ソニー×ホンダ 革新を背負う者たち

  • 日本経済新聞出版 (2024年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784296205653

作品紹介・あらすじ

トップの決断が生んだ「禁断のタッグ」が、組織も社員も変える――。
「失われた30年? 嘆いているなら動けよ。俺が変えてやる!」
不文律を破ってモビリティ事業に参入したソニーと、自前主義のこだわりを捨てたホンダ。次世代モビリティの開発で手を組んだ両社トップの決断と、社員の異才融合によって起こった開発者の変化に迫る、熱き現在進行形の物語。
2025年に米国で発売予定の電気自動車(EV)「AFEELA(アフィーラ)」。開発・販売するのはホンダとソニーが折半出資するソニー・ホンダモビリティだ。日本が世界に誇るグローバルブランドである両社は、社内の不文律を破って手を組んだ。「本田宗一郎邸での極秘会談」や「幻の提携相手、マツダ」などの内幕を日本経済新聞の担当記者が徹底取材で明かす。EVでは周回遅れのニッポン。それでも互いにエースを送り込み、先行するテスラや中国勢に挑むソニー・ホンダの狙いとは――。停滞を打破するヒントがここにある!

みんなの感想まとめ

次世代モビリティの開発を目指すソニーとホンダのタッグの裏側を描いたこの作品は、両社のトップが不文律を破り、新たな挑戦に踏み出す姿を鮮やかに描写しています。特に、電気自動車「アフィーラ」の開発に向けた両...

感想・レビュー・書評

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  • この本を買ってからしばらく読まないでいたのだが、その間にホンダ日産の統合交渉入りと破談があり、BYDの躍進とテスラの失速があり、さらにトランプ第二次政権発足で世界経済が混乱して、と様々なイベントが起きた。賞味期限としてどうかな?と感じて読み始めたが、内容はコンパクトにまとめられ、今も通じる課題も触れられている。まだアフィーラ自体も発売前だったので読むタイミングとしても問題なく、一気に読めた。

    本田宗一郎と盛田昭夫のエモーショナルな話しは他の本に譲るとして、そのDeNAをいまの世代がどう受け継いでいるのかはもう少し知りたかった。あと、アフィーラにかかわる幹部らの紹介、インタビューを読み、日本の大企業の人材の層の厚さを改めて痛感した。日本の強みはミドル層とはよく言ったものだと思うし、この中から日本の産業界の次代の顔が生まれてほしい。贅沢をいえば、こういうミドル層に横串の問題意識、歴史観を聞いてほしかった。

    しかし、これだけの人材がいてもアメリカや中国の企業に押されてしまったのは日本の経営層の力量の差なのだろうというのが現時点の仮説。もちろんホンダ三部社長は日産との会見で覚悟のある人だと感じたし、ソニー吉田会長はきのう終わった平井一夫氏の「わたしの履歴書」で人となりは感じた。ソニー十時社長もベンチャースピリッツを持つ人物。ソニー・ホンダには期待している。

    日本のものづくりの進化系がソニー・ホンダだと思う。一方で立ち向かう市場はプレーヤーが様々で、明確な勝ち筋もなくレッドオーシャンになっているのも事実。彼らが世界で伍していけるか、個人的にも興味を持っているので成功してほしい。5年後にはこの続編を読みたい。

  • 現在進行形のプロジェクトの実名での物語。
    日本を代表する戦後ベンチャーであるソニーとホンダという、カリスマ企業。もっというと日本企業で世界ブランドを作った企業の話。

    ホンダが焦り、ソニーが最終的に選択権を持っていたことが意外でした。
    異業種からして組める日本の自動車メーカーは
    ホンダ、マツダ、日産ぐらいです。トヨタはその対象にならない自前主義。

    この中でいうと、圧倒的にホンダ。
    マツダクラスであれば、IT企業が買収できてしまう規模感。

    また、ソニーとホンダはどちらも戦後ベンチャーでイノベーターであると言われているが、社風はかなり違うというのも初めて知りました。
    私はサービス業からメーカーの業界を見ているので、、、(汗)

    クルマは安全第一なのでそれなりの堅さがいる。
    ソニーはエンタメなので人命に関係ない世界。

    日本発のEVベンチャーとして頑張ってほしい。

    それにしても、ソニーもホンダも層が厚い会社だなと感心しました。
    中小企業にはいない人材だし、ポテンシャルが高い人の集まり。
    こんな会社で一度は働いてみたいと率直に思いました。

  • よかった

  • ソニーがどのように自社の強みを引き出し自動車を作ろうと意思決定したか、ホンダとどのように提携したかを紐解くドキュメント。ホンダ側もF1参入、撤退の後に急速なEVシフトを仕掛けた三部氏がソニーの吉田社長の問いかけに答えて動き出す。

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