文章の問題地図 ~「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方
- 技術評論社 (2020年12月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784297117221
作品紹介・あらすじ
累計25万部突破の問題地図シリーズ最新作!
「スラスラ書けない、時間がかかってしょうがない」
「何を書いていいかわからない」
「支離滅裂だと叱られる」
「長い文章が恐怖でしかない」
「書き直しを何度も命じられて、いつまでも終わらない」
「読みづらいといわれる」
「うまく伝わらない、おもしろがってもらえない」
「Slackのやりとりで嫌われた」
つらい、苦手な書くことにまつわるアレコレ、どうやって変えていけばいいか?
3000人を超える人たちに取材をして記事を書き、40冊以上の著書を出し、80冊以上のブックライティングに携わり、10年間毎月1冊ずつ本を作ってきた著者が、「書くことが好きじゃなくてもうまくいく」文章との向き合い方を教えます。
感想・レビュー・書評
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シンプルな内容で、1〜2時間程で読了できるかと思います。
本書の中で、「文章が凶器になる。余計な感情を文章に載せない。」と書かれていました。
例えば、雑談の中で「えー、そんなの聞いてませんよぉ」と言うのと、文章で「聞いてませんよ」と書くのでは、後者の文章の方が冷たく怒っているように相手に捉えられてしまいます。
文章のミスコミュニケーションを起こさないために、「4つの心得」が紹介されていました。
①余計な感情を文章に載せない。
②ありがとうの言葉から入る。
③相手の顔を思い浮かべながら書く。
④ワンクッション置いて返信をする。
当たり前のことですが、忘れてはいけない大事な視点だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上阪氏の不思議なところは、文章が書けないのは、大事なことは、その前にあるということを、毎回話されていることです。
冒頭にある、二つのこと
①立派な文章を目指す必要はない
②素材に目を向ければすぐに書けてしまう
が伝えたいことだとおもいます。
いい文章をどう書くかではなく、どうやれば、伝えたいことがわかりやすく伝えられるか、という考えで読みすすめられるのがよいとおもいます。
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文章の構成を頭の中で考えるのではなくて、書きたいテーマとその内容をカードのように書き出して矢印でつないでいくというのをやってみたいと思った。そして、読む人の対象を絞り、なるほどそうだったのかと思えるような内容にしていくといいと。
文章を書いてみたいって思った。 -
たとえSNSのような気軽なものでも、その文章が稚拙だと書き手自身のことまで幼く感じてしまうのは私だけでしょうか。
読むことが好きな分?そういうことに敏感な私は、SNSであっても仕事上の文章であっても何度も推敲してしまい、時間がかかって仕方がありません。
(ココに書くレビューも結構時間かけてます。そこまでしてるのに仕上がりはこの程度…)
何かヒントがあればいいなと思い本書を手に取りました。
分かっているよ、と思うことも多々ありましたが、分かっていると出来ているは違いますからね。改めて勉強になりました。
・後で推敲するつもりで粗々で書く
・形容詞は使わず、事実、数字、エピソード(会話・感想)で伝える。
まずは、この二点を意識していこうと思います。
日頃から、すごかった!面白かった!と普段形容詞使いまくりだったなあ・・・反省。 -
あとは実践あるのみ
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「書くのがつらい」と思う人に。
少し気が楽になるアドバイス。 -
特に目新しい内容では無かったので個人的には星一つ。
本当に文を書くのが苦手な人が、文章の書き方を学ぶ最初の一冊として読むのであれば役に立つかも。
ちなみに、この本の文章は読みやすく、その点では説得力がある。 -
いい文章が書きたい!だけではダメなんですね。
納得できないところもあったけど、概ね納得。
まずはここで、「書く」練習を続けていきます。 -
「で、どこから変える?」伝わらない、時間ばかりかかる書き方
https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11722-1 ,
http://uesakatoru.com/