- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784296203345
作品紹介・あらすじ
あなたのチーム、会社は、会議をうまく活用できていますか?日々、会議に時間は取られていても「意見が出ない」「決まらない」など、中身が薄い会議になっていませんか?会議運営のために、何より重要なのが「ファシリテーション・スキル」。これは、リーダーのコトバでメンバーの力を最大限に引き出し、最短時間でゴールに着地させる一生物のスキルです。ファシリテーションによって会議に費やす時間は“ダラダラ意味のない時間”から“短く濃い時間”へと変えることができるのです。しかし問題は「ファシリテーションを学ぶ機会がなかなかない!」こと。そこで本書『特濃会議学』は、短く濃い会議のノウハウを、分かりやすく伝授します。著者は、年間300回のセミナー・講義を手掛けるプロフェッショナル・マーケティングコーチ。これまでに蓄積した経験をもとに、会議の仕切りが苦手なリーダーやメンバーのストーリーと共に、重要なスキルを学べる構成になっています。特徴は2つ。まず1つは、特濃会議を実現するスキルを体系化し、そのポイントをやってはいけない「4つのダメ」と、実践したい「9ステップ」に絞り込み、再現性を高めていること。2つめはAI(人工知能)を活用し、会議の準備段階から内容を濃いものにしていることです。あなたの貴重な時間を「特濃」にすべく、本書でファシリテーション・スキルを学び、ぜひ実践に生かしてください!
感想・レビュー・書評
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会議運営にあたっての基本である
準備
実行~クロージング
までにやらないといけないことをストーリー仕立てで
描いてくれている本です。
読みやすかったですし、分かりやすかったところも
多かった印象で、すぐにでも試してみようって思える
ことも多く学べたと思います。
【勉強になったこと】
・ファシリテーターがしてはいけない4つのダメ
①主役になるな
②議題は「~について」ではダメ
③耳と目を使え。口はダメ
④最後をゆるめるな
・ファシリテーションとは
ゴールを決め
参加者の力を引き出し
行動を促す
ことである。
・ファシリテーターが担う役割を分散することで、
ファシリテーターが1人にならずに済む
周囲の力を引き出すことにつながる
役割が多いことで会議が活性化する
といった効果が期待出来る。
・議論拡散フェーズでは、
意見の出しやすい雰囲気づくり
意見の見える化
がとにかく大事。
・ファシリテーターには会議人選の権限を持っている
と認識して自信を持って人選せよ。
・話過ぎるのはダメ。むしろ聞く。
・ペイオフ・マトリクス
縦軸:効果
横軸:実現性
と置いて、出てきた施策の取り組むべき優先度を
決めるためのフレームワーク。詳細をみるコメント0件をすべて表示