の完成形を描き出し、それが絵空事ではなく本当に実現できそうだと信じさせる力。そして、その物語の中でその人ならではの特別な役割を演じられると相手に信じさせる力。

  • 高評価の森岡さんのリーダーシップ本。
    読んでみて、高評価なのが頷ける内容の充実した本でした。

    ただ、ちょっと著者特有のクセのようなものを感じました。
    共感できる人とできない人に二極化するかもしれません。
    ちょっとドライというか、超現実的というか。。
    だからと言って、著者に感情がこもっていない訳ではないので、
    うまく表現するのが中々難しいのですが。。
    読んでいて、何となく感じていたのは、
    韓非子的な考え方をする人だなぁ…と思っていたら、
    本の中でもそのような記述も見られて、
    やけに納得してしまいました。

    若干の好き・嫌いはあるかもしれませんが、
    嫌いな人も少し我慢して丁寧に読み進めていくと、
    学び・気づきになる部分が絶対に見つかる良書だと思いいます。

  • ◾️要点
    欲が弱い場合のリーダーシップを知るため、読みました。
    私のようなT(thinking)属性は、欲の対象を見つけること、メンタルをストレスに慣らす覚悟を決めること、が重要です。
    リーダーシップを発揮しやすい欲は、以下の3条件を満たします。
    ①巻き込みたい人々にとっても魅力的である→人が欲するか?
    ②集団としての能力を必要としている→人を欲するか?
    ③自分自身が本気になれる→己が欲するか?
    ストレスに慣れる覚悟を決めるには、人生というゲームのルールは、経験した者勝ちという原則を理解することが重要です。

    ◾️意見
    リーダーシップとは、いかに能動的であり続けるかということだと理解しました。そのためには、その動機となる欲、多少失敗しても本質を見失わない図太さが必要です。最終章を読み、思考停止(受動的)になったいた自分に気づき、深く反省しました。大変な状況ではありますが、解を見出すためにリーダーシップを発揮すべき絶好の時だと思います。

  • 激賞!!!
    第8章だけのために読むのもあり。2022年2月、第6波のコロナ禍における日本社会と日本人の病理を余すところなく論じている。この章には全面的に同意する。このままでは、日本は、日本人は、世界に負け続けることが暗示されている。
    私は比較的、評価は甘いがこの本は、第8章は星を更に加えたいと思う。思わず膝をうつとは、こういう気持ちを指すのだと思う。

  • 勉強になった事や実践出来ている事、非常にためになる一冊でした。
    自分のバイブルが、また一つ増えました。

    その中でも、最も感銘を受けたのが四つありました。

    一つ目、リーダーシップの強弱は、才能よりも、その土台になっている“欲の強さ“で決まっている。その人がどうしても成し遂げたい事があるかどうかが、全ての始まり。何がなんでも成し遂げたいなら、考えるし、工夫するし、行動する。
    二つ目、すべてはあなた自身の覚悟がどれだけ強いか?どれだけ信念深くその目的を追い続けられるか?そこから始まる。あなたの“欲=夢“を追求する覚悟の強さそのものが、あなたのリーダーシップの出力の上限値だと思う。
    三つ目、リーダーシップの本質とは、「人を本気にさせる力」人々が達成したくなるワクワクする様な未来の完成形を描き出し、それが絵空時ではなく、本当に実現出来そうだと信じさせる力。そして、その物語の中でその人ならではの特別な役割を演じられると相手に信じさせる力。これが出来れば、目的の為に人々が本気になり、仲間になってくれる。
    四つ目、プロフェッショナルならば、危機時であっても、100でも0でもない、その間に最大限の努力と知恵を振り絞って、“解“を見つけるべき。

    欲も強く、小さいが結果も出しているという自負もある。それを継続し続け、周りにも伝染させる事が今の自分の役目。

    更に磨きを掛けて成長したい、とモチベーションの上がる、本当に良い本でした。

  • タイトル通りのリーダーシップについて記載されている本だが、
    過去に読んだリーダー論を記載している本の中で、魂・想い・思想を一番強く感じられる本であった。
    著者の森岡さんの人生論・経験論・思想論から学ぶリーダー像のため、強烈にインパクトをうける本であった。

    フレーズもまた別途まとめていくが、一言一句心に刻み、明日からアクションとして起こすべき事例が多く記載されている。

    今後、積読しながら一つでも多くの事を学びたいと思う。

  • 本書は大きく3つから構成されている。

    1.リーダーシップとは何か
    2.著者の昔話
    3.未来に向けた話(コロナ含む)

    リーダーシップをとるためには、「強い欲」が必要であり誰しも欲を持っていると本書は説く。自分の仕事で考えてみると、小さな欲はあれど「強い欲」はないように思える。

    なぜ、私には「強い欲」がないのだろうか?すぐに思い浮かぶ理由として、仕事に対して閉塞感を感じており、諦めている側面が強いのではないかと思う。以前に参画した炎上プロジェクトでは、モチベーション高く、是が非でもプロジェクトを成功させるという強い想い(つまり強い欲)をもって仕事に取り組めていた。このことから考えると、自分は状況によって「欲」の大きさが変わるのではないかと。また、本書で書かれている「欲」も状況によって変わるので、「強い欲」を持てる環境に身を投じることが、「強い欲」を持つ近道なのかもしれないと感じた。

    次に著者の昔話。ここでは主に1で定義したリーダーシップがいかにして生まれたのかが書かれており、ひたすら黒歴史であったと述べている。本筋から外れるが、黒さという観点で言えば以前の本「苦しかったときの話をしようか」のほうが高かった。

    さて話しは変わり、リーダーにとって必要な能力のうち1つは、「共同体にとって魅力的な目標」を立てることと、と本書は説いている。私の仕事はシステムをある期限に向けて人々を巻き込んで完成させることを生業にしている。この状況下で魅力的な目標とは何か。少なくとも私には、「期限通りにシステムをリリースすること」は魅力的な目標だとは思えない。ではどうすればよいのか?

    例えば、一段抽象度を上げて、なぜシステムをリリースしなければならないのか?とか、誰のためになのか?とか、を起点にすると魅力的な目標になるように感じた。
    そして最後のパートは、コロナの状況下におけるリーダーシップの話しが続く。ここで繰り返し書かれていたことは、「無難な決リーダーシップシップの役割であるリスクを取ることを放棄していると説いている。自分の仕事に置き換えると、様々なシーンで「無難な決断」をしていることに気がつく。今一度、保身に走っていないか、注意すべきだなぁと感じた。

    本書読み「自分はリーダーシップを十分に持っている」と過信していることに気づかされた。今回挙げた、「強い欲」「共同体にとって魅力的な目標」「無難な決断をしない」の3つを意識せねばと感じた。

  • リーダーシップ論というよりは、大企業病社会日本での成長の仕方、混沌とした時代の生き抜き方、自分の価値の高め方ノウハウのようにも読めました。リーダーシップそのものについても、十分参考になる内容と思います。

    ●印象に残っているフレーズ
    ・企業やプロジェクトの規模ではなく携わる職責の大きさが大事
    ・プロなら100か0の間で解を見つける

    ●おすすめしたい人
    ・やりたいことがわからない人
    ・今の会社で成長できているか不安な人
    ・「大企業」にいることへの不安がある人

  • リーダーシップは後天的に身に付けられるという言葉に勇気をもらいました。何事にも必要以上に慎重になりがちな自分ですが、この本を参考に今日から少しずつ、自分なりのリーダーシップを育む経験にチャレンジしていこうと思えました。

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著者プロフィール

株式会社刀 代表取締役CEO

「2020年 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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