すべての"はたらく"に歓びを! リコー会長が辿り着いた「人を愛する経営」
- 日経BP (2024年12月13日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784296206407
作品紹介・あらすじ
現場生活32年、働く人の幸せを考え続けた経営者が見いだした
企業改革に必要なことと未来のワークスタイル
長年、コピー機をはじめOA機器の製造・販売により、
働く人の「仕事の効率化」をサポートしてきたリコー。
だがAI(人工知能)を使ったサービスなどが広がり、
近い将来、面倒・マンネリ・ミスできない作業のほとんどを担う時代が来る。
機械による効率化の追求は、いずれ意味が薄れていく。
では、リコーは今後、何を担う会社になっていくのか?
リコーは、新ビジョン「"はたらく"に歓びを」に向かって邁進中だ。
"はたらく"に歓びをとは、人は、もっと「創造的な仕事」ができれば、
働きがいが高まるはず、そのための環境をすべての働く人に届けていく、という想いである。
今リコーは、「大胆な企業改革」により、この新たなビジョンへ向け、
デジタルサービスの会社へと変わりつつある。
新ビジョンを掲げ、企業改革の指揮を執ってきた著者が、
何を考え、何を実行し、それをどのように改革につなげてきたのか――。
憤慨したこと、人に助けられたこと、出合った本、会社の常識を見直したこと、
コロナで考えたこと……多くのリアルなエピソードを交えて
「企業改革に必須のプロセス」を明らかにしつつ
「未来の人類のワークライフ」を予言する。
感想・レビュー・書評
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尊敬する父の本なので、もちろん⭐︎5つ!人の役に立つことをとにかく一番に考えて行動したらはたらく歓びを感じた。父の歓びを感じながらはたらく姿はいつも希望を与えてくれる。イギリス時代に家族で助け合って暮らしたかけがえのない経験も、6歳の時に突然現地校に通うことになり英語が分からず毎日泣いていた経験も(本書に当時書いた「波」という詩が登場します)、その経験全てが今も原動力になっている。父に感謝!
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ベックさんまだ1月なのに今年一番の良書との出会いになりました。ありがとうございます!まだ1月なのに今年一番の良書との出会いになりました。ありがとうございます!2025/01/31
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経験から学ぶ
- 著者は、リコーでの経験を通じて、他者との関わりや助け合いの大切さを学びました。特に、面接や大学受験の際に他者の助けを受けたことが、人生の選択に大きな影響を与えたと述べています。
人間関係と仕事
- 「仕事は人がやっている」という考え方を強調し、他者の役に立つことが本当の仕事であるとしています。この考えに基づき、リコーは社員のモチベーションを高めるための施策を行っています。
組織文化と改革
- リコーは、社員を「費用」ではなく「資本」と捉え、持続的な成長を目指す「人的資本経営」を実践しています。社員のやる気を引き出すための環境整備や制度の整備を重視し、社内のコミュニケーションをオープンにする取り組みを行っています。
環境と持続可能性
- 著者は、企業の存在意義を「地球を愛すること」に結びつけて考え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強調しています。リコーは、再生可能エネルギー100%を目指す「RE100」に参加するなど、環境経営に積極的な姿勢を示しています。
未来へのビジョン
- 本書では、2036年に創業100周年を迎えるリコーの未来ビジョン「はたらくに歓びを」を掲げ、働く人々が誇りを持って楽しく仕事ができる社会の実現を目指しています。
