古生物食堂 (生物ミステリー)

著者 :
  • 技術評論社
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本棚登録 : 79
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784297108199

作品紹介・あらすじ

「……古生物って、意外と美味しいんじゃない?」

そう思ったこと、ありませんか?

そんな“憧れ”が実現するお店、それが『古生物食堂』。
この食堂には、古生物が日々持ち込まれる。

……これ、どうやって食べるのかな?

系統(祖先・進化の関係)と生態を伺いつつ、古生物の味を大胆に類推。
大胆かつ繊細な味付けで、古生物たちは「魅惑の料理」へ!

全ての料理にはレシピがついているので、憧れの古生物料理がご家庭でもお楽しみいただけます。

感想・レビュー・書評

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  • 「憧れの古生物料理がご家庭でもお楽しみいただけます」がうたい文句のレシピブック。

    こういう悪ふざけがすぎる本って例外なくおもしろいのだけど、こちらの本も工夫が凝らされていて飽きることなく一気に読み終えた。

    ただ各生物と料理のイラストが「イマイチ食欲をそそらない」のが気になるというか致命的。「うー食べてみたい」とならないのだ。

  • NDC分類 457.8
    「……古生物って、意外と美味しいんじゃない?」
    そう思ったこと、ありませんか?
    そんな“憧れ”が実現するお店、それが『古生物食堂』。
    この食堂には、古生物が日々持ち込まれる。
    ……これ、どうやって食べるのかな?
    全ての料理にはレシピがついているので、憧れの古生物料理がご家庭でもお楽しみいただけます。」

    目次
    古生代編(アノマロカリスしんじょう揚げの甘酢飴かけ&みそディップとフィンの素揚げ;アグノスタスのお好み焼き風とオレノイデスのみそソース;ピカイアの和風オムレツ ほか)
    中生代編(ショニサウルスの塩麹竜田揚げ;シノオルニトミムスの砂肝アヒージョ;エラスモサウルスのネックのスープ ほか)
    新生代編(ガストルニスの天つゆ仕立て;アンビュロケタスのバジルソースかけ;ペゾシーレンのスペアリブラーメン ほか)
    古生物食堂勝手口(もっと詳しく知りたい読者のための参考資料)

    著者等紹介
    土屋健[ツチヤケン]
    オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。雑誌等への寄稿、著作多数。『リアルサイズ古生物図鑑 古生代編』で「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2018」第1位などを受賞。2019年、サイエンスライターとして初めて日本古生物学会貢献賞を受賞

  • シュールすぎます。現実とかけ離れたことがまるで現実であるかのように紹介されています。思わず笑いながら「嘘つけ!」と言ってしまうような痛快な作品です。再現不可能なレシピですので、あくまで「見て」楽しみましょう。

  • 2020年8月新着図書

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著者プロフィール

著者:土屋健
オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『怪獣古生物大襲撃』(技術評論社)、『前恐竜時代』(ブックマン社)、『生命の大進化40億年史 中生代編』(講談社)など多数。

「2023年 『も~っと! 恐竜・古生物ビフォーアフター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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